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『観客の教育論』〜観客の見る姿勢を理想型に導き、圧倒的ホームを作り出す観客コントロール法〜

このnoteでは、
僕が今までいくつものアウェーな現場で
ことごとく”観客全員”を惹きつけてきた秘密を暴露しています。

中には、

・観客の認識をすり替える
・行動や思考を制限する
・都合のいいように感情を書き換える

といったような旨の、
人によっては気分を悪くするような
 刺激の強い手法も書いてあります。

正義感の強すぎる方や心が綺麗で純粋な方は
この先を読まないことをお勧めします。

読まれる方・購入される方は
『完全自己責任』でお願いいたします。



ご理解いただけましたか?
それでは『観客の教育』の世界へお進みください

↓↓↓↓↓


私たきさんは、今まであらゆる現場で
離れ業を繰り出してきました。

✔️数人しか見ていない状況から、
 たった16分で300人全員の注目を集める
✔️他のマジシャンが扱いに困ってる観客でも、
 なぜか自分には何もしてこない
✔️キッズショーで保育園児や幼稚園児が
 30分間集中してショーを見ている
✔️わずか10分のショーで
 打ちのめされたような余韻を作り出す

特別な演出や構成もせず、
観客にルールを伝えたり態度で示したりもせず、
プロという肩書きで押さえつけることもなく、

一見”普通に演じてるだけ”で

観客が”理想の姿勢”で見てくれるような
『圧倒的ホーム』が作れています。


・360人キャパ
・センターにビュッフェ台
・ドリンクは会場後方
・みんな上層部と挨拶したいor物販に行きたい

という超絶アウェーな現場でも、
ショーが終わった頃には

全員が着席し
心からの拍手を送っている状況

(余興なんて見飽きてるはずのホテルスタッフさんが
業務中にもかかわらず、
わざわざ「最高でした!」と声をかけにきてくれる)

エンタメを見慣れてるはずのVIPでも
開始3分でこの前のめり

場の掌握力が認められ、学校公演では
最年少にもかかわらずトリを任せられる

観客に「マジックの楽しみ方」を1から教育し
その他の選択肢を排除する。

これを気付かれないうちにできてしまうので、
これといった違和感や無理矢理感もなしに
「都合のいい姿勢で楽しむ観客」が作れてしまう
んです。


僕は、無理矢理行動を制限するのではなく
「観客が”自ら選んで”その姿勢になる状況を作る」
ということを大事にしています。

これができてしまえば、

登場した瞬間でも
転換のタイミングでも
◆道具を取り出すときでも
現象を起こす直前でも
◆なんなら失敗しかけたときでも

いつだってパフォーマンスが進むたびに
観客の見る姿勢は整っていき、

狙ったリアクションを引き出したり
観客の満足度を意識的に作ることができる。

全てがパフォーマンスに対して
プラスに働くようになっていきます。


画像のような
会場に対して明らかに小さいマジックでも、

皆が食い入るように見つめて
現象が起きる瞬間を心待ちにしている。
(だから現象がちゃんと正確に伝わる)

こういう状態が作れるわけです。

僕はこの7年間、
『現象を刺しにいくこと』
を追求してきました。

そこに関しては、
プロフェッショナル
だと自負しています。

実際に

・「営業ではウケない」と言われているマジック
・会場に対して明らかに小さい現象や道具

”あえて”仕事で演じることもありますが、
正直、ここ数年外したことがありません。

劇場並みのバカ広い体育館で
一番最初に「ロープ切って復活するだけ」という
一見弱い現象を演じても、しっかり掴めます。

こいういうことが簡単にできちゃえば、
狙った反応を狙ったタイミングで思い通りに引き出す
なんてこともできますし

本気で極めていけば、
登場のようなごく短時間で
会場全体を惹きつける
ことだって可能です。

登場と同時に何かしらの現象を起こすのではなく、
”登場のみ”です。見切れた瞬間の最初の1秒です。


『こちらからは何も強制していないのに、
どんどん”理想の観客”が出来ていく』



めっちゃ良くないですか?


✔️権威で押さえ込むために「プロ」と名乗る
✔️話を聞いてもらうために大きい声を出す人
✔️最初にマジックの楽しみ方を説明しても、
 結局収拾がつかなくなる人
✔️とにかく火とか使ってビビらせて、
 無理矢理主導権を握ろうとしてる人

こういう人たちを見ると、
心から「もったいないことをしてるな」
と思うわけです。

僕が10分くらい
パパッとアドバイスしたら、
身勝手な観客の出現率は”5分の1”に減って、
あなたへの観客の注目度は少なくとも”3倍”になるのに・・・

『知識による差』というのは、
それほどまでに残酷なんです。


特殊な演出も強烈なネタ選びもしていないのにも関わらず
どうしてこれだけの差が生まれるのか??

なぜアウェーな現場でも
ホーム環境に変えることができるのか??

その一番の理由は・・・

観客の行動や意思決定には、
『共通したパターン』があります。

そのパターンさえ理解しておけば
観客の期待値をコントロールすることもできますし、
リアクションを引き出すのも
意図的に感情を作り出すのも恐ろしく楽になります。

結果的に、高い満足度を引き出すことができます。

実際に、僕が教えた人たちも
このパターンを知ってしまったことで
面白いくらいに観客のリアクションと満足度を引き出して
クライアント評価が爆上がりしてしまいました。

かなりの短期間で変化してしまったので、

「これが”難しい”と感じていた
 今までの自分がバカみたいwww」

と言われましたが、
まさにその通りだと思っています。

観客の”見る姿勢”が整って初めて
マジックの現象を正確に伝えることができるし、

どれだけ演出や現象にこだわっていても
観客の姿勢』が整っていなければ、
その価値はゼロに等しい。

「相手が口すら開けていないのに、
水を飲ませようとしている」ような状態です。

観客の教育を学べば、
観客の口を自然と開くことが出来るので

彼らが観客の口を無理矢理こじ開けて
必死に水を飲ませようとしてる間に

彼らと同じだけの労力を

・よりマジックや自分を好きになってもらったり
・もっと深い面白さに気づいてもらったり
・想像もしなかった感動を作ったり

こういった、本来お届けする以上の
「+αの価値」を生み出すために割くことができます。

つまり、
『教育が上手くなれば上手くなるほど
 パフォーマンスや自分の価値を楽に爆上げできる』

というチート状態を作れるというわけです。


正直、「観客の教育」なんて概念を
初めて聞いたという人も少なくないと思います。

そんな今まで聞いたこともないような概念が
本当に必要なのか?



