酒と和解し、アルコールが頭のてっぺんまでめぐった夜ふけ。こんな時間に銭湯へ来るヒトたち。それぞれの生活。特別な夜。 へたっぴなダンスをアルコールと共に踊らながら帰った 早朝に目が覚めて、やさしい風と心地よい空気と煙草のけむりに包まれる。半袖で抱きしめたい10月 そんな10月はじめのアルコール思想 忘れられないほどの'いやなこと'、無理やり忘却の底に沈めないで ゆるさなくて良い 当たり前にゆるされると思っているヒトたち。 泣いて腫れあがったぶさいくな瞼も、わるい言葉
自分がいま、肉眼でみている'やさしい'たちが オールドレンズを経てやわらかく、いのりのように紡いでくれる。 ずっと池に繋がれたアヒルのことなんか、きっと誰も考えてない。無機質なものだから彼らに感情の機能はないのかもなあ。 けれどオールドレンズで時間をとめたその切り抜きには、何度見返してもまどろみのなかにいるような ゆらゆらと浮遊感が緊張をほぐしてくれる。 いつからか、'感じる'ことが鈍くなってしまった。 子供の頃に感じた'暑い'は匂いも空気も味もあった。 たまにふと思い
40Wの光でたばこの煙とアルコールを流し込むこの空間はわたしだけのものだ。