【売上アップも可能⁉】チームでTwitter運用する際のポイントを徹底解説!

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僕は最近Twitterの発信を頑張っています。おかげさまで順調に発信ができていて、自分のマーケティングスキルがレベルアップしています。

そんな中、チームでTwitterをやっている会社が目に付くようになったのです。チームTwitter運用には色々なメリットがあり、経営にも大きく役立つようです。

一方で、実はあまり成功していないのではないか?というケースも見えてきました。せっかく頑張っているのにもったいない……。

そこで今回は、僕が色々な会社のチームTwitter運用を見て気が付いたことをシェアします! チームでTwitter運用を考えている方は参考にしてみてください。

そもそも「チームTwitter運用」とは?

ところで「チームでTwitter運用をする」とは、具体的にはどんなことを指すのでしょうか? これは後述するチーム運用レベルにも関係するのですが、次のポイントを満たしていると「チームでTwitter運用をしている」と言えそうです。

・何らかの経営課題解決のためにTwitterで発信している

・2人以上の複数名がある程度共通の認識のもとでTwitter発信をしている

・なんらかの「そのチームだ」と分かる目印がある(こともある)

ポイントはやはり、目的なしでバラバラに発信しているのだとチームでのTwitter運用とまでは言えないことです。緩くてもいいので共通認識を持って発信している人たちはチームでTwitter運用できているといえるでしょう。

チームTwitter運用の目的とメリットについてご説明

では、チームTwitter運用における目的とは何があるのでしょうか?これも箇条書きにしてみました。

・知名度アップ

・ブランディング

・リード獲得

・採用での活用(ブランディング・応募者増加)

スタートアップや中小企業でそもそも知名度がない場合など、無料でPRできるTwitterはいいですよね。

また、多少なりとも知名度がある企業は積極的なブランディングのために活用することもできるでしょう。

さらにTwitter運用を通じて直接問い合わせを得ることも出来るので、リードジェネレーションも可能です。

採用のためにTwitter運用を行えば、応募者へのブランディングや応募者数増加が期待できます。

そして、社長が一人だけでやるよりもより大きな成果を出しうるのが、チームTwitter運用のメリットといえるでしょう。一人だけでやるよりも、複数人でやるほうが効果が出やすいですよね。

こうしてみると、チームでのTwitter運用には非常に大きなメリットがあるといえそうです!

「チームTwitter運用レベル」について徹底解説!

さて、そんなチームTwitter運用ですが調べてみるとある程度「レベル感」があるとわかりました。

どういうことかというと、チームTwitter運用の進み具合とその成果にはどうも段階があると思ったのです。もちろん、レベルが上になるほど上手にPR出来ており、目的も順調に達成しているのではないかと思います。

そんなチームTwitter運用レベルは、次の通りです。

0.ちゃんと複数人のTwitterで発信している人がいる。

0番目を出してみました(笑)ただ、これは結構重要だと思います。なぜかというと、細かいテクニックの前にそもそも発信できる人がいないと台無しだからです。

1.「チーム」としての統一感を意識している

レベル1はチームでやっているんだなというのがわかる段階です。例えば「~~@株式会社●●」とか、「株式会社●●で営業をやっています」とか、ちゃんとそのチームであることを名乗っている人たちのことです。

恐らく始まったばかりで手探り状態ですが、前向きさが感じられます。発信する期間が伸びるにつれて、少しずつ目的としていた成果が得られる可能性も出てくるのではないでしょうか?

2.積極的に「会社関連」の発信をしている

レベル2は一人一人が積極的にTwitter運用に取り組みだした段階です。「チーム」感はまだ弱いのですが、個人のフォロワーが増えるにしたがって結果的に会社の知名度も上がっていくことが期待できます。

実をいうと、Twitter運用をしっかりしてそうな会社は特定の一人がインフルエンサーであるだけで、実態としてはレベル2にとどまるところもあります。

後述しますが、もしインフルエンサー社員がいる場合は、その人を広告等にしてしまうほうがシンプルに効果が期待できる可能性があります。

3.社員同士でリプライやリツイートなど支援している

このあたりから組織的な運用となってきます。Twitterでは、早期にいいねが付いたり、リプライが多かったりする投稿がタイムラインに表示されやすい傾向があるとのこと。そのため、チームとして相互に支援しあうことで効果的にインプレッションを稼ぎ認知アップが可能となります。結果、効果的に知名度アップなどができるのです。ブランディングやリード獲得も短期間に実現できる可能性があります。

また、これは個人的に重要だと思うのですが、レベル3から少しずつ「その会社のカラーが」が少しずつ見えてきます。

なので、チームTwitter運用ではまずはレベル3を目指したいところです。

4.会社のプロモーションに連動してどんどんPRしている

3のバージョンアップ版です。イベントや展示会に合わせて活発に社員の皆さんが投稿している企業があります。このような企業は社内でルールなども決め、投稿の方針なども共有している可能性が高いです。

単純に何度も見ていたら記憶に残りやすいので一定の効果があります。また、Aさんの投稿で引っかからなかった人がBさんの投稿で引っかかるというケースも期待できます。

チームTwitter運用をするならば最終的にはこのレベルでやっていきたいですね。

チームTwitter運用の成功事例をご紹介!