【はい、めっちゃくちゃ重要です】

マジシャンの中ではほとんど聞かない
「観客の教育」という概念も、

演劇などの他のエンタメでは
”当たり前”に考慮されています。

「教育」という言い方こそしていないものの、

観客の姿勢が整っていないのは
そこを設計していない
製作者・演者側の責任である

というのはエンタメでの常識です。


また、マジックは失敗のリスク
切っても切り離せない関係にあります。

もちろん、
失敗しないに越したことなないですが、
「100%失敗しない」とは言い切れません。

例えば僕はここ数年
学校公演に力を入れて活動しています。

パフォーマンスをする会場の9割は、
暖房なしクーラーなしの体育館です。

✔️冬は0度近い状況で、手がうまく機能しない
✔️夏は暑さと湿気によるでめちゃくちゃ滑る
✔️舞台上で熱中症になって割れるような頭痛が起こる
✔️行く地方によって寒暖差がエグい

ここだけの話、
年に数回は何かしらのミスが起こります。

熱中症のときなんて、
”リングを投げてキャッチする”
↑これができなくなりました。笑

特に日本人は減点方式でものを見るため、
小さなミスも命取りです。

『たきさんは焦らないの?』

とよく聞かれますが、

10秒もあればそのミス自体を
プラスに変換する』ことができるので、
落ち込むことはあっても”焦り”はしません。

これは「超ノイズ論」でも話しましたが、

ミスやトラブルが起きても、
【〇〇】さえ作ってしまえば
”仲間意識”を植え付けることだってできます。

このように
『観客を教育するスキル』さえあれば、
ミスしようと
予期せぬトラブルが起きようと
大して影響することはありません。

なんならプラスに働かせることだって
出来てしまいます。

逆に



『もし教育の仕方を知らなかったら…?』


今これを考えると、
正直めちゃくちゃ恐怖です。

  • どうすれば満足を設計できるのか?

  • どうすれば狙い通りの印象を与えられるのか?

  • どうすれば困らせてくる観客の出現を抑えられるのか?

  • どうすれば演じやすい環境を作れるのか?

これらが「わからない」というのは、
僕からすると仕事としてもパフォーマーとしても
終わったも同然です。


何年もかけてたどり着いた渾身のパフォーマンスを…
 ✔️見てすらもらえないかもしれない
✔️邪魔しておもちゃにされるかもしれない

ってめっちゃくちゃ怖くないですか?

それに、
クライアントさんからしたら
全員が見ている&満足度が高い』という状況を想像して
依頼をしていることが多いので、
これに応えられなかったらリピート率も爆下がりします。

1回限りの仕事を繰り返すことで
新規のクライアントがどんどん減っていき、
ビジネスとしてもハードモード化します。


「たきさんはかなりたくさんの知識を持っていて、
さぞ大変な勉強をされたんですね!!すごいです!!」

なんて言われることもありますが、

僕からすると
観客への届け方”を学ばずに演じることほど
大変なものはありません。

エンタメにおいて、
「観客に届けられないこと=死」
だと思っておいてください。


今の僕は、
一定のルール】に則って
ショーを構成したり
アドリブで喋ったり
しているだけで

自然と”理想の環境”に整っていくので、
実はめちゃくちゃイージーなんです。

それで

・「超すごかった…余韻がヤバい…」
・「やっぱり”プロ”は全然レベルが違うんだね!」
・「”本物”を見せたくてお願いしました!」

なんて言われるんですよ??

ちゃんとした知識を持っている人間からすると、
観客の姿勢や満足度を作るって
ダブルリフトよりも簡単です。笑


””主導権を握れるマジシャンになるには?””

これがマジックを演じる上で一番大事なんですが、

学べる教材がなかったので、
作ろうと思ってこれを書いています。


10年以上マジシャンを続けている僕から見て、
今は”絶好のチャンス”です。

現場の幅が広く、仕事を得やすいが故に

✔️”演じる知識”を持つ人がほとんどいない
✔️知ろうとする人すらほぼいない
✔️9割が現状に満足している
✔️そこに異議を唱える人もほんの一握り

はっきり言います。

『”知ってるだけ”で勝てるヌルゲー』

です。

一昔前とかだと、
実力派のレジェンドが何人もいて
その人たちを超えるなんて至難の業

師弟関係も根強く、
1人だけの人生では到底辿り着くことのできない
圧倒的に深い知識を受け継いでる人も多い状況で

個人で立ち向かうなんて自○行為でした。

ですが、時代とともにそれが徐々に失われていき
なんなら今は亡きレジェンドたちの
何がどう凄いのかすら分からないような
知識を持たない個人”が大多数になったので

「今ってめちゃくちゃチャンスだな」

って思います。

正直、一発逆転狙うなら
これ以上のチャンスはないレベル。

いつの時代もこういうタイミングで
なりふり構わず行動できる人が、
実力を手に入れていきます。


これには明確な答えがあって、
衰退の原因は

  • タネが手に入りやすくなったこと

  • 個で活動する人が増えたこと

の2点です。

昔は、マジックショップの実店舗に行かないと
タネなんて手に入らなかったですし、

ましてやネットがない時代では
マジックショップの「存在」
知るだけでも大変だったはずです。

さらに店舗ではデ○ライトが”1個10000円”
のように今では考えられないほど高額
販売されていました。

それだけコストをかけたタネならば、

比にならないくらい試行錯誤するのは当然ですし、
かけた労力の分だけ大切に扱います。

しかし最近だと、
簡単に。しかも1000円前後で手に入るものも多く、
その分だけ試行錯誤が甘い状態で
現場にかけるマジシャンが増えました。


また、個で活動する人が増えたことにより
「GOを出す人」がいないマジシャン
も格段に増えています。

つまりは師匠先生に当たる人です。

師弟関係の最大のメリットは、
いろんな時代・いろんな人・いろんな現場
を通して磨かれてきた

『時代や環境、演者に依存しない応用範囲の広い知識』
を受け継ぐことができる点です。

これはタネの話以上に
マジックを観客に届ける上で大事な部分
が多かったりします。

これを知る機会が減っていき、
知識を持っていない。
なんならその知識の”存在すら”知らない。

そんな人がほとんどになっています。

いち早く変化したいなら、

・一生かけて、”自分の経験だけ”を頼りに努力する
・すでに”実証されている知識”を拝借する

後者の方が圧倒的に簡単です。


✔️知識を持たない人が増えている
 =知識を得るだけ
で大きな差がつけられる
 =実力で突き抜けるチャンス!

