「投資家みたいに生きろ」 (著/藤野英人) ダイヤモンド社

この本は投資家になるための本ではなく、投資家みたいに生きることで、将来の不安を解決していくための本であることが前提です。

"投資"という言葉を目や耳にするだけで、「リスクがある」「怪しい」「危ない」「やらない方がいい」こんなイメージを持つ人がほとんどだと思います。僕も今まではそのうちの1人でした。しかし、老後の2000万円問題や、年金問題が取り上げられるようになり、将来の自分の姿を考えるきっかけができたのでこの本を手に取ってみました。
ただ、今回は株やFX、投資信託など、お金を運用する投資以外の、自己投資について良いなと思ったので、少し紹介したいと思います。

一般的な考えとして、将来の不安をなくすための2つの方法として、

①若いうちにたくさん稼ぐ
②支出を抑える
の2つがあげられます。

しかし、これは定年を60歳とし老後の生活を20年間とした時の計算であり、これからは医療も進み人生100年時代とされていく中で、今まで通りの準備では対応することができないと著者は考えています。

そこで、新たな2つの方法として、

①長く働き続けること
②収入の一部を投資に回す(資産運用)

に変化していくことが将来の不安を打破する人生戦略と著者は考えます。

改めて"投資"とは?
投資の要素として著者は5つ記しています。

①主体性
②時間
③お金
④決断
⑤運

①主体性
要はやりたいことをやろうということです。
時間やお金の不安から解放された時に、
1番にやりたいと考えた事があなたの生き方の本質となります。やりたいことを全力でやれば、自然とそこにお金と人が集まってくるということです。そこには、リスクは必要ですがリスクを取ることで大きなリターンを得ることができるのも投資家の考えに通ずるものがあると感じました。YouTuberなどもやりたいことをやったからこそそこに価値が生まれたんだと実感しました。

②時間
時間は唯一誰にでも平等であり有限です。
あなたが今ダラダラと意味も過ごす時間と将来のために費やす時間は、どちらが投資的考えかは分かると思います。著者は、時間をかけることであなたの価値は増すと言います。投資家の考え方になったつもりだけでも、自分の今までの過ごし方が成長に繋がっているとは強くは思えませんでした。だからこそ、明らかな無駄な時間は削り、将来期待できるもの、価値あるものに自分の時間を費やしていきたいと思います。

③お金
お金の意味を未来のものとします。
支払いに自覚はありますか?昨日、1日で使ったお金の金額と内容を答えられますか?この質問に、正直僕はこの本を読む前までは、はっきりと答えることは出来ず、消費活動に無自覚であることが分かりました。
投資家が、準備もせずなんとなく投資することは絶対にあり得ないと思います。
これは、普段の私生活の消費活動にも置き換える事ができ、自分の消費活動に自覚が芽生えれば、本当に必要なものだけを消費に当てる事ができると思います。
例えば、帰宅途中にふらりとコンビニに立ち寄って、なんとなくお菓子やジュースを購入していませんか?これは、無自覚な消費活動であり、「心の隙間」を埋める行為と著者は言います。毎日お菓子とジュースに300円消費するとすると、1年で10万9500円10年で109万5000円おお菓子に消費しているのです。
改めてこの数字は普段気にかけなければ気づかない数字だと思います。だからこそ、消費活動には、よく考えて一度立ち止まることが必要であると感じました。いきなりは難しいので、僕は「ZAIM」という家計簿アプリで自分の消費活動を1カ月間記録したいと思います。

④決断
投資家において、決断する力は不可欠です。
投資家であれば、投資において、可能性を1つに絞り、残りの可能性を捨てるという決断をしています。リスクが怖くて投資をしなければ、リターンを得る機会を捨てると言い換えれます。
決断をするということは、リスクを取りリターンを得ることだと改めて感じました。普段の生活においても、お金や時間の使い方を日々決断し、成功体験を得ていくことが大事であると著者は言います。決断するということは難しいかもしれないけど、人任せにせず素早く決断できることが、大切だと思いました。

⑤運
スピリチュアル的な部分ではありますが、大事な要素として著者は言います。様々な実験においても、運が良いと思う人の方が効果を発揮するという結果も出ているそうです。確かに、運を拾うために高校野球では、落ちているゴミを気にかけて生活していたのですが、今考えれば運拾いは視野を広げる行動にも繋がっていたのではないのかなと思います。視野が広がれば、自然と多くのことが目に飛び込んでくるので、チャンスは広がると考えます。

この5つの要素をまとめて、

『自分の中に「主体性」を、養い、「時間」と「お金」の使い方に自覚的になり、「運」の流れに身を任せながら人生の「決断」をする。』

これが投資家が当たり前に意識している

「エネルギー」

の中身と著者は語ります。

この要素を意識し、投資家みたいに生き、資金、自己投資をしていくことが出来れば、自ずと自分のチャンスは広がり、未来から得られるお返しがあるのです。そのお返しのことを著者は、見えない資産とします。
スキルや、健康的な体、人間関係など自己投資によって得られる、目に見えるお金の資産ではない、見えない資産です。
この見えない資産はその人の価値になるからこそ、自己投資により価値を高める重要性に気づきました。この見えない資産が多ければ、将来の不安を打破するための、
①長く働くこと。に通ずる都思います。
健康的な身体や、スキル、人間関係の見えない資産に価値があれば、長く働き続けることができる要因にもなります。
つまり、自己投資が見えない資産を産むのです。

そして、なにより重要なことは

「一生勉強をやり続ける」

ということです。

学問だけではなく、日々学ぶことが大切であるとこの本から学ぶことができました。

文章下手で伝わりにくいと思いますが、自分の生活を考えさせられる本だったので良かったら読んでみてください。




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1997年生/学生時代野球に時間をささげてきました。 次の人生は、自己成長に尽力していきます。 そんなこともあり、「note」で発信していきます。 野球×読書
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