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noteにPMとして入社して1年、これまでの仕事と変化を振り返る。

昨年11月にnoteに入社して、はやくも1年が経ちました。
リモートワークで家にこもっているせいもあってか、あっという間の1年…いや、1年ではなく3年くらい在籍しているような体感です。

1ヶ月、3ヶ月、半年のタイミングで振り返りをしてきたので、1年の節目であるいま、これまでの仕事の振り返りと、組織や視座の変化について書いてみようと思います。

入社前に考えていたことの答え合わせ

ちょうど1年前の今日書いた記事に、「noteは以下3点で圧倒的に魅力的」と書いていました。

  • 社員のみなさんの会社愛・プロダクト愛が強い

  • ミッションドリブン・カルチャードリブンである

  • 超がつくほどオープンな社風である

入社前に散々社員のnoteを読んでいたこともあり、「疑う余地もない」と思って入社しましたが、1年経ったいまでも印象は全く変わりません。

強いて言うならば、社員やチームが増えたことで、「オープンではあるものの、以前より全体感が見えづらい」など、規模が大きくなったからこそ直面する課題は増えてきていて、それを組織として受け止めて、変えていこうとしているのがいまのフェーズだと思っています。

入社時はプロジェクトマネージャーだった

僕が入社したのは、プロジェクトマネージャーチームが発足して半年ほどが経過した頃。

CEO加藤さんやCXO深津さんが旗を振ることでプロダクト開発やカイゼンを回していたところから、「より複雑で、長い期間の掛かる機能開発を行うために」ということで専任プロジェクトマネージャーを採用しはじめた頃に、縁あって入社しました。

当時の役割はプロジェクトマネージャー(以下PjM)。
これまでの受託開発での経験を活かして、関係者の多い中長期プロジェクトでの意思決定・推進などをメインに、足元に転がっているボールを拾ったり、社内のプロジェクトを俯瞰できるようにしていました。

入社してはじめて担当したプロジェクトが比較的大規模でリリースまでに半年ほど期間を要しましたが、チームのみんなのプロフェッショナル感あふれる対応に日々支えられながらリリースまで漕ぎ着けることができています。

その時の話は、半年のふりかえりnoteに書いています。

プロダクトマネージャーへの挑戦

今年の6月頃、プロジェクト制から、テーマごとにチームをわけて小さめかつ効果が見込める施策を高速で開発するための体制になり、複数あるうちの1つのチームのプロダクトマネジメントを担当することになりました。

以前から「自分たちが作ったものが、使われて・ユーザーに喜んでもらえるところまでプロダクトに関わりたい」という思いがあり、プロダクトマネージャー(以下PdM)にジョブチェンジする未来を見据えていたので、念願叶って?のチャレンジをすることができています。

現在のnoteの開発体制や、現体制に至った経緯などについては、PdMリーダー石坂さんの記事に詳しく書いてあるので以下の記事も併せてどうぞ。

余談ですが、いま出ている求人は「PdM経験者である」ことが求められているので、応募するのが1年遅かったら採用されていなかったかも。と思っています。去年のタイミングで入社できてよかったです。マジで。

PdM歴5ヶ月、PjM時代と変わったこと

一番変わったのは「視点」かなと思います。

PjMのときも、受託開発をやっていたときも、常に「プロダクトをより良くするためには?」という視点でサービスに向き合い、改善の提案をし、時には自分で手を動かしていました。

ただ、いざPdMになってみると見える世界が全然違いました。
自分たちの日々の活動が即座にプロダクトに反映されて、ユーザーからの反応が得られて…という状態になり、ユーザーやプロダクトのことを考える時間が増え、グッとプロダクトや市場への解像度が上がり、視野が拡がった感覚があります。

施策の打率はさておき、「数ならいくらでも打てる」と言っても言い過ぎでないくらい、noteを触っていても他社サービスを触っていてもアイディアが湧き出てくるようになりました。

『受託→自社プロダクトのPMになって変わったこと』『PjM→PdMに転身して活きたスキルと捨てたスキル』という下書きに溜まっているので、いつになるかわからないですが、詳しくはそちらに書こうと思います。

1年での会社の変化

まず人数がめちゃくちゃ増えました。

入社当時はギリギリ全員の顔と名前覚えられる…くらいでしたが、いまや顔と名前が一致しない人も多々…という規模になってきました。(人の顔と名前を覚えるのは得意な方です)

会社の状況にあわせて体制が変わったり、新しいチームや新しい取り組みもどんどん生まれています。

去年に比べると整ってきていることも増えたけれど、まだまだ拡大期の空気は存分に存在するので、いまの規模だから・いまのフェーズだからできることを頑張りたいです。

次の1年、どう過ごす?

1年後から逆算して…といきたいところですが、1年後自分や会社がどうなっているかが全く見えないので、何とも言えないというのが正直な答えです。

PdMとしては、noteの街における世界観や体験を守りつつ、より素早く・より大きな価値を提供すべく、る施策をたくさん考えて、実行して…を繰り返したいと思います。

noteというプロダクト、会社、代表の加藤さんやCXO深津さんの考えに共感して入社しているので、ハマるポジション・やりたいと思うことがあれば、職種にこだわらなくてもいいかなと考えているので、1年後は何をしているか全くわからない。(いまはPdMをやっているし、おそらくPM的な仕事に適正があるのではと思っているけれど)

会社の規模やフェーズを問わず、長期的に世界に価値を届け続けるのに必要な要素の1つは、「状況に合わせて素早く変化を起こせること」だと思っているので、役割にこだわらず、次の1年も変化の波を乗りこなしながら、楽しんで過ごせればと思います。

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