もちろんこれは
クロースだろうがステージだろうが
同じことが言えます。

知識を持つほど
実力もパフォーマンスを設計する能力も
ぐんぐん上がっていきますし

正直今こそが
フィーバータイムだと思っています。


✔️一つの”エンタメ”として戦える人間
✔️ただの”出し物”にしか見られない人間

ここに天と地ほどの差が生まれます。

「エンタメとして戦える人間」は、

観客からもクライアントからも信頼され、
ときに重要な仕事も任され、
単価も上げやすくなって、

月に数回仕事するだけで生きていける
ような生活も見えてくる。

信頼でできた繋がりから
一流の現場に携わってる人の話を聞く機会も増え、
知識的な成長も加速する。

実際に僕の周りでも、
家族との時間に人生の9割を割いて
週末だけパフォーマンスしてる
みたいな人もいますし

僕も月の3分の2以上は家に引きこもってるか、
自分よりももっともっとすごい人の
話を聞きながら飲んでいます。笑


一方で「ただの”出し物”で終わる人間」は、

自由な行動で邪魔してくる観客に
・大人しく
・邪魔せず
見てもらうための対策で
いっぱいいっぱいになって疲弊し、

・プロと名乗っても信用してもらえない…
・ネタを変えても現状が変わらない…
強引な手段を繰り返し使うことでどんどん芸が荒れていく…

といった感じで
消耗戦になっていきます。

そして、
この格差はどこかで食い止めないと
永遠に開き続ける可能性が極めて高い
です。


マジックを演じるときに最も差がつくのが・・・


これが、本教材の根幹である

なんです。

僕はこれを身につけたおかげで

  • 仕事の質も

  • 1回あたりの収入も

  • 観客の自分を見る目も

  • クライアント評価も

信じられないくらい変化しました。


「観客の教育」とは、

観客に自分の望んだ姿勢に”自発的に”整えてもらう技術

です。

✔️登場する前から
 マジシャンが出てくることを心待ちにしている
✔️能動的にパフォーマンスを楽しんでいる
✔️現象が起こる直前に期待値が最大になっている
✔️マジシャンに対して協力的な姿勢ができている
✔️無理に演出やギャグを入れなくても
 マジックの現象だけで十分に満足度を作れる

これらは全て、
「観客の教育」を身につけたことによって
作ることができる”チート状態”
です。

このスキルがあるから、
僕は他のマジシャンが

🥺「あの人マジでやりづらい…」

って言うような難しい観客を相手にしても
全くもって影響ない

どんなアウェーな現場でも
15分あれば全員の姿勢を整える自信があるし

なんなら業務中のはずの
会場スタッフさんすらも惹きつけて
感動してもらう事だってできます。



「嘘おつw w w」

なんて思うかもしれませんが、

先日の現場でも、
ホテルスタッフさんが
わざわざ追いかけてきてくれて
「お疲れ様でした!感動しました!」
と声をかけていただきました。

ホテルスタッフさんなら、
余興でのパフォーマンスなんて
飽きるほど見てるはずなのに…
です。


✔️できないのならば、
 あなたが仮にいくら素敵な感想を頂いていようが
 それはただの”お世辞”にすぎません。

僕は正直、余裕です。

逆になんで100人程度で
観客全員を惹きつけられないのか
理解に苦しむレベルです…笑


現に僕は今まで数え切れないほどの現場を
経験してきましたが、

  • ビュッフェ形式でみんなが立ち歩いてる

  • みんな挨拶回りをしたい

  • 物販コーナーに新商品が並んでる

こんな超アウェーな現場でも、
20分という短いショーの間に
楽々360人全員がショーを楽しんでいる状況
を作り上げました。

着席率も99%で、
時間内に自分のドリンクが出てこなかった
ほんの数人だけが立って見ている状態でした。

また、個人的な挑戦として
ショー開始から1分半の間
トークも現象も起こさない

という”常識はずれの構成”をしても、

教育の観点から丁寧に設計した結果、
何の影響もないどころか
どの営業でも使えるキラーネタが完成しました。


✔️たきさんは世界観が強い!
✔️舞台に立った時のカリスマ性がすごい!

こんなお褒めの言葉を頂いて
勘違いしたくなる事もありますが、

残念ながら
”エンタメとして戦う”上で最初に必要なのは、
世界観カリスマ性などではありません。

観客の思考や感情には
ある程度のパターンがあります。

それを知っている人間であれば、
観客の姿勢が整っていないときに
1秒で何が不足しているのか
把握することができますし

逆に

どのようにしたら姿勢を整うのかも
パッと思いついて実行に移すこと
ができます。

ある程度パターン化されているからこそ、

僕のようなセンスのかけらもない人間だろうが
どの現場に行っても一定以上の結果
を残すことが出来ますし

他人のパフォーマンスを見て
小1時間アドバイスしただけ
注目度や満足度を格段にアップできるわけです。

この『シンプルな構図』さえ理解してしまえば
仕事がただのゲームに見えるくらい
気楽なものになるでしょう。

僕はマニアックな手品
もう7年ほど勉強していませんし
調べてもいません。

マジックや技法の名前なんて
9割思い出せません。

実際に仕事で演じているのは
クラシック”や”古典”が大半で、

「なんでそれ演じてウケてるの?www」
「なんで演じ方めっちゃ普通なのに感動されるの??」

と結構驚かれます。

教育が上手くなってくると
観客の姿勢が自然と整うので、

周りから見ると、

【こだわった演出も盛り上げる工夫も
 一切してないのに、なぜか結果だけは出ている…】

こんな風に見えちゃいます。

他のマジシャン達からは
批判されるかもしれませんが

  • ウケるネタ選び

  • 特殊な演出や表現

  • 自分だけの個性の追求

全てすっ飛ばして仕事をしてきました。

こういった
観客心理思考パターンを理解しておけば、

事前の設計でもアドリブでも関係なく
観客の姿勢をコントロールすることができます。

知識を使えるようになってから
ここ5年間は営業でスベったことがなく

どんなにアウェーな現場でも
ほとんどの場合は
・ステージの場合は10分以内
・クロースの場合は5分以内
にホーム状態が完成します。

アウェーでない通常の現場に関しては、
登場した時点”で9割方ホーム状態が
完成しています。

もちろんこれは、
感覚だけで観客を支配しようとせずに
『観客心理』という
本質的な部分を学びまくったからです。

どれだけ現場が変化しても、
あなたの目の前にいるのが”人間”である限り
人を動かす要素やパターンは変わりませんし

どれだけ手品が上手くても、
最終的に現場で結果を残すのは
「観客を動かせるマジシャン」です。


✔️火を出して惹きつけよう!
✔️ギャグで笑わそう!
✔️普通に演じても面白くないから演出つけよう!
✔️曲ピタで完成度高い風に見せよう!

