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初めての涙を覚えてる

リモートワーカーの父親が綴る育児日記。実用的なことや辛いことは置いといて、思い出として覚えておきたい事を残していきます。

子供が産まれて初めて知った事のひとつに、産まれたばかりの赤ちゃんはまだ涙を流さないというものがありました。

理由は涙腺が未発達で流れるほど涙を作れないからだそうです。

そのせいか赤ちゃんが泣いてるのを見た時の印象は、
”泣いてる”というよりは”鳴いてる”に近いものでした。

思ったより動物っぽい。いや、我々も立派な動物ですけども。

そして生後3ヶ月ほど経ったある日、寝かしつけをしていたら娘の目元にうっすらと光る水滴を見つけました。

初めての涙。

金曜日の朝、出勤前に寝かしつけをしていた時のことです。
(働き始める直前まで子供の面倒を見られるのもリモートワークの良いところです)

腕の中で泣き続けている娘には悪いけれど寝かしつけは中断。
妻を呼んでふたりで子供の成長を喜び合いました。

この瞬間に立ち会えたのは、なんだか目には見えない感情の成長をも目撃したようで、少し嬉しい気持ちになった事を覚えています。

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