見出し画像

#245 2019年広告費について

先日、電通さんから2019年広告費についての報告が発表された。

これによると、とうとうインターネット広告費がテレビ広告費を越えたらしい・・・。昨年、発表されたときに、インターネット広告費がかなり伸びていて、テレビ広告費をもう追い抜くだろうと言われていたので、とうとうそうなったかという感じなので、そこまでビックリしなかったけど、まぁそうなるよなぁって思った。

この結果をすごい!!ってSNSなどに投稿指定していて、いろいろ見ていると面白い。Agenda noteでも、いろんな人の見解が述べられていておもしろい。

この中で足立さんが言っていることが本質だなぁって思った。

この数値が意味しているのは、テレビなどの既存のメディアに「加えて」、インターネットメディアの増加によりお客さまにリーチできる手段が増えているということ。つまりはテレビだけでもインターネット「だけ」ではなく、インターネットやテレビを含む多種のメディアを「バランス」よく包括的に考えて、使わなくては、広いお客さまに効率的にリーチできなくなっているということです。

そもそもテレビとネットの議論ではなく、どうコミュニケーションをしていく?ってのが本質で、その後に手段としてメディアを考えれば、こんな議論は起こらへんと思うねんなぁ・・・。

もうそろそろ「デジタルかリアルか?」といった議論ではなく、伝えたい人に伝えるためには、それぞれの媒体で「どういった情報を発信するべきかか?それぞれの役割は何か?」についての議論をするほうが、はるかに重要やと思う。こういうことをちゃんと考えないで、世の流れはネットやからと言わんばかりに、インターネット広告に投資するっていうのはどうかなぁって思う。確かに、やる人は新しいことをしていた楽しいやろうけど、それっと生活者を無視してるような気がする。

この記事に書いてることは、ほんまに起こってることやなって思いながら読んでた。

まさに、この記事に書いてあることは、肌感に近いような気がする。

おそらく広告費上位500社で調査すれば、テレビ広告費の方がインターネット広告費に比べてはるかに多いと思う。ま、ネットの比率は上がってると思うねんけど。

今後は、テレビかネットとかの議論ではなく、伝えるためにはどうすればいいかという本質の議論をしていきたい!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?