とライバルが小手先で
どうにかしようとしているのを見て

「本質はそこじゃないんだよな…」

なんて思っています。笑

正直、むしろ逆効果のやつもあったりします。笑

そして何より、
教育ができると観客からの
満足度や評価を小手先よりも圧倒的に
ブチ上げること
が出来ます。


満足度や評価をブチ上げる


近年は
ビジュアルな現象や
気持ち悪いくらいのメンタルなど
数々の衝撃的なマジックが存在します。

✔️ですが、その大半は”ボツネタ”です。

どれだけテクニックが上手かろうが、
観客の思考や感情を動かせない人が演じても
ただのお遊戯会にしかなりません。

楽しむどころか、
見るのすら苦痛になるレベル。

観客からは

「あ、この人プロじゃないな」

と一瞬で”素人認定”されます。


一方で、

✔️観客の行動心理や思考パターン

これさえ知っていれば、
満足度も評価も余裕で作れます。

教育さえできてしまえば、
道具を取り出すだけでも
期待値が生まれて観客は能動的になるし

おまじないをかけるだけで
勝手に教育されて
現象が起こるのを心待ちにしている状態”
に自動的になっていきます。


こういったスキルや知識を持っているのは
ほんの一握りだけで、
95%のマジシャンは知りません。

なんなら今後知ることすらないでしょう。

現象を刺すには、
何よりも先に観客が”刺さる状態”
であることが大事です。

マジシャンを信頼し、能動的にパフォーマンスを楽しむ状態

これを作るには、
強制したり押さえ込んだりする
タイプの手法は逆効果です。

観客は「コントロールされている」と感じた瞬間に
不信感を覚え、受け身になるどころか壁を作ります。

今回の”観客の教育論”では、

あくまで
・自然に
・観客自身が選んだかのように

姿勢を整えて
ホーム環境を作っていきます。

✔️『観客の教育論』
 〜観客の見る姿勢を理想型に導き、
 圧倒的ホームを作り出す観客コントロール法〜

「教育」とは、
教え育てること。

望ましい知識・技能・規範などの
学習を促進する意図的な働きかけ。


こんな経験はありませんか?

  • 相手を怒らせた経験があるから、もうやらない

  • 健康に関する知識があるから、バランスの良い食事をとる

  • Youtuberがオススメしてたから、この商品を買う



つまり、人は誰しも
何かしらの教育を受けていて、
人間の意思決定には
必ず”過去の経験や知識”が影響しています。

これは

【本人に自覚がなくても。】

です。


そして、観客の大半は
マジックの楽しみ方すら知らないですし、
あなたがどんな人
観客に対して何を望んでいるのかも知りません。

そんな”手探り状態”から
いち早く脱却するために、

相手の行動や意思決定の基準を
こちら側が根本から作ってしまう。

🥺「どう楽しんだらいいんだろう…?」
🥺「本当にこの人に任せていいのかな…?」

そんな思考すら停止させ、
自分の引いたレールの上を走ってもらう。

そしてなおかつ、
「自分の意思で楽しんでいる」
と思い込ませる。

そんな教材になっています。


正直…
これを言うか迷いましたが、

この教育という方法論は
「相手の行動や思考の全てをコントロールする」
ものだと思ってください。

マジックだけでなく、
他のジャンルのパフォーマンスや
日常生活でも幅広く応用できる内容です。

この教材は、
観客の”見る姿勢”を整えて
現場でより強烈な成果を生むために
僕が使ってきた技術を全公開する

という目的で書き上げました。

ぶっちゃけ悪用してしまえば、
ド下手なマジックでも大きな満足度を
掻っ攫うこと
も可能ですし

実際にそういう人もいます。

だからこそ、
真にいいパフォーマンスを演じている人に
観客に届ける力を身につけて

マジックの魅力をどんどん広めてほしい。

ただ現象を起こせるようになっただけで
仕事になると勘違いしてる
”自称プロ”を駆逐してほしい。

そう願って『観客の教育論』を作成しました。


✔️観客を自在に操り思い通りの姿勢に整える方法

観客をどのように動かして姿勢を整えるのか?

これを理解していないと、

死ぬほど練習して
どれだけいいパフォーマンスをしても
観客の自由な振る舞い振り回され続ける

という負のループに突入します。

これは本当にもったいないです。

僕は現場をホーム環境に変えるのが得意ですが、
それは教育に基づいて観客の意思決定を誘導するのが
上手いからです。

その方法を解説します。


✔️観客が自由に振る舞う本当の理由

観客の自由な振る舞いに対して
”対処法”を求めるマジシャンは多いですが、

「そもそもなぜ自由に振る舞うのか?」

ここを深掘る人はほとんどいません。

・観客の前で演じたことがない
・まだ経験が浅い

という人でも”事前の対策”になるように
なぜ観客は自由に振る舞い、
どうすればそれを抑えることができるのか?
をお伝えします。

観客心理の「キホンの『キ』」だと思ってください。


✔️”教育”とは何か?という根本の話

”観客の教育”は、観客の行動や意思決定を
コントロールするための手法なのですが
「説得や強制」と「教育」は全くの別物です。

いかに観客に”コントロール感”を悟られずに
気持ちよく誘導できるか
大きなカギとなってきます。

「観客の教育論」を学ぶにあたって、
最も重要なポイントです。


✔️観客が自ら現象を心待ちにする『期待値操作』の方法

僕は強烈なアピールや強調をしません。

・「早く見たい…!」
・「何が起こるの…?!」

のように観客が期待している状況さえ作っておけば、
極論現象を起こすだけで刺さるからです。

「今、自分はマジックを楽しんでいる」
と観客が自分で気づくような要素を仕掛けておけば、
困らせるような行動を取られる前に対策出来ますし、

99%がこの思考回路の構築ができないから、
なかなか惹きつけられないんだなと。

僕が日本全国様々な仕事で活用してきた教育
テンプレ化して、誰でもどんな現場でも
ホームに変える仕掛けを施す方法をお伝えします。


✔️ウケないでお馴染みのネタでも「安定のネタ」に変えてしまうヤバい方法

ウケネタが受けるのは当たり前。

僕は明らかに「ウケづらいネタ」でも、
ある工夫をすることで
オープニングやトリネタになるレベルまで
昇格させてきました。

道具の立ち位置や関係性をちょっといじるだけで、
ウケネタに匹敵するパフォーマンスになります。

僕が実際に行った事例から、
何を考えてどういじったのか?
を解説します。


✔️観客から「見ない選択肢」をなくして、気づけば見ている状態を作る

観客の脳内から「見ない」という考えを事前に消し去って、
思考停止で見てしまっている状態を作れば、
それだけでパフォーマンスへの注目度は爆上がりします。

相手に悟られずに
思考やフォーカスを奪うためにどうするか?
という技術について話しました。


✔️観客の価値観ごと上書きして「理想の観客」に変える5つの必須教育

マジックなんて興味ないし見る気もさらさらない観客を、
一気に「今はマジックを楽しもう!」と思わせられたら
正直怖いものはありません。

僕はこれを覚えたおかげで、
・特殊な演出をしなくとも
・必死に注目をかき集めなくても

会場全員が楽しんでいる状態を
作ることができるようになりました。

巷の「注目を集める方法」などとは解像度が違い、
一度掴んだら一定期間持続するという特徴を持っているので
注目度を上げるためだけにショーの時間を使い切る
なんてことは無くなります。


