言葉を選ぶのがとても下手なキミの話
4月は誕生日だったのだ。
知り合ったばかりのキミに誕生日(平日)を伝えた3月の寒い夜、キミは「じゃあその週の土曜日とか。」って言ってて、当日を避ける気遣いと週末を指定する攻めの感じが平行してるのをとても奇妙に感じたのを覚えている(週末に人を誘うことはぼくにはすごく勇気がいる)
当日、シメのパスタでぼくらのディナーは終わった。
なんとなく空虚なテーブルの側でキミは、この店が自分にとってどれだけ大事なのか、そんな場所に人を招くのは自分にとって特別なことだとか、急につらつらと語り