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【中央線登山】日帰りで無理なく登れるとっておきの山リスト

中央線沿線の日帰り無理なく登れるとっておきの山リストを作ってみたので紹介する。


一覧

公共の交通機関で行けるリスト

理想はアルプス縦走だけどいろいろ理由あって日帰りしなきゃならない、でも山に行きたいってときのリストを作ってみた。
前提としては、朝イチの電車に乗って夜ご飯までには帰ってこれること。
セレクト基準は、アクセスに時間がかからないことと、見どころが多いこと、そこそこ登りがいのある山を選んでます。
コースタイムは標準的なコースのもの。所要時間と費用は日曜日に新宿スタートした場合の往復の電車とバスの合算です。
なぜ中央線かというと、山梨方面まで運がよいと乗換なしでで行けるのと、沿線に住んでるから(笑)

奥多摩エリア

川苔山(川乗山)

■アクセス
行き電車:新宿駅〜奥多摩駅(1時間34分)
行きバス:奥多摩駅〜川乗橋(13分)
帰り電車:鳩ノ巣駅〜新宿駅(1時間36分)
帰りバス:なし

■コース
川乗橋バス停-川苔山-鳩ノ巣駅

■特徴
奥多摩の中でもアクセスしやすく人気の山。なんといっても落差の大きな百尋の滝は一見の価値ありの迫力。下りがかなり退屈なのと、人気ゆえ週末はかなり混雑します。

大菩薩連嶺エリア

滝子山

■アクセス
行き電車:新宿駅〜笹子駅(1時間36分)
帰り電車:初狩駅〜新宿駅(1時間36分)
バス:不要

■コース
笹子駅-滝子山-初狩駅

■特徴
滝あり、川あり、富士山ありで見どころ豊富。コース前半でいくつか分岐があり、ルートごとに見れる滝が異なるのでリピートも楽しいです。

本社ヶ丸

■アクセス
電車:新宿駅〜笹子駅(1時間41分)
バス:不要
※帰りも同様のルート

■特徴
登山口直後からけっこうな急登があり上りごたえあります。ピークの本社ヶ丸から清八峠までは見晴らしのきいた尾根道となっていて、気持ちの良いルートです。欠点は下山してから駅までの舗装路あるきが1時間ほどあること。

大菩薩嶺

よく見かける定番のアングル

■アクセス
電車:新宿駅〜甲斐大和駅(1時間52分)
バス:甲斐大和駅〜上日川峠(40分)
※帰りも同様のルート
※交通費は特急を使わない場合の金額ですが、あずさを使えば10分ほど短縮できます(+1,000円)

■特徴
周回する場合、4時間半ほどで回れるコールもあるし、7時間ほどの大回りコースもあるので時間と体力に合わせてコースセレクトできる。小金沢山方面へ抜けると、人少なく静かに奥秩父の山並みを眺めながら甲州アルプスを堪能することができるルート(個人的に好み)。

奥秩父エリア

金峰山

■アクセス
行き電車:新宿駅〜塩山駅(1時間23分)
行きバス:塩山駅〜大弛峠(1時間30分)※要予約
※帰りも同様のルート

■コース
大弛峠-朝日岳-金峰山-朝日岳-大弛峠

■特徴
塩山駅から大弛峠まで乗り合いバスで一気に標高を稼ぎ、標高2365メートル地点からスタートすることができる。山頂に鎮座する五丈岩はストーンヘンジのように古代の人間が運んで積み上げたような形状。鳥居を建てて祀りたくなる気持ちがよく分かる。

瑞牆山

山頂から望む奇岩

■アクセス
行き電車:新宿駅〜韮崎駅(1時間36分)
行きバス:韮崎駅〜みずがき山荘(1時間12分)
※帰りも同様のルート

■コース
みずがき山荘バス停-富士見平小屋-瑞牆山-富士見平小屋-みずがき山荘バス停

■特徴
金峰山同様にバスで標高を稼ぎ、日帰りで登れる2,000メートル級。頂上付近の大岩ゾーンは登り慣れていないと苦戦するが、登りきると巨岩が連なる奥多摩や大菩薩エリアとは違った風景を楽しませてくれる。

八ヶ岳エリア

北横岳、縞枯山

縞枯山の山頂からの景色

■アクセス
行き電車:新宿駅〜茅野駅(2時間21分)
行きバス:茅野駅〜八ヶ岳ロープウェイ〜山頂駅:1時間15分
※帰りも同様のルート

■コース
大弛峠-朝日岳-金峰山-朝日岳-大弛峠

■特徴
八ヶ岳まで来ると移動時間とコースタイムのバランスがだいぶ悪くなってしまうが、奥秩父までとは違った景色を見せてくれる。
北横岳の人の多さに比べて、縞枯山は比較的静かに歩けるコースなので個人的にはこちらのほうが好み。
天候とタイミング次第で本格的な装備が無くとも雪山が体験できる山でもある。

まとめ

以上、中央線沿線で無理なく日帰りできるとっておきの山リストでした。移動時間とコースタイムをカリカリに削ればもっと選択肢は増えるかと思いますが、その分リスクも上がるのでちょうどよいバランスがこのあたりかなと。
休みが取れれば、南アルプスや北アルプスに泊まりで行きたいところですが、なかなかそうもいかないので近場のエリアで楽しみたいね。

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