✔️マジックの価値を再定義して満足度を爆上げする方法

観客の持っている価値を変えてしまえば、
感想や印象が変わるのは当然です。

「盛り上がるだけのもの」「趣味のようなもの」という思考を払拭して、
「れっきとしたエンタメである」「プロのマジックは格が違う」
みたいに新たな価値観を作り出す方法を語りました。

これができると、
無意識に職業差別をして
マジシャンを見下しているような観客にまで
ポジティブな印象を持たせることが可能となります。


✔️邪魔する可能性のある観客を”事前に”押さえ込むテクニック

観客の自由な振る舞いのほとんどは、
マジシャン側に原因があります。

しかしごく一部だけ、本当に自分勝手なだけで
マジシャンの邪魔になるような言動をする観客がいます。

たとえそんな観客であっても、見えない拘束を使って
”自分勝手”を発動させない方法を紹介しました。


✔️大衆の感動を作り出す”カメレオン式”感情教育

人は体と感情が繋がっています。

観客の体を操作することで、
狙って感動を引き出せます。

思ってるより簡単です。笑


✔️登場前から観客が「心待ちにしている」状態を作る方法

演者がいなくても教育はできます。

観客に”ある思考”さえさせることができれば、
・有名じゃなくても
・マジックに興味なくても

あなたが登場するのを「心待ち」にしている状態を
いとも簡単に作り出すことができます。


✔️教育の観点でパフォーマンスを設計する方法

僕は指先のテクニックや珍しいマジックを
売りにしているのはでなく、
会場を空気ごと飲み込むことで掌握し
パフォーマンスを刺しにいくタイプ
のマジシャンです。

そこにはトリックとは”また別の”
タネや仕掛けが存在し、
全て細かく計算と設計がされています。

僕がどのようにして
観客の思考から行動までを設計しているのか?
その真髄をお話しします。


✔️一瞬にして観客の「信頼」を獲得するテクニック

なぜたきさんは有名でもないのに、
爆速で観客の興味を引くことができるのか?

観客に無意識に「この人はすごい人なんだ」
信じさせることができれば、
圧倒的にパフォーマンスがしやすい環境を作りつつ
観客の満足度を高くすることが可能です。


✔️【実践編】教育の観点から考えるショー・ルーティン構成

教育や注目を惹きつけるためのテクニックは
瞬間的なものばかりではありません。

ショーやルーティンの構成を上手く設計することで
パフォーマンスを通して根強い教育が可能となります。

言うなれば、
パフォーマンスを進めれば進めるほど
教育がかかっていく
という状態です。


✔️【実践編】観客を掌握するテーブルホップ教育

テーブルホップは
・所要時間が短い
・マジック目的でない場合がほとんど
・テーブルごとにヌルっと始まる
といった点から、
教育がかけづらいスタイルの1つです。

ですが、初っ端から観客を味方に
引き込めたら最高ですよね?

初っ端の一手目で
いかに強烈で効果的な教育を施すか?
という僕が実際に現場で行なっている
トップシークレットをお話しします。

✔【実践編】実際のショー映像を使って現場での教育を徹底解説

多くのマジシャンの中では、
100人を超えると
全員を引き込むのは難しい

と言われています。

ですが、実際は100人を引き込むのは
「観客の教育」を使えば簡単
です。

なんならその3倍以上の観客を
たった15分で引き込むことだって可能です。

そこには

  • ショー構成

  • 事前教育

  • 教育を加速させる味方づくり

など、非常に細かな設計がされています。

実際に200席の劇場で行ったショー映像を見ながら、
その設計の「全貌」を公開します。


この教材は
マジック初心者の方が購入することを
禁止はしていませんが…

✔一生趣味レベルのままでいい人
✔マジシャンという仕事に誇りを持っていない人
✔自己承認のためだけに他人にマジックを見せている人
✔向上心のないマインドが弱い人

こういう人は必要ないので、
購入を控えることをオススメします。

ハッキリ言って、
そういう次元の内容ではありません。


99%のマジシャンが知らぬまま一生を過ごしていく中、
たまたま運が良かったがために手に入れた知識を
10年以上のマジシャン経験で噛み砕いて体系化した
「観客の教育」の全てを語った内容です。

”一生「自称マジシャン」「自称プロ」でいい人間”
が買ったところで無意味です。

しかし一方で

✔️本気でプロとしての実力や知識を手に入れたい方
✔️脳みそを鍛えまくって、たきさんのように
 300人だろうが500人だろうが
 ビビらずショーができる
ようになりたい方
✔️アウェーな現場でも息をするように
 爪痕を残せるようになりたい方
✔️マジックで他のエンタメと肩を並べる、
 なんなら勝てる
ほどの戦闘力を手に入れたい方
✔️観客にもクライアントにも一目置かれる存在になりたい方
✔️ゆくゆくはレギュラーの店舗を引退して、
 来た依頼のみで生活していきたい方

こういった覚悟のある方であれば、
現時点での実力は問いません。

本気で活用していただければ、
パフォーマンスの質が飛躍的に上がるように
僕が実際に現場で使っている秘密を
全公開レベルで明かしました。


実は本作「観客の教育論」は、
前作「超ノイズ論1.0」の続編です。

ノイズ論の中で解説した
”思考のノイズ”のポジティブ利用をさらに
ピンポイントで掘り下げた先に

『観客の教育』

という概念が存在します。

「超ノイズ論1.0」の内容だけでも、

・自分の発しているノイズが手に取るように分かるようになった
・観客のフォーカスを狙った場所に集められるようになった
・思考のノイズが見えるようになったおかげで
 観客とのコミュニケーションが上手くなった
・ノイズを活用するというのは難しそうだったけど、
 意外とすんなり出来ている
・クライアントさんからの評価が爆上がりした
・観客の反応を意図的に作れるようになった

様々な成果報告を頂いています。

「観客の教育論」では、
ノイズ論の中でもさらに
「思考のノイズ」に特化することで

観客の価値観や意思決定に働きかけて
マジシャンの”理想の観客”を作り上げる

というノウハウを徹底的に解説しました。



そして、モニター様から
本作『観客の教育論』の感想もいただきました。
↓↓↓

モニターTさん
モニターKさん
モニターAさん
モニターOさん




さて、現場を掌握しましょう。


観客の見る姿勢を理想型に導き、
圧倒的ホームを作り出す観客コントロール法

『観客の教育論』


思ったままに観客の思考や意思決定を操作し
場を掌握するための知識を学び、
あなたのパフォーマンスを飛躍させてください。

変化の時代には、学ぶ者が地上を制し、学ぶことをやめた者は、
自分の力を発揮できる世界がもはや存在しないことに気づく。

~エリック・ホッファー~

※サービスの性質上、返金保証はござません。
※学習意欲が極端に低い方は購入をお控えください。


あなたはこれから
「最強の武器」を手にします。

本気で読み込んでいただき、
正しく実践してもらえれば
場を掌握するマジシャンになるのは
確定しているも同然
です。

あなたの勇気ある一歩を無駄にしないために、
僕も本気で書き上げました…!

