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【英会話】あなたが英語を聞き取れないたった2つの理由【リスニング】

こんにちは、Takumacchoです。

英語って聞き取るの難しいですよね。

ぼくも、アメリカに来て最初は「どうしてネイティブはあんなに早くしゃべるのか」と思っていました。

ネイティブの会話スピードは、センター試験のリスニングが赤ちゃんに見えるほど早いので、どうしても日本人からすれば聞き取ることが難しいです。

前回の「英会話をできるようになった瞬間」記事で、

「どうやって英語を聞き取れるようになったか、話せるようになったかのプロセスを書いてほしい」とのお声をいただいたので、

ぼくが英語を聞き取れるようになった時のことをロジカルに分析し、2つの聞き取れない理由をまとめてみました。

1.単語の発音を知らない

よく、英会話を習得するために、単語帳を出して、がんばって英単語を覚えようとしている人がいます。

これはあまり効率がよくありません。

どのような言語でも、日常会話に必要な単語数は2000語と言われており、日本の中学英語で学ぶ単語は1500語、高校になると3000語は学びます。

つまり、日本で高校を卒業した人は、基本的に英会話中の単語を知っているはずなんです。

もちろん、高校で英語を勉強しても、大人になっているころには、何も勉強をしていなければ忘れるでしょう。

しかし、超基本的な(もはや常識的な)英単語でも聞き取れない場合があります。

例えば、Can I have water?(水をくれない?)と聞かれた時、Waterという単語は知っていても、実際に聞くと、「ウォーター」という発音では言っていないので、聞き取れません。

カタカナに直すと、「ワラ」という風に聞こえるからです。

もしも、単語帳でWaterを「ウォーター」と覚えてしまうと、英会話では何も役に立ちません。

外国人に「ウォーター」といっても通じませんし、相手の言葉を聞き取ることもできないんです。

ですので、単語を覚えるときは、きちんとした発音と一緒に覚えないといけない理由がここにあります。

日本の英語教育の欠点の1つですね。英語の先生もそこまで発音に力を入れている方は多くないので、単語テストなどで、とりあえず意味とつづりを覚えさせる。

正しい発音ができないと、聞き取ることも、話すこともできないのに…

ぼくはそのせいで、アメリカに来て、単語は知っているのに、発音を一つ一つ覚え直さないといけなくなりました。

英単語の発音を理解していくと、どんどんリスニング力が上がりました。

2.単語と単語のくっつきの発音を知らない

では、「単語の発音をマスターした後、すぐに聞き取れるようになるか」というとそうではありません。

もう1つ段階があります。

英語は日本語と違って、単語一つ一つをはっきりと言わないので、隣り合う単語が合わさって発音されることがあります。

例えば、Can I have water?

この「Can I」の部分は「キャン」と「アイ」が重なって「キャナイ」となります。

もう一つの例文で言うと、I got you. (わかった。)という時は、

「アイ ガッチャ」という風に聞こえます。

だから、アメリカ人も省略して、I gotcha. と表記することもあります。

というように、それぞれの単語を知っていて、文章で見るとくっつきの変化の予想はできますが、実際に会話をしていると、全く新しい単語のように聞こえるときもあります。

ですので、これもいろいろな英文を聞いて、一つ一つどのような発音に変化するかを学んでいくしかありません。

勉強法

では、どのような勉強法がリスニングにいいのでしょうか?

ぼくは、アメリカでいろいろな人と話して、英語を聞く量を増やしてリスニング力を習得したので、やはり実際に人と話して、聞くことが大切だと思います。

しかし、人によってベストな勉強法は違うので、自分にあった勉強法であれば、発音を勉強する限り、リスニング力は上達します。

ここでは、やってはいけないリスニング勉強法を書きます。

「スピードラーニング」や「聞くだけで英語がうまくなる系」はやめましょう。聞くだけで英語が話せるようになんてなりません。シャドーイングをするのならまだしも、本当に「聞くだけ」では英会話力は上がりません。

シャドーイングは、英語の発音を聞いて、その単語が自分で理解できるのかどうかを試せるので、いい勉強法だと思います。1つ1つの単語の発音や、くっつきの発音を習得できるので。

まとめ

英語を聞き取れない2つの理由は納得いただけたでしょうか。ぼくはこの2つのことを習得することでリスニングが飛躍的に向上しました。

聞き取れるようになったら、相手が何を言っているかわかるようになるので、それをマネして、スピーキングも向上します。

何か他にも意見や、気になることがあれば、コメントをよろしくお願いします。

関連記事として、ぼくが「英語を聞き取れるようになった瞬間」の記事も記載しておきます。

それでは、また!

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