「一清掃員の独り言」〜走るダイナモ

一ゴミ清掃員の私が7年目を迎え、ゴミ業界の裏事情や、こんな作業員、運転手などを勝手に紹介していきます。少しでもゴミ事情を理解して頂ければこれ幸いです。ゴミ裏事情…発車オーライ！

ダンボールなら任せてよ

この道40年一筋。

素晴らしく経験豊富な

「ジュンジ」さん

娘さんは売れっ子漫画家らしい。

作業員としてひたすら道を走る。

スタミナの化け物。

正に「走るダイナモ」

ダンボールをひたすらかき集める。

毎日ダンボールを触っているとふとこんな感覚に捉われるらしい。

その感覚とは

「ダンボールになりたい」

とても理解は出来ないが、悟りを開く間近と見受けられる。

ダンボールの中でも好きなダンボールがあるらしく順位付けして頂いた。

第三位　引越しのサカイ

安定して頑丈で

「持ちやすさ抜群」

らしい。

理解は出来ないが、言われてみればなんとやらである。

第二位　ビール入れのダンボール

なんでも

軽い　掴みやすい　ビールが飲みたくなる

らしい。

これも理解は出来ないがそうなんだろう。

しかし風に弱いという弱点がある。

第一位　有田みかん

断トツで良いらしい。

余り出ないのでたまに出ると

「テンション爆上がり」らしい。

デザイン　ダンボールの厚み　触り心地

「パーフェクト」

だそうだ。

最後まで理解出来なかったが

ただ、有田みかんのダンボールの底は金具があり

その金具で怪我をしたそうだ。

いや、あかんがな。

逆にAmazonとかZOZOTOWNはだめらしい

何故と聞くと

「だって多いんだもん！」

確かに。最後にこれだけは共感出来た…。

一清掃員

タケウチパンダ