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式神、妖かし、憑き物筋――籠三蔵『方違異談 現代雨月物語』4/27発売!

横須賀の拝み屋の家に伝わる〈箱〉。中に封印されているモノとは…?
式神、妖かし、憑き物筋…この世に実在する異形の実話奇譚!

内容紹介・あらすじ

幽霊・人霊だけにとどまらぬこの世の異談――
式神、妖かし、憑き物筋など、にわかには信じがたいが実際に存在するモノ。
現実に起こった怪事件の数々。
それらを著者自らが取材し纏めた、異形の実話怪談集!!!

●横須賀の拝み屋の家に代々伝わる桐の小箱。その家は呪詛呪殺で繁栄してきたというが、箱の中には何が…「約束」
●結婚の話題になると彼の体内から出てくる鰻のような黒いモノ。それが彼女の胸に潜り込んできて…「黒蟠虫」
●家の中を歩き回る何者かの足音。魔物退治に験力があると言われる三峰神社を頼ると…「御眷属拝借」
●全部を読んだり語ったりすると必ず障りがある〈語らずの話〉。一部を怪談会で披露しようとすると…「カレーの中辛」
●とり憑かれたように蟻殺しを繰り返す美女。毒餌で殺した女王蟻の最期を見届けた日から恐ろしい事が…「ありおんな」

他、取材中の空気感も生々しい全28話収録!

著者紹介

籠 三蔵 Sanzo Kago
埼玉県生まれの東京都育ち。山野を歩き、闇の狭間を覗く、流浪の怪談屋。尾道てのひら怪談大賞受賞。共著に「高崎怪談会 東国百鬼譚」がある。


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