ぜひ一緒にパフォーマンスを開花させましょう💪

「観客の教育論」を手にする
とんでもない覚悟の持ち主であるあなたに
特典のお知らせです。


【News】購読者限定の5大特典


購読者限定の5大特典
を用意しました。

手にするのが早ければ早いほど
グングンと変化と成長ができるような
最強の内容
になっています。

バチバチにパフォーマンスに関する
解像度が上がる内容
にしているので

自分のパフォーマンスも
他人のパフォーマンスも
分析し放題になります。

特に最終特典である「副音声解説」は、
実際のショー映像をもとに解説しており
教育の解像度が爆上げできるので

必ず受け取って頂きたい内容と
なっております。

受け取り方法
この講座の末尾に記載したので
ぜひお受け取りください!


それでは、本編に参りましょう。

【第一章】観客の思考を操り、見る姿勢を自在に整える方法

観客の思考をコントロールし
見る姿勢を自在に整えられるような
スキルを身につけませんか?

18歳の時、
岐阜県の片田舎で育った僕は
夢を抱いて大都会”東京”に出てきました。

僕の夢は

大勢の観客を前にして
堂々とパフォーマンスをし、
多くの人を驚かせ、
普通に生きていたら一生貰えないような
大人数からの拍手を一斉に浴びる。

そんな
「理想のマジシャンになること」
でした。

運よく上京してたった3ヶ月で、
かの目黒雅叙園超有名財閥企業の
お偉いさんが集まるパーティー

お仕事をいただけることになりました。

当時できるなけなしのネタをかき集め、
全力でステージに挑みました。

ですが、
最初からうまくいく訳がなく

信じられないくらいスベりました・・・

悔しすぎた僕は、
マジックバーやレストランに食らいつき
「いつか理想のマジシャンになれる」
と信じて必死に学ぶ数年を過ごすことになります。

しかし、いつの間にか僕は
当時抱いていたはずの
”理想のマジシャン像”を完全に見失っていたのです。



なぜ、そんな事が起きたのか?

多くのマジシャンと出会い、
一緒に仕事をしていく中で
マジシャンの「現実」を目の当たりにしてきました。

  • 観客の自由な振る舞いを防ぐことは難しい

  • 会場の全員が見ていないのが当たり前

  • 満足してもらうには、観客に”迎合”しなければならない

僕の抱いていた「憧れのマジシャン像」は
夢のまた夢の話であり、
実現することは不可能に近い。

実際にそれができているプロも
ほとんどいなかったため、
そう信じるようになっていました。

いや、信じるというより
それが”普通”だとして生きていたので
疑うことすらしていませんでした。

上京して7年後、”転機”が訪れます。

僕が抱いていた「理想像」を
当たり前のように観客に届けている
マジシャンに出会いました。

その人は、あたかも
「こんなん当たり前でしょ?」
とでも言うかのようにスラスラと

超論理的に方法論を話してくれました。

そこで知ったんです。

『エンタメは”ロジック”で出来ている。』

  • シルク・ド・ソレイユのクラウンさん

  • 毎回圧巻の舞台を作り上げる演出家さん

  • 大物アーティストを何組も手掛けている照明さん

  • 海外で億プレイヤーをしていたレーザー技師さん

今まで多くのエンタメ関係者と
知り合い、話を聞いてきましたが
そこには全員に共通する”ポイント”がありました。

それは

目的や役割に応じてそれぞれ「明確なロジック」があり、
狙ったゴールに導く
ために細かく設計して組み立てている

ということです。

言い換えると、
以下のようになります。

「観客の感情や思考、行動は事前に設計できる」


人はある情報を与えると、
何かに突き動かされるように
”思考”をし始めます。

そして、その後の意思決定感情
生まれた”思考”に影響されます。

これは、日常生活全て同じです。

「あの映画マジおもんない」
という噂を耳にしてからその映画を見ると、
自分にとってどれだけ面白くても
大満足はできなくなりますし、

普段なら絶対食べない苦手な食べ物でも
「〇〇が苦手な人でも美味しく食べられる!」
なんて言われたら、
「一回試してみようかな」って思ったりします。

人は特定の情報を与えられると、
自分の意思で決断したと思い込みながら
他人の影響を受ける生き物なんです。

この効果をパフォーマンスに使いましょう。

というのが「観客の教育論」の根幹です。

  • 「マジックを見る前にお約束があります」

  • 「どうか優しい目で見てください」

こんな野暮なセリフは使いません。

普通にパフォーマンスをしていく中で、
軽くトリガーを刺激するだけで

観客の姿勢自然と整っていき、
マジックやマジシャンに対する満足度
意図的に作ることが出来るんです。

マジックというマイナーな芸能であっても、
きちんと観客を動かすルールさえ知っていれば
たとえ300人500人という大人数を相手にしたとしても
”場を掌握する”ということが十分に可能になるんです。


僕は”教育”のおかげで様々なことが出来るようになりました。

✔️登場”だけ”で場の空気を変える
✔️最初はバカにしていた観客の価値観をたった10分
 「最初見くびってたわ。ごめんね。」と言うまで変化させる
✔️今朝届いたマジックでも
 一定以上の満足度を作る演目にすることができる
✔️新演目の構成にかかる時間はたったの30分
✔️
出演者の中で芸歴も年齢も最年少なのにトリを任される

多くのマジシャンが一生かけて
手に入れられるかどうか…
というようなスキルも
20代で出来るようになりました。

僕は、ここ3年ほど観客の自由な振る舞いに
 困ったっことがありません。

これは観客の思考や行動を
自由に動かすことができちゃうから
です。

・観客にどんな情報を与えたら
 どんな思考が働くのか?

・どういう思考を働かせたら
 望んだ状態に自発的になってくれるのか?

が手に取るように分かるわけです。


たきさんは、観客に苦労したことはないの?


