たこらいす

大学院生 精神保健福祉士 YouTubeが好き 日々の思ったことを言葉にしているだけで…

たこらいす

大学院生 精神保健福祉士 YouTubeが好き 日々の思ったことを言葉にしているだけです。

最近の記事

1年半という時間が経過。存在を認知してほしい

兄が自死をしてから一年半が経とうとしている。 相変わらず、兄が自死をして、葬儀を終えるまでの記憶はあいまいで、何をして過ごしていたのか、どんな表情だったのか、本当にその時の記憶はかすんでいる。 相変わらず、突然胸が苦しくなり、涙が流れ、悲しい気持ちになる。 周囲の人に、自死をしたことを伝えても、その伝えた相手は、何も言えなくなるようで、表面上で、大変でしたねというのみ。あとはかかわらないようになっていく。 時間がいくらたっても、そのつらさ自体は変わらないし、兄が自死し

    • YNWA

      「今のシュートやばかったな」 そんなメッセージがラインでくるのは、決まってサッカー日本代表の試合の日。 運動はできないけど、サッカーを見るのが好きな兄貴。弟の僕は、運動ができないわけではなく、そんなに強くない学校の部活動で、サッカーをしていたくらい。見るのももちろん好き。だから家族の中で唯一、サッカーで話の合う僕によくメッセージを入れて来ていた兄貴でした。 だから、日本代表戦は、応援する気持ちはあるけれど、ナンだか寂しい気持ちにもなる時間になってしまいました。 兄貴が

      • いなくなった兄

        ある日。私の兄はいなくなりました。 その知らせは突然でした。 仕事から帰ってきた母から、「お兄ちゃんがいない、どうしよう。」 と震えたワナワナした落ち着きのない声での電話が来ました。 その約3日後、とあるホテルで冷たくなった兄が見つかったと警察から連絡がありました。その辺の記憶は鮮明ですが、曖昧です。矛盾してますけどね。 兄はちゃんとした診断はなかったものの、精神疾患を持っていました。 ついていた診断は自律神経失調症でした。 こんな形で私は自死遺族になりました。 自死

      1年半という時間が経過。存在を認知してほしい