オマケの人生を生きています。

40歳からは自由に生きる(池田清彦)

40歳からは自由に生きる 生物学的に人生を考察する (講談社現代新書)

生物学的には人の寿命は38歳。

ということにまず驚き！

生まれてくる時代によっては、環境とか治安状況によって、今よりも寿命は短いということは理解していたが、まさかヒト生物の寿命が38歳だったとは。

だからもう私は本来なら死んでいる存在で、現在おまけの人生を謳歌中ということです。

著者は38才を過ぎたら、社会の規範に必要以上に縛られることなく、自分の規範に従い、もっと自由に生きてもいいと説いています。

仕事、子育てと息つく暇ない日々を過ごしていますが、「おまけの人生」と知ると、生きるのが少し楽になりますね。
もうちょっと肩の力を抜いて生きてもいいと思えた本です。