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今週の、いちばん。3(2016年)

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その1週間で、僕がいちばん心が動かされたことをふりかえる、週刊連載的読み物です(収録してるのは2016年分です)
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#企画メシ

「終わり」なんてない。一つの「区切り」があるだけだ。/今週の、いちばん。90

「終わり」なんてない。一つの「区切り」があるだけだ。/今週の、いちばん。90

最近、しばしば「終わり」について考えていた。
僕にとって、いま、そしてこれからも大きな意味を持つだろう「終わり」を、相次いで体験したから。

5月から通っていた「企画メシ」という講座が、先週、最後の回を迎えた。
ここで、「爪痕を残せた」なんて書けたらいいんだけど、実際には何もできなかったに等しい。
編集者が考える「企画」というものが、どれだけ狭く、またその「企画力」とやらが、どれだけちっぽけなもの

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「はじめの一歩」の積み重なりが、人生だ。/今週の、いちばん。89

「はじめの一歩」の積み重なりが、人生だ。/今週の、いちばん。89

ダサい話だけど、編集者になって10数年、著者に企画を提案するとき、いまだに緊張することがある。
相手が自分が強くリスペクトしている人物なら、なおさらだ。
この企画で納得してもらえるだろうか?
「何で俺にこの企画を?」とか思われないだろうか?
仮に賛同していただいたところで、自社で企画を通せるだろうか?
そんなネガティブな疑問がわいては消えをくり返し、打ち合わせ場所に行く途中でイヤになったりする。

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気分はずっと、「入社3年目」。/今週の、いちばん。87

気分はずっと、「入社3年目」。/今週の、いちばん。87

「仕事の報酬は、仕事」
名言集を開くと、しばしばそんな言葉が載っているが、これはなかなか罪な言葉だと思う。
いま、会社員としても個人事業主としても、まさに報酬代わりの仕事がどんどん舞い込み、華金だというのに飲む予定も入れられない。
加えて、(自分が選んだことだけど)先週から、電通の阿部広太郎さんがモデレーターをしている「企画でメシを食っていく」(企画メシ)という講座にも通いだした。

「企画メシ」

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