そりゃあいくらでもあります。

リングやってたら、
一番触っちゃダメなリング(笑)を
掴まれて本気でグワングワン引っ張られたり…

「予言です」って言って封筒を
置いた瞬間に開封されたり…

片っ端から僕が困る行動を取って
おもちゃにされたり…

蹴られたり…笑

正直、上京してから7年ほどは
仕事に行くたびに悩んで帰ってましたし、
それでも解決策なんて
先輩に聞いても自分で考えても見つからず
何度も辞めようと考えました。

でも今では
ほとんど”脳死状態”でショーをしても
観客の姿勢は勝手に整っていくし、
アドリブで新しい価値観を教育したり
状況に応じて強度を変えることだってできます。



どうしてそんなことが出来るのか???


それは僕が
観客にマジックを届けるプロフェッショナルだからです。

  • 「観客は何を基準に思考や意思決定をするのか?」

  • 「どういう思考を生めば観客に価値を残せるのか?」

というのを言語化できているからこそ、
観客の姿勢を整えるのは容易いし

心から「見てよかった」と思うような
価値を提供することが出来るんです。


観客の思考や行動パターンを理解すれば
大きな価値を感じさせることができてしまう


観客の思考や行動に
決まったパターンがあるのと同様に、

感想や印象などの”受け取り方”にも
決まったパターンが存在します。

それさえ知ってしまえば、
観客の「感覚」すらもハックして
望む通りの評価を受けることができる。

パフォーマンスが恐ろしく楽になります。

そんな『エグいスキル』を身につけてみたくないですか?

✔️定番のウケネタを演じる
✔️ギャグで和ませる
✔️目立つ衣装を着る
✔️大きい声を出す
✔️拍手を煽る

こういった小手先ノウハウを実践してるのに
全然満足度を作れていない人をよく見かけます。

せっかく勇気を持ってトライしたのに
全然上手くいかないから

・「自分に合ってないんだ!」
・「このやり方が悪いんだ!」

と信じてまた別の小手先ノウハウに…

気づけば芸は荒れていき、
肝心のマジックは薄くなる
けど
変に癖付いちゃって抜け出せない…

元に戻しても結局ウケないから
また舞い戻る…

そんな負の無限ループ
囚われている人を何人も見てきました。

僕もその1人でした。笑

ぶっちゃけ言いますが、
小手先のテクニックをいくら学んでも
一生その「負のループ」からは抜け出せません。

目標や理想に辿り着くこともできません。


観客を動かせたら、場のコントロールは
全く難しくありません。


観客が人間である限り、
行動や思考は必ずと言っていいほど
”周りの情報”に影響を受けています。

瞬間的に目立つ行動を起こそうが
拍手を煽って周りの気を引こうが、
そんなのは小手先にすぎません。

観客が自分の意思でプラスの選択をする。

この状況を生み出せる人
人の行動を作り出せる人
こそが『本物のマジシャン』です。


「人を動かすスキル」←これが”教育”です。


  • ”登場”もその中に入れるのは教育です。

  • ”挨拶”もその中に入れるのは教育です。

  • ”ショー構成”も段階的に行う教育です。

”セリフ”教育を入れるから
次のマジックが見たくなります。

”動き方””示し方”
”表情の作り方”だって本質は同じ。

僕がステージでもクロースでも
サロンでも関係なく全てで
同じように圧倒的高評価を頂けている
のは

”観客の教育”という概念を追求し
思考錯誤を繰り返したことによって

自在に観客の行動や思考を制すること
が出来るようになったからです。

登場する前から期待値を爆上げしてしまい、
 観客はマジシャンが登場する瞬間を心待ちにしている
強制なしで自然と注目が集まるので、
 会場に敵を作らない
・教育が強すぎて会場スタッフさんまでも
 パフォーマンスを見入ってしまう
・ライバルがみんな教育を知らないので、
 他の演者がいても余裕で越えられる
・小手先のテクニックを使わない
ので、
 何もしていないのに観客を惹きつけている
ように見える

これらは全て
「観客の教育」を身につけること
手に入れることができる効果です。

教育のスキルは
クロースもステージも関係なく
どんな現場でもサクッと
観客をコントロールできてしまう。

これ以上にチートなことはないでしょう。

しかも「観客の教育」という概念は、
書籍やDVDを漁ってもほとんど
語られていない内容なので

学ぶ人と学ばない人では
圧倒的に差がつきまくります。

演出見せ方を解説している
書籍は多少ありますが、

そんなことよりも
100倍大事なことがあるでしょう。

ネタ数がいくら増えても
そもそも観客が受け入れる態勢でなければ
なんの意味がありません。

教育ができれば、
そのネタを能動的に楽しんでくれる
観客を大勢作る
ことができます。

つまりは、ただのタネ仕掛けを
『価値あるエンタメ』に変える
ことが
できるんです。

この最も大事な部分には
誰も触れてこなかったので
「いっそ書いてしまおう」
ということでこの講座を作成しています。


『エンタメはロジックである』


先ほども言いましたが、
良いエンタメほど
ロジックで設計されています。

ロジックということはつまり、
カリスマ性とかオーラとかいう
ぼんやりした抽象的なものではなく

きちんと同じやり方をすれば、
誰でも同じように成果が得られる
再現性があるもの
です。

九九を覚えれば
誰でも掛け算で同じ答えが出せるように、

観客の思考と行動パターンを知り、
それを動かす方法を知れば

誰でも観客の見る姿勢を整えたり
感動を作ること

容易にできてしまうのです。


あなたの判断は、本当にあなたのものですか?


この教材を読んでいる人は、
少しでもマジックエンタメ
興味がある人たちのはずです。

ちょっと考えてみてください。

✔️そもそもマジックに興味を持ったのは?
✔️マジックをやり始めたのは?
✔️人前で演じようと思ったきっかけは?
✔️それを仕事にしたいと思ったのは?
✔️サーストンの3原則が大事だと思ったのは?



