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風水・家相と間取りづくり~うまく家相を採り入れる

こんにちは。

建築コンサルタントのtakumiです。


「家相や風水」って、間取りの診断でよく聞かれることです。

風水は中国の文化ですよね。

家相と風水って似てますけど、家相は風水を参考にして、日本独自で発展したものみたいですね。

私もガッツリではありませんが、多少、風水や家相も気にするというか、採り入れることはあります。

ここが重要で、「多少」です。

なんでって、家相に振り回されて、その通りにしたら、、、

まともに住めないって間取りも、いくつか見てきましたし、

家相や風水を気にせず、とても順調で幸せなご家庭も、もちろんありますから。

なにがなんでも、「北を向いて寝たい!」って、入り口のドア、ありますやんって^^;


ほどほどに、です(^ ^)

ただ、基本の考え方って、とても大切なところがあります。

日当たりとか風通しとか、家の中の「流れ」です。


■ポイントは、「窓」と「収納」


私は風水師でも家相診断士でもないので、プロの建築士として、目に見える安全性や使い勝手、品質を徹底チェックしますが、

実は「気の流れ」は気にしています。

間取り診断の解説の中では、「風通しをよく」というふうに説明しますが、

風がよく通ると、気もよく通ります。

よく、「窓は開けないので窓は少なめで」なんてお客さんもおられますが、それはそれで仕方がないけど、、、もったいないなぁって。

(閉鎖的な家は避けた方が良いですよ〜)

家の中の風通し(気の流れ)がよくないと、なんかうまくいかないことってあります。

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片付かない部屋も、なんだか空気がドヨーンって。

そこで、片付けて窓を開放すると、「スカー」っと空気が通りますよね。

基本中の基本ですが、

朝は朝日がよく入り、
長い時間すごす部屋は日当たりがよく、
窓を開けると風が「スー」っと通って、
きれいに片付いてる。


だと思います。


■朝日が入る

朝は朝日を浴びてスッキリ起きたいですよね。

ひとつは寝室が朝日がのぼる東に向いて窓があること。ただ、家族みんなの寝室を東に向けるのもなかなか無理な話ですから、あとは、キッチンやダイニングに朝日が入るようにすると、朝の時間が気持ち良いものです(^^)

起きて朝日を浴びるのは、体内時計のスイッチを入れて、心身のリズムを正常に調整してくれるので、とても良いことです。


■当たりが良い

日中長く過ごす部屋は、南に面した明るい部屋が良いですよね。

南には庇や軒の出があると、太陽高度の高い真夏のきつい日差しは遮ってくれるので理にかなっています。

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陽の光の入る明るい部屋で過ごすのは、幸せホルモンも分泌されますので前向きになりますよね。

(眠くなることもあるかも。。。)

■風が通る

風がよく通る部屋は、とても気持ちが良いものです。

建築的には24時間換気扇もありますが、機械換気ってなかなかすっきり空気が入れ替わりません。

臭気や湿気って、窓を開けて一気に風を通した方が早いですからね。

天気もありますし、季節的にも真夏や真冬は窓を開けっぱなしにはできませんけど、

「天気の良い日は起きたら窓全開」って、気持ちが良いですよ(^ ^)

■片付いている部屋

片付けに関しては、収納計画も大切です。

片付かない家って、収納計画に問題があることも。

よくあるのは、ウォークインクローゼット。

とりあえず、詰め込めるので、ウォークインクローゼット内はぐちゃぐちゃでも、部屋自体はなんとかすっきりって。

まぁ、それも良いのですが、ウォークインクローゼットって、中に通路がいりますので、通路に物があふれて歩けないって事例もありますよね^^;

ですので、場合によっては、壁面収納の方が家全体スッキリすることもあります。

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風もよく通って、気も通りますよね。

■まとめ

風水や家相以前に、明るくすつまきり、空気が通る「気持ちの良い部屋」っていうのは、やはり「健康的」で、いろんなことが良い方向に向かうのかなって思います。

そういう点では、家相や風水の元になる考え方と、住みやすい健康的な家づくりに欠かせない要素って、共通してるところがあります。


ご紹介した日当たりや風通し、収納のこと以外に、さらに家相や風水に細かくこだわっていく場合は、実際の住みやすさとのバランスが大切になってくるということですね。

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