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10月26日(やっぱり自分の好きなロールを選ぶのが楽しい)

秋が来たので衣替えをする。
まだ頭の方は夏の気分で、「こんな厚着をしたら暑くて辛くないだろうか?」と思うんだけど、ドアの外に出ると寒くて驚く。
ちょっと前に、気温15度がコートを着るか着ないかの境目だと教えてもらった。季節とか気温とかがあんまりわからない自分にとっては、生活がすごく楽になる知識だった。
ちょっと前まで、夏になってきたのにヒートテックを着たり、冬になっているのに半袖を着てしまったり、そんな感じだった。15度になったらとりあえず上着を着れば間違いがない。
こういうことは学校で教えたほうがいいと思うんだけど、習った記憶がない。みんな知っている知識なのだろうか。

落合陽一さんがカードゲームのことを話していて、ちょっと意外だった。
考え方がとても好きだ。
オンラインゲームにも同じようなことがある。
「環境」というマクロな世界、全体のプレイヤーがどういう思考でどういう編成と戦い方をするかという発想と、今この瞬間の状況に対してどう判断するかというミクロな世界。これを行ったり来たりする中で、勝率の高い選択を模索していく。
こういう発想は仕事にも大事なのではないだろうか。
最近の自分はミクロな世界にフォーカスしすぎていた気がする。

オンラインゲームをしていた頃、チームのバランスというのは頭を悩ませるものだった。
一人一人、それぞれの個性があって、「戦士タイプ」が好きな人もいれば、「回復職」が好きな人もいる。バランスよくハマれば問題ないけれど、実際にはそんなことはなくて、そりゃゲームなんだから自分の好きなことがしたい。
戦士しかいないチームができることもあれば、回復しかできないチームができることもある。本来はそういうものなはずだ。その中でなんとかやっていくのが楽しいということもある。
だけど、こと会社・社会となると、バランスが重視されてしまう。
戦士が好きなやつに回復をさせても楽しくない。
やっぱり楽しいのは自分たちが好きな役割を好き勝手選ぶ代わりに、その責任を引き受けて、なんとか勝ち進んでいくという瞬間にある。

さて、自分はどうだろうか。
会社から求められている役割を全うしようとしていないだろうか。
それは本当に自分が興奮する役割なのだろうか。
そう考えると、とても自信がなくなってくる。

バランスの取れたチームが出来上がるというのは不自然なことだ。
それを頭に入れた上で、自分は自分で好き勝手に好きなものを極めたらいいんだと思う。

誰かを楽にして、自分も楽になれる文章。いつか誰かが呼んでくれるその日のために、書き続けています。 サポートするのは簡単なことではありませんが、共感していただけましたら幸いです。