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怪談沼に首まで浸かる愉悦――松村、深澤、原田『「超」怖い話 庚』、7月29日発売!

神社の裏手で見つけた大亀。
家で飼おうと連れ帰ると、
それは注連縄の巻かれた甲羅に変わっていて…(「亀」より)

漁村の怖ろしき禁忌譚ほか、
怪談沼の深みに首までつかりたい愉悦の32話‼

内容・あらすじ

かつてない混迷の中にある今夏、とんでもなく濃密な怪談が3人の元に集まった。
否、託されたと言うべきか。

・孤独な霊感少年と部屋に棲む若い女の霊との幾年「淡日」
・かつて我が子を殺し、服役した過去を持つ女性が見る悪夢「埋夢」
・眺望は良いが何かが棲みついている旅館の一室。その部屋の客室係が見たものとは「眺めの良い部屋」
・家賃滞納者を退去させた後の部屋にいた見えないモノ「ここに誰かがいる」
・事故で死んだ少年がかつての家庭教師に残した不穏な手紙「わからない子」
・廃墟で肝試し中いつのまにか消えたケータイはどこに「失せ物」

……他、うっすら汗ばむ肌も冷たい全32話収録!

編著者紹介

松村進吉(まつむら・しんきち)
1975年、徳島県生まれ。2006年「超-1/2006」に優勝し、デビュー。2009年からは五代目編著者として本シリーズを牽引する。2017年『「超」怖い話 丁』(竹書房)より共著に深澤夜と原田空を迎え、新体制をスタート。近著に『怪談稼業 侵蝕』(KADOKAWA)、主な既著に『「超」怖い話 ベストセレクション 奈落』(竹書房)など。⭐松村進吉Twitter⭐

共著者紹介

深澤夜(ふかさわ・よる)
1979年、栃木県生まれ。2006年にデビュー。2014年から冬の「超」怖い話〈干支シリーズ〉に参加、2017年『「超」怖い話 丁』より〈十干シリーズ〉の共著も務める。単著に『「超」怖い話 鬼胎』(竹書房)、松村との共著に『恐怖箱 しおづけ手帖』(竹書房)がある。⭐深澤夜Twitter⭐

原田空(はらだ・そら)
1978年、埼玉県生まれ。2006年にデビュー。2017年『「超」怖い話 丁』より〈十干〉シリーズの共著者として参戦。共著既著に『恐怖箱 蟻地獄』(竹書房)、深澤との共著に『恐怖箱 蛇苺』(竹書房)がある。

⭐シリーズ既刊⭐





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