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【NoCode】Bubbleのチュートリアルを初心者向けに解説! ⑥ 条件を定義してアプリの機能を改善する

皆様こんにちは、taku(@takuNoCode1)です!
平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

今回は、NoCodeツールBubbleのチュートリアル Lesson 6 を初心者向けに解説していきます!

    この記事で学ぶこと
・Element に対して条件を定義する方法
・Workflow に対して条件を定義する方法
・Alert の表示方法

チュートリアルの概要につきましては、次の記事で解説しましたので、まずはこちらをご覧ください。

1. 実装するサンプル

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「テキストにマウスのカーソルが重なったら」「入力フォームが空白ではない状態で、ボタンがクリックされたら」などの条件を定義することによって、処理を場合分けする方法を学びます。

今回学習する、「条件の定義」は、Webアプリ開発において非常に重要なので、気合を入れて頑張っていきましょう!

2. Element に対して条件を定義

「Text」を配置し、「Hover me!(マウスカーソルを合わせてください!)」に変更し、文字サイズを「24」に設定します。

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プロパティの「Conditional(条件文)」タブを選択し、「Define another condition(別の条件を定義する)」をクリックします。

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When」をクリックし、「This Text is hovered」となるように順に選択していきます。

これにより、「このテキストがホバーされる(マウスのカーソルが重なる)とき」という「条件」を追加することができました。

次に、「条件」が満たされた場合の処理を定義していきます。

Select a property to change when true」をクリックします。
「条件が真の場合に変更するプロパティを選択する」という意味です。

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「Font color」を選択し、自分が好きな色に設定します。

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これにより、「テキストがホバーされる」という「条件」を満たした場合のみ、「Font color」を「設定した色に変更する」という処理が実行されるようになりました。

3. Workflow に対して条件を定義

「Input」を配置します。「Input Test」という名前が設定されていることを確認しておきます。

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「Button」を配置し、「Click me!(クリックしてください!)」に変更します。「Button Click」という名前が設定されていることを確認しておきます。

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Alert (アラート)」を配置し、「Not empty(空白ではない)」に変更します。「Style」を選択することで、「Alert」のデザインを変更することができます。

Alert Not Empty」という名前が設定されていることを確認しておきます。

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今の状態では、この「Alert Not Empty」は表示されないので、「Workflow」に「条件」を定義することで、表示・非表示の場合分けを行います。

「Button Click」をダブルクリックしてプロパティを開き、「Start/Edit workflow」をクリックします。

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「Click here to add an action」をクリックし、「Element Actions」から「Show message」を選択します。

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「Element」に先程作成した「Alert Not Empty」を選択します。

これにより、「Button Click」をクリックすると、「Alert Not Empty」が表示されるようになりました。

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「Button Click がクリックされるとき」というイベントに対して「条件」を定義していきます。

Button Click is clicked」をクリックします。

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Only when」に「Input Test's value is not empty」となるように順に選択します。

これにより、「Input Test が空白ではない時だけ」という「条件」が定義され、これを満たす場合のみ、「Alert Not Empty」を表示することができるようになりました。

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ここまでの「Workflow」の作成により、以下の2つのパターンに場合分けすることが可能になりました。

パターン 1
①「Button Click」がクリックされる
②「Input Test」が空白ではない場合
③「Alert Not Empty」を表示する
パターン 2
①「Button Click」がクリックされる
②「Input Test」が空白である場合
③「Alert Not Empty」を表示しない

以上で、今回の実装は完了です。「Preview」ボタンをクリックし、テストを行ってください。

4. まとめ

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最後に、今回のチュートリアルの流れをまとめます。

①「Text」を配置し、「Conditional」タブで条件の定義を行う
②「Input」「Button」「Alert」を配置する
③「Button」に対し、「Workflow」 を作成する
④「Element Actions」の「Show message」を追加する
⑤「Button」のクリックイベントに対し、条件の定義を行う

今回のチュートリアルで、「条件の定義」について学習したことによって、より本格的なWebアプリの開発が可能になるはずです。

引き続きBubbleの理解を深めていきましょう!
次のチュートリアルはこちらです!



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