ツールから見た、仏教って何？という話

仏教って何？ という時、その使う言葉に注目したらええと思うねん。

例えば、「一切は〇〇です」という時、一切の言い換えとして、五蘊とか、十八界を使ったりする。
「色即是空」とかって 五蘊（色受想行識）の色やし これを順番に空ですと言って 一切は空ですを言い換えてるわけやん？

仏教で物事を分析するツール、として五蘊を使うわけで。

それが色受想行識って事は
外界の物質の情報が、心まで行ったり来たりする過程

これが、一切ってことやん？

例えば、法律家に一切ってなに？
って聞いたらどう定義する？

物理学者に一切を聞いたら？

それぞれの目的、思考にあった答えなる

仏教の場合、はその専門性、何をするものか？
に適切な分析法が
認識対象ー感覚器官ー心

なわけです。

これが、仏教の扱うもの。

これを、前提に考えると、縁起・因果とかの考え方が実践的になってくる

仏教の場合、はその専門性、何をするものか？
に適切な分析法が
認識対象ー感覚器官ー心

なわけです。

これが、仏教の扱うもの。

これを、前提に考えると、縁起・因果とかの考え方が実践的になってくる

五蘊とかって、観の瞑想とかで、具体的に観察する内容なんや！

私が苦手な対人関係で、悩んでるとする

それは、その相手の情報が視覚を通して、心に入ってくる中で、何らかの動きが心にある、ってことやん

つまり因果（原因と結果）を観察するんや

それが、仏教が具体的にやってること

もちろん、仏教は心理学ではない
というのは、目的が異なるから

とはいえ、心を観察して、煩悩・苦を除くことと
カウンセリング等で、トラウマを解消すること

結果的に同じことが起こってる、事はおおいんじゃないの？
とは思います

認識対象ー感覚器官ー心
このツールで、自分の心の苦を解消していく事を、仏教はやっている

と、思うと、仏教の理論はものすごく実践的だし、面白くなってくる

ということで、一緒に倶舎論読もうよ！

でも、もう一つ言いたいのは、
仏教（あえて仏道と言いたいけど）って、ほとんど身体的な事なんや

朝起きて、勤行する、掃除する、人の幸せ祈る
瞑想する、嘘つかない、暴力ふるわない

思考で思考をどうにかする限界を仏教はわかってる
だから、生き方、習慣を変えんと、人間変わらへん

身体、習慣、環境を変えていって、
自分が変わっていく

だから、修行ってものがあるわけやん

単に根性とか、鍛えるではないで？

阿頼耶識（深層意識）に普段の生活から良い種をまいてるわけ
それが大切なんや

仏教だけちゃうやん？
環境、習慣、教育大事って、当たり前の話なるけど

抜苦与楽（苦しみを抜いて、楽になる）

人間、猿から進化して、頭でっかちなって、しんどいねん。
構造的に、悩む性質に、なってしまってんねん

それを、どうにかしてくれる、理論と実践法が仏教やで
ところが、近代化でそれを忘れて捨ててしまったんや

大切な方法を忘れたんや

そら、仏教やなくても現代的に

人が悩む原因を分析
わかりやすい解消法をまとめ

学校教育でもしたげたら、同じこととは思うけど
それって、車輪を再発明してるようなもんやん？

現状、すでに使われてた方法を、検証して
現代的に活かしていったら、すぐできると思うねんけど

仏教は、その体系全体で、人の心身を観ている訳なので

つまみ食い的にメソッドとしてやってもうまくいかへんねん

まずは構造を知る必要があるから
倶舎論を読む必要が出てくる

人を苦しみから解放する方法の全体がある
と思ったら、読みたくなるやん!

ということで、ご一緒に『倶舎論』を学びましょう！

https://www.facebook.com/groups/239128477232736/

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【般若心経入門・オンライン】知識ゼロからでも、よくわかる『般若心経』

『般若心経』ほど、宗派を超えて読まれる経典はありません
短いし、手軽。でもその内容の深さをご存知ですか？

真言宗僧侶が、どなたにでもわかりやすく！
般若心経の魅力をお伝えします。

2020年7月18日(土) 9:30〜12:00
ZOOMを使用します
参加費2,500円
https://www.reservestock.jp/events/454791

【金曜五時半瞑想会】
朝五時半からオンラインで瞑想（月輪観）をしています。
Facebookメッセンジャーグループですから、自宅からどうぞ。
メッセンジャーで、参加希望とお伝えください

参加費無料
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【仏教カフェ】
とにかく、仲間と仏教について語りたい！
そんな方が集まる会です
京都下鴨・月光堂にて開催

次回は7月17日（金）
19:00~21:00
参加費500円（茶菓付き）
https://www.facebook.com/events/564171237801228/

【倶舎論偈・唯識三十頌を暗唱する会】
世親『阿毘達磨倶舎論』を読んでいます。
インド、チベット、中国、日本まで、みな学んできた仏教の基礎中の基礎学

かつての高僧もみな、ここから勉強しました
資格不問、必要なのは情熱と根気だけ

どうぞ、奮ってご参加ください！
Facebook上で読んでますので、特に時間の拘束もありません。

参加費無料
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加藤拓雅

京都の楽器店「月光堂」の３代目。

幼少期より思索と読書を好み、学生時代の蔵書五千冊。
特に神話、宗教、歴史書を愛し、龍谷大学で仏教学を専攻。
修士課程を終了後、老舗和菓子屋に就職。

２９歳の時、弟が急死。
人生を見直すため、真言宗で修行。
僧侶として９年間勤める。

退山後、「日常生活に活かす仏教」をモットーに、「だるま文庫」の活動をはじめる。
京都の町家ちおん舎で「続かない人のための瞑想会」を毎月開催。

京都と東京で「瞑想・仏道講座」を開催。

同じ想いの横田氏と出会い、「エア寺院」の活動をはじめる。

それは、楽しく、わかりやすく。
しかも「誰でも、自分の心に気づいて変わっていく瞑想会」。

「実際に役立つ」を大切にしており、
仏教の実践体系、六波羅蜜の体験を行っている。

楽器店では、音と瞑想、六波羅蜜を活かした経営を実践。
リュートなど古楽器、クラシックギター、アコースティックな楽器を中心に、
地域の音楽活動の拠点となる場作りを行っている。

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「私が考えていること」

私はこういう夢を持っています。

瞑想・仏道を"実践"する人が普通になったら、もっと住みやすい社会になるだろう。

瞑想を活かす人が増えたら、
もっと仕事や家庭を良くする革新的なアイデアが出てくるだろう。

感性が豊かになるから、見た目にもお洒落で素敵な町になるだろう。
気の利いたレストランや、楽しい音楽や、美しい小説が増えるだろう。

自利利他
自分と社会の調和ができる人が増えて、暮らしやすい社会になるだろう。
良いリーダーも多く出るだろう。

かつて、日本の歴史上、様々な芸術・文化、そして美的な生活をを生み出したように、
様々な政治家や哲学者を生み出したように。

そして、そのためには、大それた社会革命を起こそうという必要も無い。
難しい理論を覚える必要もない。

例えば、
朝に掃除をして、お経を唱え、静かに座る。
今日は嘘をつかないでおこう、悪口を言わずにおこう、と心がける。
日々の仕事が社会を良くする事につながっている、菩薩行と感じて行う。

それだけで、社会が変わる。

そのために、瞑想・仏道を実践する仲間との場作りが大切だと思います。

同じ思いの方と集まれるととても嬉しいです！

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