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光楽亭はかつて、環七沿いの大森あたりにあったんだ

昔話をしよう。
でもそんな昔じゃない。平成のお話。

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ラーメン320円って昭和40年代?
いえいえ、平成のお話です。

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環七沿いに、光楽亭というお店がありました。
ご主人が先立たれ、それからずっと女将のワンオペ営業。二人でお店に入り、ワンオペだからメニューをそろえよう、とタンメンを2つ注文したら1人前ずつ調理していた。なんだ、それなら別々の注文でもおんなじだったなあ。と。

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小柄な女将はフットワーク抜群、時にはマイケル・ジャクソンばりのムーンウォークで広いとは言えない厨房を縦横無尽に動き回り調理していた。

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丼山盛りの野菜が乗ったタンメンは湯気もごちそう。

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下皿が何故か洋食器。

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ラーメンなんかこれで320円。魚介と鶏ガラスープのオーソドックスな醤油味。これが丁寧にきちんとおいしいんだ。濃い味付けで柔らかく煮込まれたチャーシューも最高だった。

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ギョーザ(お品書きの表記まんま)ももちろんおいしい。
食べログのレビューが2019年に止まっているので。2020年には店を閉めたんだと思う。
今は、もうない。

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