Adobe Fresco 試用中 #03

Frescoで描く絵、2枚目。今回はドロー系メインで描いてみた。

FrescoがProject Geminiという名で発表された当初、PhotoshopとIllustratorを融合させたアプリと喧伝されていたけど、実際触ってみるとIllustrator的なものを感じる部分はあまりない。単純に拡大縮小でエッジが劣化しないドロー系のブラシが(というかドローレイヤーが)内包されているだけ、という感じ。今後ベジェを編集する機能も追加されたりもするんだろうけど。

ただ自分はこのドローブラシで描いて塗る、そのフラットでパキッとした描画が大好きなので今回はドロー系で描いてみた。

画像1

久々にタイツっ娘の絵ですw

秋以降また同人イベントに出たい気分も高まってきたのでサークルカット描きも兼ねて。モチーフはこの間ヤフオクで落札した国産レトロタイツのパッケージ。こうした60年代から70年代の製品のパッケージ写真のエロスがお気に入りなんだけど、最近はヤフオクで落札してはファイリングしてます。

さてFresco。前回の絵は慣れない油彩系ライブブラシを使って苦戦したけど、ドロー系はやっぱりいいなぁ。Illustrator Draw(モバイル版イラレ)に感じた楽しさがある。こういうベタっとした感じが一番自分の絵って気がするし。

ドローブラシはボールペンとかサインペンみたいに抑揚のない線が好みなので、ちょっとチューニングは必要。デフォルトだと筆圧や速度で線幅がグニョーンとダイナミックに変化するのでむしろ描きづらい。なんとなくグリグリ落書きする分には面白いんだろうけど。

それとピクセル系だと、例えば赤い丸を描いてその中を同色でバケツ塗りすると、線と塗りの間のアンチエイリアス部分が微妙な隙間になる。しきい値で調節しなくちゃならなくて、それでもまだ微妙な痕が残るのがすごく嫌。これはIbis PaintとかProcreate、そしてFrescoのピクセルレイヤーでも感じていたモヤモヤポイントなんだけど、Frescoのドローレイヤーでバケツ塗りするとピッタリ塗れる! やったー。これだけでも嬉しい。

さらにFrescoではドローレイヤーの上にピクセルレイヤーを重ねて乗算とかオーバーレイの描画モードで色調の調整もできる。この辺も「自分の絵」的にはとても使いやすいポイント。

時間がある時に具体的な参考画像とともにこの辺は整理しておきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?