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hey / STORESに入社して1年が経った

4/1でSTORESに入社して1年が経ちました。1年前のこの日、鼻息荒く気持ちを書いていたのですが、1年経って鼻息も落ち着いてきたので、今の気持ちを書いてみます。

1年前の決意

1年前に3つのことを決意していました。

1. 「妥協すること」をやらない
2. 「他人と比較すること」をやらない
3. 「仕事だけに集中する」をやらない

1. 「妥協すること」をやらない

妥協はしなかったというか、考えもしなかったなぁ、という感じです。それくらい本気でした。

僕がPMをしているSTORESでは、何万ものユーザーがストアを開設していただいており、業種から規模まで様々です。
その課題は多岐にわたり、良かれと思った施策が、実はあるユーザーには裏目に出てしまうこともありました。
PMはこの意思決定の責任者であるので、全体最適を考えずにシュッとやろうとすると、容易に判断を誤ります。

この1年、いろんな意思決定の機会がありましたが、良かったものもあれば悪かったものもあります。良くない意思決定は、決して妥協したからではなく、自分の能力不足で招いた結果でした。そういう意味で妥協はしなかったけれど、もっと良い成果を残すことはできた、というふうに思います。

2. 「他人と比較すること」をやらない

これは入社半年の間に、ガッツリやってしまいました。
他の同僚が優れている部分と自分の劣っている部分を比較しては、ずっと落ち込んでいたし、なぜこんなに自分は強みがないんだろう、と。

今思えばPM1年目で、初めての仕事内容でうまくいくはずがないのに、結果を急ぎ過ぎていたのだと思います。(そして今はコーチングのおかげもあって、持ち直すことができました)

結局、ユーザーは僕らの顔は見えてなくて、ユーザーの課題をなんとかできたかどうか、が一番大事なんですよね。
その中でPMという職業は、プロダクトにまつわる課題解決のプロであり、課題を解決できなかったら介在価値がありません。

究極的には、プロダクトのセンスも分析も、開発も分からなくたって良いとも思っています。たまたま課題を解決するにはこれらの能力が適切なだけであって、PMの必須条件ではないと思っています。

PMに必要なのは、課題を解決するのだという強い信念であり、他人と比較するのはどうでもよかったのです。この1年身を持ってこのことがわかってからは、自分の劣等感なんてとても小さく見えてしまいました。

今はとても集中できています。
一心不乱に、ひとつでも多くの課題を解決していきたいです。

3. 「仕事だけに集中する」をやらない

平日は早朝から17:00まで仕事にフルコミット、土日はPC触らず家族と過ごす、という生活はすっかり日常になりました。

昨年10月に静岡に移住したこともあり、明確にオンオフの区切りをつけることができています。平日は働いて、土日はどこかドライブに行ったり、地元の新鮮な野菜や魚を食べたり、子どもと遊んだり。

こんな感じで30代の自分の時間は、STORESと家族にすべて使っています。
今では全てがこの2つに帰着するし、この2つが今の自分の全てです。
僕には幸い趣味がないので、この2つで十分だし、既にやりがいがあります。

仕事でも成果を出しながら、家族も大事にして、となると僕の少ないキャパではもう満杯なので、ここはPMらしく優先度つけて人生に取り組みます。

4月からは奥さんも復帰し、息子も保育園デビューです。
環境が変わりますが、大事な優先度は違えないよう、がんばっていきたいです。

これからの1年

STORESに入社してからというもの、良いことのほうが圧倒的に多くありました。それは優秀で頼れる同僚と、ミッションに集中させてくれる環境があってこそだと思います。

今年はすでにコロナの影響もあり、多くの変化がありそうです。
来年また振り返るときにはどんなことを思っているか、とても楽しみです。

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