このようなレベル感で分けてみたときに、僕が色々見てみて上手いなぁと思うのは「白潟総合研究所株式会社」です。

白潟総研

代表白潟様のTwitterアカウントです。

Twitterをやっている社員の方が多く、かつ業務に関係のある内容とプライベートのバランスも良い。リツイートやリプライなども積極的にしている。そして、自社イベントの際はみんなPRに協力して投稿などしている。少なくともレベル3の運用はできていると思うし、レベル4の運用にも手が届くのかなぁと思いました。

もちろん他にもチームTwitter運用に優れている会社はあると思いますが、個人的にはとてもいいなと思っています!

気を付けないと逆効果⁉チームTwitter運用の失敗事例

逆に失敗事例についても見ていきたいと思います。せっかくチームTwitter運用をするのであれば、ぜひ成功したいですよね。ただ、注意しないと逆効果になることも……。

チームTwitter運用で失敗しているのは極論すると一つだけだと見ています。「そもそもTwitterを積極的にする人がいない」というのが大きな理由です。

意外とこういうケースが見受けられます。アカウント名に社名は入れているけど、幽霊アカウントが多いというイメージですね。そこまでではなくても、投稿数が少なくてせっかくチームTwitter運用をしているメリットがないケースはよくあります。

その中でも残念なケースとしては、最初は勢いよく始めたけれども成果が感じられないのか尻切れトンボになったケースです。最初の勢いがよかった分、逆効果になっている可能性があります。

この場合、いっそ活発ではないアカウントはプライベート用に戻してもらうほうが良いのではないでしょうか。

そして、今回見つけた珍しい失敗例があります。それは、『「会社の雰囲気」がわからない』というものです。

具体的に言うと、とある会社は社員全員レベルでTwitter運用をやっています。プロフィールもまとまりがある方がほとんどで、皆さん定期的に投稿をしています。リツイートなども定期的にしており、会社のイベントの際は積極的に告知したりもしています。

ただ、「会社の雰囲気」が見えてこないんですよね。リプライでの絡みや、同僚とこういう話をしたなど、会社の空気感が見えてこないのです。こうなると、「あぁ、上司から言われて嫌々やってるのかな……」などと邪推したくなってきます。

このような状態だと、熱心に投稿をしている分ブランド毀損になってしまうのではないかと勝手に心配しております。

なお、今回調べたチームTwitter運用している企業は意外と炎上はしていないようです。恐らく皆さんがSNS発信をする中で自然とリスクヘッジの感覚をつかんでいるからではないでしょうか? ひょっとしたらソーシャルポリシーの研修などもやっているかもしれませんね。

チームTwitter運用に成功する⁉3つの運用方針とは

さて、チームTwitter運用について書いてきましたが、重要なのは自社でどのように活用するかですよね。

実際のチームTwitter運用のやり方を見ていていくつかパターンがあるとわかったので、それをシェアします。

1.逆転の発想!一人に任せてしまう!

実際のところ、特定の社員に任せてしまうのも十分にアリだと思います。

というのもTwitterは適性や好みがあります。誰もが毎日何投稿も出来るというわけではないのです。あんまりTwitterが好きでない人に仕事だからと無理やりやらせると、失敗例のような残念なケースにつながってしまいます。

それであれば、Twitterは社長が個人でやるとか、社内のSNS好きな人をTwitter広報部長に任命して発信してもらうほうが実はコスパが良いのではないでしょうか。

2.何名かのインフルエンサーを揃える

これは、「数名の本気の人がTwitterを頑張ってインフルエンサーになる」という戦略です。ここでいうインフルエンサーはフォロワー2000名以上を指しています。

実際にブランディングに成功しているだろうなと思われる企業を見ていたのですが、実は全員がフォロワーが多いという企業はほぼありませんでした。特定の一人が突出しているか、何人か有名な人がいて印象付けられたかという2パターンに分けられます。

フォロワー2000名は自分の体感値では、まじめにコツコツやっていれば十分に到達可能です。

なので、社長・マーケティング担当+αでTwitterを頑張るほうが、実は全社的にやるよりもコスパが良い可能性があります。

3.組織的に丁寧にやりきる

最後がこちらです。先ほどのレベルでいう3~4を目指してきちんとチームTwitter運用をしていくのです。細かい運用規定作りまで行う必要があるので手間はかかりますが、一番強力なブランディングができます。ぜひ、Twitterで目立っている企業を参考にしてトライしてみてほしいです。

チームTwitter運用にチャレンジしてみよう!

今回はチームTwitter運用についてまとめてみました。一言でチームといってもレベル感には違いがありますし、意外と一人のインフルエンサーに依存しているケースも多かったのが印象的です。もしチームTwitter運用を考えている方は、ぜひ一度自社の状況を確認して計画的にトライしていただきたいです。

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