そうです。

全て、他人から何かしらの影響を受けて
植え付けられた価値観なんです。

人生を左右するような重要な価値観でさえ
他人の影響を受けるんだから、

・当日の
・その場限りの

観客の行動や思考を変えることなんて
方法さえ知っていれば誰でも実践できます。


✔️全てにおいて『並』であることが正しい・正義
 
とされている”教育”を受けてきたのが我々日本人です。

・人と同じことを同じように頑張るべき
・少しでも”異端”であれば「はぐれ者」扱い
・出る杭は打つ文化

 しかし、お世辞にもメジャーとは言えない
 ”マジック”という道を志してきたあなたは、
 何かの弾みで「人と同じであるべき」
 という洗脳から脱したはず
です。

 これも、どこかで誰かからマジックのはじめ方を教わり
 上達するための情報の仕入れ方を知ったからでしょう。

あなたは
”自分でマジックを好きになった”
と思っているかもしれませんが、

実際は誰か他の第三者に情報を与えられて
”マジックの魅力に気づかされた”
というわけです。

これをパターン化してしまえば、
マジックに興味がない観客
振り向かせて楽しんでもらうことも可能だし

自分勝手な言動でマジシャンを困らせる観客
落ち着かせて足並みを揃えることも可能。

というわけです。


”観客の教育”は全てを解決する。


極論ですが、
教育ができてしまえば
ウケネタもキャラも個性も
不要
になります。

例えば、
観客の期待値を上げてしまえば
どんなマジックでも
現象を起こした瞬間に
十分な反応が返ってきます。

なんなら欲しいタイミング
リアクションしてくれるように
コントロールだってできます。

僕は現在ではクライアントさんから
「ここぞという重要な仕事」を
任せてもらえる
ようになりましたが、

  • 最新のマジック

  • 超不思議なメンタル

  • 超絶技法

のような強烈なマジック
正直全く知りませんw

でも

・観客の見る姿勢が整っていて
・期待値をコントロールできて
・狙って反応や感情を引き出せる

という状態であれば
どんな最先端で強烈なマジックにも
負けることがない
んです。

だって
めちゃくちゃクラシックで
超王道なマジックでショーをしても
余興を見慣れてるはずのホテルスタッフさんが
興奮して感想を言いに来てくれるくらいですから。

教育さえできていれば、
無理矢理注意を引かなくても
観客が自発的に見てくれる
自然と姿勢は整うんです。

そこにウケネタギャグ
妙にこだわった演出も必要ありません。

事実、僕は

  • 曲ピタにこだわらないし

  • トークマジックでBGMは使わないし

  • 強いアピールもしません

そんなことしなくても、
”教育”だけで
十分な結果を残せるから
です。


観客の思考や行動パターン
その動かし方さえ理解すれば、
反応も引き出せるし場の掌握もできる。

多くの人が知らないし学ばないからこそ、
身につけるとどんどんパフォーマンスが
「楽に」そして「楽しく」
なっていきます。


パフォーマンスにおいて
「観客の教育」は

  • 観客の見る姿勢

  • 引き込み具合

  • あなたに対する評価

  • パフォーマンスに対する評価

  • 場の支配度

  • リアクションの質

など様々な面で命運を分ける
と言っても過言ではありません。

では

「観客の教育とは何か?」

僕の定義する教育はこれです。

ここでのポイントは1つ。

あくまでも
”自然に”動いてもらうこと。

まず前提として、
「強制」と「教育」は全く違います。

小学生の時にお母さんから
「宿題しなさい!」って言われて
逆に勉強する気が失せたことが
誰しもあると思います。

僕なんて毎日そうでした。笑

これは宿題を”強制”したから。

パフォーマンスでもそうです。

無理矢理注意を引きつける手法は
”強制”にあたります。

これをしてしまうと、
中には

  • 「見たくないのに見せられた」

  • 「見る気なくなった」

  • 「マジシャンが嫌いになった」

といったネガティブな印象
を受ける観客が出てきます。

誰しもが1度くらいはこんな感想を言っている
観客に出会ったことがあると思います。

人は誰かに行動を強制されることを
本能的に嫌う
し、

それが誰かよくわからない
その場に突然現れたマジシャンであれば
なおさら不信感嫌悪感が生まれます。

一方で人間は
自分で決めたことに関しては
めったに考えを改めません。

だから

観客が自分から
あなたのパフォーマンスを
理想の姿勢で見るように
意思決定をさせる。

そのために情報を与えて
”思考”を促したり、
”制約”を作ったりする。

✔️マジック見た方が楽しいじゃん!
✔️邪魔せずにマジシャンに任せた方が
 よっぽど良い時間になるじゃん!
✔️次のマジックが楽しみ!

そうやって
理想の観客になってもらうために
思考を変えていくのが「観客の教育」
です。

そして、
「観客の教育」の仕方には
決まったパターンがあります。

つまり…

①最初にこの情報を与えて
②こういう思考を生んで
③そこに次の情報を与えて
④「こうした方がええやん!」って結論に導く

みたいな
テンプレがあるわけです。

結論さえ出れば、
観客はそのための行動
起こしてくれるようになります。

僕が現場で成果を残せるのは
”マジックが上手いからだ!”
と思われがちなのですが

実は僕の強みは別のところにあり、
その強みこそが「観客の教育」なんです。

僕は観客が気付かないうちに
観客に思考を生ませていて、
観客の行動や判断には
その思考が影響しまくっているから
結果的に見る姿勢が整うというわけですね。

✔️そろそろ見えてきましたか…?

この「観客の教育論」という教材は、
『場の掌握力をゲットしようぜ』
というものです。

観客のコントロール力を身につけ、
会場全体であなたの理想とする
ゴールに向かうように先導する。

これが教育の力です。

巷でよく言われる惹きつけテクニックは
瞬発的な”強制”を使って注意を引くので、
一度集まった注目もすぐに散っていきます

なので
「持ち時間全てを注目を集めることに使う」
「全員で楽しむことを諦める」
の2択になります。

一方で教育ができる人は
価値観ごと塗り替えることができるので、

一度集まった注目が離れていくことは
滅多にありません。
一度整った姿勢が元の状態に戻ることも
そうそうありません。


そして浮いた時間を
さらに強い教育をしていき
満足度やパフォーマンスの価値を上げること
に使えるようになります。

一度同じゴールさえ向いてしまえば
あとは最後まで一緒に走り抜くだけ。

これによって観客の中に
日常では味わえない大きな満足感
を生むことができるというわけです。

ちなみにこれは
カリスマ性やオーラみたいな
そういう抽象的なものではなく
一定のルールに従って実行しているので

僕のフィードバックを受けた方や
レッスン生の方も
同じように成果を挙げられています。


それではここからは、
具体的に教育する方法
解説していきます。

✔️Point
 
 「観客の教育」とは自分が望む選択や行動を
 自然に取ってもらうこと。


 観客は自分で判断したので
 元に戻ることはないし、

 決して強制されないので
 ネガティブな印象を持つこともない。

 観客の思考や行動
 無意識のうちに操作できるので
 自由自在に見る姿勢を整えたり
 満足度や感じる価値を高めたりできる。


では、観客をコントロールするには
どうすればいいのか?

そもそも「観客の教育」なんて
チートみたいなスキルは
どうやって成り立つのか?

まずはその原理を
説明していこうと思います。

「観客の教育」には
2つのステップがあります。

(※ここからは有料部分になります。
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