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コンテンツを発信すれば、自分が整う

最近、自分の周りでnoteを始める人が増えてきました。noteってどうなの?と興味を持つ人も増えてきました。そんな、「私の周りの方」に向けた記事です。

世の中には多くの「発信」に関するサービスがありますが、そのなかでもnoteについて感じていることを書いてみたいと思います。

私がnoteをはじめたのは昨年の11月。本日現在で34記事・・・と大した数ではありません。しかし、noteを使うことの価値はメチャクチャ感じています。note経由での仕事もちょこちょこ発生したりと、ぱっと見でもわかる「成果」が出始めています。

ところで、noteを使う意味は「分かりやすい成果」だけではありません。むしろ、他のブログ系サービスと比較しても見えてきにくい「分かりにくい成果」の方に意味があると感じています。

そんな「分かりやすい成果」と「分かりにくい成果」、どちらからも私が感じている利点をお伝えしましょう。全部で3つありますよん。


01.noteの良さってナニ?(超私見)


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①検索エンジンとの相性の良さ

これはよく聞くことですよね。検索エンジンにとにかく引っ掛かりやすい。

例えば私の記事だと、googleで「ダンボール工作」とか「アート思考」とか「レオ・レオニ+フレデリック」とか「アフターコロナ+展示会」で検索すると、大体1P目に表示されます。(シークレット検索しているので、おそらく間違いない!?情報)

別に私の記事はネット上でたくさんシェアされているとか、「スキ」がいっぱい付いているとか、そんな状態ではありません。フォローいただいている方も100ちょっとです。noteユーザーのボリュームからすれば圧倒的に少数派でしょう。

でも、そんな記事が検索上位に来るのです。「アート思考」なんてプレジデントオンラインなんかのビジネスサイトより上位にきています。いいのか!?

良い記事や良い発信も見てもらえるから届けたい人に届く、という点から検索エンジンとの相性の良さはリアルに実感しています。なぜ強いのか?という理由は知りませんし、実際どうなのかもわかりません。ただ私がそう感じている・・・というだけです。


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②とつぜん届く「サポート」でモチベーションが爆上がり

noteはコンテンツ自体をマネタイズする方法を提供しています。それが有料記事(マガジン)とサポートです。

有料記事についてはあまり語る意味がないので割愛します。他にも似たようなサービスを提供しているモノはありますし、ここについて語り出すと「売り方」みたいな話題になっちゃうので。。。

対して、「サポート」はステキな仕組みです。

noteは「世のクリエイターを応援する」というスタンスを取っています。ここで言うクリエイターとはnoteを活用する発信者すべて。そのクリエイターに誰かのエールが「届きやすい」仕組みを作っています。それが「サポート」です。

noteを使っている方はとっくにご存じでしょうが敢えて説明させてください。

例えばあなたがある記事を読んでいて「めちゃめちゃこの記事いいな!」と思ったときにその記事を書いたクリエイターへ直接「少額のお金」を贈ることのできる仕組みです。言わば感動を少額のお金にしてエールとして贈ることのできる仕組みですね。(言わばと言いながら大して前の分と中身が変わらない疑惑)

自分も「贈ったこと」「贈られたこと」の両方があります。特に「贈られた」ときの喜びは大きいですよね。有料記事でもなんでもないですよ。無料で公開している記事に対して「感銘した」「とても大きな気付きがあった」と、わざわざ「お金」を贈ってきてくれるのです。そりゃもう、モチベーション爆上がりです。

これ、「金額」が価値ではないです。読んでくれた相手が「わざわざ」お金を贈ってくれるという「行為」が価値なんです。そんな思いを受け取った側が「もっと応えよう」とする想いの循環がステキなんです。

たった100円でここまで相手を幸せにできる、モチベーションを上げることができる。「お金」を軸にしたコトバを使うことは憚られながらですが、費用対効果の高さを実感せずにはいられません。ただ、最初から「記事を書くことで儲けよう」って発想だとこの喜びは味わえないかもですね。


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③いろんな表現が「できない」ブログ

実はこの3番目が一番キモだと思っています。
noteってあんまり多様な表現ができません。(codeが書ければ多少は味をつけることができる)

絵文字は使えない、文字の色も自由に変えられない、ページのデザインに自由度もない。特にアメブロあたりに慣れている方には表現の範囲が狭いので使いづらいと思われるかもしれません。

ですが、いろんな表現が「できない」ということが、noteを使う価値を高めていると思います。

「見せ方」をアレコレと加工できないので、書く人は「文章」そのものに向き合うしかなくなります。

コンテンツそもそもが持つ最大の価値は言うまでもなく「文章」です。いろんな表現が「できない」ということは文章そのものに向き合わざるを得ません。結果、noteを使い続けると「書くチカラ」が増してくると感じています。

