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古畑任三郎を語りたい!

さて、昨日から「古畑任三郎」について書いていますが、
まだまだ書き足りないので本日もお付き合い頂ければ嬉しいです。

言わずと知れた刑事ドラマの金字塔「古畑任三郎」シリーズ。
第2シーズン以降は平均視聴率20%を誇る人気作品です!
脚本を手がけた三谷幸喜さんの手腕でユーモラスに仕上がっていますが、本格的なトリックと推理で現在でも根強い人気を誇ります。

1話完結型でコメディタッチな演出が多いのも特徴です。
どの回も外れがないし、続けて見ることで初めて分かるギャグもあるので、みてない人にはぜひ、1シーズンの1話から順番にみて頂きたい!
けど、好きなゲストの回だけつまみ食いできるのも1話完結型である「古畑」シリーズの良さでもあります。

実際にこんな刑事さんがいたら、相当周囲の人も大変だろうとも思うのですが、やっぱり古畑は魅力的です。

容疑者と睨んだ人物につきまとい、つかみどころのない雰囲気で一見どうでもいいような話を長々とする古畑。
やっと帰ったかと思いきや、
すぐに戻ってきて「あ、あともう一つよろしいですか?」の一言とともに犯人にとって一番突かれたくない核心をついてくる。

古畑は気になった細かいことをどんどん質問します。
明らかに周りの空気を読んでいません。
断られても、しつこいです。
かなり図々しいです。

若干粘着質なだけにも見えますが、一つ一つ言質をとって確実に犯人を追い詰めていきます。
古畑が探しているのは物証ではありません。
もちろん、物証は鍵になりますが、むしろ容疑者の言動の矛盾を突く作戦です。

どうしても容疑者が言い逃れできない状況に追い込み、自尊心をくすぐって自供に持ち込みます。
最後にはどの容疑者も観念した様子になります。

あと、負けず嫌いでいたずら好きな子供っぽい一面も好きです。

なので今日は「こんな古畑任三郎は嫌だ」っていう設定を勝手に考えてみました(笑)。

・自転車が電動アシスト付きのママチャリ。
全然、カッコよくありません。
やっぱり、セリーヌで颯爽と!!

・春夏の賞与額にブツブツ文句を言ってくる。
「…えぇ~。ちょっといいですかぁ。この夏の賞与のことなんですが…

・早口で喋り、1分で事件を解決してしまう古畑。

・無口な古畑。
個人的にはお喋りな男性は苦手ですが、古畑は別、
彼は喋らせてなんぼの男です。

・笑顔のない古畑。

・古畑の服装がカジュアル。
「いやぁ、今年の夏の暑さに耐えかねて、わたくしもクールビズを取り入れてみました。」
絶対にイヤ。

・犯人がわかってるようで実はわかってない。

・推理ではなく、犯人には情に訴えかける泣き落とし。
「田舎のお母様が…泣いておられます。」

・マル暴対策に異動した古畑。
「えー、私にはいささかハードボイルドな気がいたします…んふふふふ」

・日本警察24時に出ている古畑。

・定年退職後に、委託契約で交番に詰めている古畑。

・柳沢慎吾みたいに無線で細かにやりとりする古畑。

・真面目に出勤し、捜査会議に出てる古畑。

・実は裏でコナンが推理している眠りの古畑さん。

・犯人は古畑任三郎。
「えぇ~。私が殺しましたぁ。」

・「古畑任三郎でした。」のシーンがない。

・オープニングの黒バックに舞う埃を吸い込んで咳き込む。

・最初の古畑のトークが、世にも奇妙な物語のタモリさんと入れ替わっている。

・察してくれない。

・実はツボを押している。

・今泉が反町隆史。
・今泉が有能。
・今泉に前髪がある。

西村雅彦さんが演じる今泉慎太郎のおとぼけっぷりがいいんですよね~。
シーズンを重ねるごとに抜けっぷりがエスカレートしていくけど、彼の行動が事件の解決に貢献することもあるし。
関係ないんですが、
「今夜はとってもヒヤシンス、明日は雪がフリージア」
が未だに忘れられません…

・今泉くんが匿名掲示板で古畑さんの悪口を書き込んでる

・犯人が名前の知らない役者。

・テーマ曲がジャニーズ。
OP曲はアレじゃないと!!

容疑者の言動の矛盾は、結局のところ脚本の面白さに行き着きます。
残念な2時間ドラマは、途中で犯人がわかった時点で興醒めします。

ところが、古畑任三郎はどこに容疑者の言動の矛盾があるのか、普通にみただけではわかりません。

やっぱり、「古畑任三郎」は私にとっては特別です!

まだまだ語りたいけど、この辺で

昨日はパエリア。
献立に困ったら、冷蔵庫の野菜を何でも入れてパエリア。

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