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【今日の言葉】 心 No.3296



それわが道は人々の心の荒蕪(こうぶ)を開くことを本意とす。

心の荒蕪一人開くる時は地の荒蕪は何万町あるも憂うるに足らざるが故なり。

二宮 尊徳


致知2024年8月号からのご紹介です。

現代語訳すると

『私の道は人の心を開くことが本意である。

一人の人の心の荒れ地が開けた時は、土地の荒れ地が何万町歩あっても憂えるに足りないからである』

という意味になります。

それは尊徳のこちらの言葉からも伺えます。

『あらゆる荒廃は、人間の心の荒蕪から起こる』

だから、心の荒れ地が開墾されれば、周りの状況が変わっていく、好転していくということでしょう。

そのことを「心田を開発する」とも呼ばれていました。

そうした考えを元に、至誠・勤勉・分度・推譲を実践し広めた尊徳は、衰弱疲弊した六百余村を荒廃から救ったのです。

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