私は以前からいろんなブログサービスをちょこちょこと使っていました。そのいずれも私が言いたいことをただ言うだけのコンテンツでしたが、noteを使い始めてからの方が「文章そのもの」に向き合っている気がします。

まぁ、私の書くコンテンツはぶっちゃけ「まわりくどさ」に定評があります。多くの方から「読みにくい」との評価をいただくマスターベーションコンテンツが多いのですが、それでもnoteを使い始めてからは文章への向き合い方が変化してきたと実感しています。

この辺りはまだまだ精進しなければいけないところなので「全然やないか!読みにくいねん!」というツッコミも甘受いたします笑

いろんな表現が「できない」ことで、コンテンツそのものを磨くことが「できる」ようになる。これは他のサービスにはない特長だと思います。

だから、「書けない」と悩む方はnoteから始めてみるのが良いかもしれません。余計なことが出来ないので、結果的に最速で「書ける」ようになるでしょう。



02.なぜコンテンツを発信するのか


いま、「コンテンツを発信する意味」が強く語られています。個人であっても企業であっても同じ。発信できる人や企業こそ生き残っていける。「コンテンツマーケティング」なんて言葉が流行り出したのも、その流れの一つです。

まぁ、そこについて敢えて文句は言いません。ただ、ちょっと「外向き」なテーマが多すぎるかなぁ。「売れる」とか「知ってもらう」は、発信することの結果論です。私は逆方向の価値を感じています。

『発信するとは、自分を整えること』
こんな表現が出来るのではないでしょうか。
 
つまり、「発信」とは外に向けた矢印のようで、内に向けた矢印でもあります。そして「内向きの矢印」を意識して向き合っていけば、あなたの発信の価値は大きくなるのです。

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03.発信するとは、自分を整える


人も企業も、いろんなことを「思って」います。そして、いろんなことを「言って」います、「やって」います。

でも、これら「思っていること」「言ってること」「やってること」は一致しているでしょうか。特に「思っていること」は案外フワフワしています。自分だってそうです。

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しかし、その「フワフワ」は「言ってみる」「やってみる」という行為に落とし込んでみないと、どんな方向にフワフワしているのか、どんな弾力でフワフワしているのか分かりません。

だから、アウトプットすることが大切になるのです。

一つのアウトプットが右を目指していた、もう一つのアウトプットは左を目指していた。その自己矛盾に気付くのはアウトプットをするが故です。

「思って」いることを、「言って」みる、「やって」みる。そのときに出る方向の矢印は思った以上にアチコチに飛び交っています。「こんなに自己矛盾を抱えていたのか!」と驚くこと山のごとし。

でも、その矢印は大量に出し続けるからこそ、徐々に一つの方向に収束させていくことができるんじゃないでしょうか。

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アウトプットを重ねるから、一貫性は獲得できます。アウトプットを始める前に「一貫性のある発信が出来なさそうで怖い」と思ってしまうのは順番が逆なんです。「アウトプットをするから一貫性を獲得できる」のです。

だから、一貫性のない発信をしてしまう自分自身を許してあげてください。一貫性のない発信をすること自体は「良し」と考えてほしいです。自分自身が許せなかったとしても私はOK!とあなたにお伝えします。

だって、そのアウトプットはあなたが一貫性を獲得する途上のプロセスなんだから。「アウトプットの中身」に対して一貫性の無さを指摘することはあれど、「アウトプットの行為」そのものは手放しで称賛しますよ。それでイイんです。ステキ~!!!!

ブログは「言葉」と違って、カタチに残せます。時間をあけて「自分の矢印」に向き合うことができます。これは自分を整えるうえで大きな効果を発揮します。

一方で、残しておきたくないものは消してしまっても良いのです。「あーあんなコトを書いてしまった!」とあとから気付いたものは、消せばよいのです笑。ブログとは違いますが、私もTwitterを使っていてスベったツイートはよく消しています笑



04.何をつかってもよい、発信してもよいし、しなくてもよい


で、まとめは結局コレです笑

どんなブログ系サービスを使ってもよいですし、必要性を感じないなら使わなくてもよい。自分の目的に照らし合わせてみましょう。

発信するにあたって「内向きの矢印」と「書く習慣」が大切になってきますが、もしこれまでに色々チャレンジしたけど上手くいかなかったという方がいれば2冊ほどおススメの本があるのでご紹介しておきます。


個人的に『内向きの矢印』が一番強く出るブログサービスはnoteじゃないかなぁと思っています。『内向きの矢印』が必要だと思う方はnoteを使ってみても損はないんじゃないかな?。

だから、私はnoteを使っています。『自分を整える』にnoteは最適だから。別にnoteの手先でも何でもありませんが、思ったことでした。おわり。


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