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【006】VAMOS 2022

明けましておめでとうございます
祖国日本は成人式が終わった頃
スペインのバルセロナは、年明け恒例のLos Reyes Magosと言ってキリストの生後に贈り物をした三賢者が海から船でやってきた後にパレードを行う、子供たちが大喜びするお祭り

なぜなら・・・

その祭りの翌日1月6日の朝に、他国のクリスマスよりも多めのプレゼントが贈呈されるからだ!
ナニそれ!聞いてない

スペインへやってきて知った習わし
しかも、1月5日の夜のパレードでは山車から大量の飴玉とお菓子が投げ込まれるという子供たちにとっては最高なスパークと虫歯がセットでやってくるイベントになっている。うちの子供たちも毎年、投げ込まれる大量の飴玉とお菓子を受け止め、または地面から拾い尽くすために大きめのビニール袋を持って参戦するのだが・・・

おいおいおい!バルセロナはまず、最初の年に参加した時から飴玉の量が少なすぎる!南はアンダルシアのマラガの10分の1程度。これには子供たちもテンションが下がった。去年はCOVID-19で中止。去年より多く、過去最高を記録した陽性者数を叩き出した翌日に決行されたパレードではなんと・・・飴玉バズーカなし!

いやいやいや

互いに揉み合ってソーシャルディスタンスが取れないからか?あれだけの人が密集していて、今更それはない。とは言え、周りを見渡すとビニール袋を用意している子供たちが皆無・・・もしかしたらバルセロナのあるカタルーニャ地方はそもそも飴玉とお菓子をバズーカする風習が無いのかも知れない。すっかり肩を落として帰ってきた我が子たち。パレードは良かったが、最後まで飴玉を待っていたうちの子達としては超不完全燃焼

重症者があまり増えていないので病床を圧迫していないバルセロナは子供たちが楽しみにしていたお祭りを2年振りに復活させてくれただけでもありがたい。今だに世界的にはこの新型ウイルスで亡くなられている方の平均年齢が80歳前後の中、マスクだけでなく色々と我慢させられている子供たちを大事にする国は尊敬に値する。日本では、学生たちの沖縄への旅行などが中止になったと聞いたが1月9日の時点でのデータは以下の通り

東京重症者4人(病床使用率0.8%)

大阪重症者2人(病床使用率0.3%)

沖縄県重症者ゼロ

圧倒的に多いスペインでさえ行事を敢行させている中、規制を再び強化する日本。一度しかない子供と若者たちの青春だけは奪わないでやって欲しい。大人が自己判断でワクチンを接種するのもしないのも個人の自由だが、大人たちのために我慢し続けている子供たちはいたたまれない。


今年こそは子供と若者たちの正当な自由を、日本だけでなく世界各国が解放する事を願います。そのための発言を今年もしていこうと思います。


日本だけでなく世界の未来を担うのは
今回の新型ウイルスの被害が多い年齢層ではなく、若い彼ら


※給付金や補償金、無料で打てるワクチンや検査等々の莫大な費用のツケを払わされるのも彼らです。

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