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感情を表すことば、どのくらい使ってる?

Takumi

私は仕事柄、ネットでことばを調べることが多い。ことばの意味、文での使い方、類義語、対義語などだ。

調べる割に使用しているボキャが少ないのが悩みだ。中でも感情表現は致命的で、「面白い」「楽しい」「スゴい」「ヤバい」のみでプライベートは過ごしていると言っても過言じゃない。

なぜこんなにも表現に幅がないのか、またどうすれば表現を増やすことができるのか考えてみた。

発言の大部分は背景や理由で、感情ではない

理由として考えれられるのは、発言の大部分が背景や理由であることだ。

例えば、私のスマホが変わっているのを友人が気づいたというシチュエーションがあったとする。その場合、私は次のように返すだろう。

「〇〇が原因で、新しいスマホに買い換えたんだよね。最新機種にしたら〇〇が解消されて良かったわ」

上の文を見てわかる通り、背景と理由でほぼ全て構成されており、感情は「良かったわ(安心感)」に凝縮されている。

この原因は、感情表現が基本的に一語(嬉しい、悲しい、怒ったなど)であることが多いからだと思う。つまり、感情はあくまで、その背景や理由の補足に過ぎないということだ。

補足に過ぎないことから、語彙を最小限にまとめる。その結果、「面白い」「楽しい」「スゴい」「ヤバい」といった応用の幅が利く感情表現のみを使用することにつながった気がする。

感情を表すことばを「使える」ようになるには?

私の頭では以下の3つしか思いつかないが、他に方法があればぜひ教えていただきたい。

  • 他の人が使用していることばを真似る

  • 小説や映画などで見聞きしたことばをメモして、例文を作る

  • 感情を表すことばを調べ、例文を作る

これらは私が新しいことばを「使える」ようにするためによくする方法だ。なぜ「使える」をカッコ書きしたかというと、覚えている語彙と、使える語彙の間には大きな乖離があるからだ。

少し余談になるが、2012年に発表された研究で、約10万人を対象にTwitter上で使用された語彙を測定した結果がある。下図をご覧いただきたい。

P3. https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=83603&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1

この結果からわかるように、理解語彙と使用語彙に大きな差があることに加え、日本人(Twitterユーザ)が文章で使う語彙数は約8千語であることがわかる。
※結果の1つにとどめておく必要があるが、文章で使われる語彙数の参考になるかと思う。

これを加味すると、会話で使用される語彙はさらに少なくなることが推測される。「使える」ことの難しさを個人的に再確認できたので、この研究を今後のモチベーションにしていこうと思う。

終わりに

今回は、私が感情を表すことばを使っていない原因とその解決法について考えてみた。

Twitterで使用されている語彙数の研究結果をみながら、私は絶望したのだけれど、文章で使う8千語に比べれば、感情表現の数は微々たるものだから、少しずつ勉強していこうと思う。

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Takumi
調査会社で働く20代。 日々感じたことを言語化しています。