「考えてやってみろ!」という指導は指導なのか?
こんにちは!たけぽんたん(@takepontan)です!
今日は青山学院大学駅伝監督である原晋監督の著書「フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉」を読み始めて感じたこと書きます。
①サッカー指導者の中にも「考えろ!」という指導をする人がいること
②選手の自主性に任せるための段階
①サッカー指導者の中にも「考えろ!」という指導をする人がいること
いままで数人のサッカーの指導者にあってきました
その中に「考えればわかるだろ!」とか「頭悪いな」とかの発言をしてしまう方がいらっしゃいました
やっぱりこれはいけないことだなと思うわけです
その選手ができないのは
1、指導者が選手が考える手段・材料を与えていない
2、指導者が選手に考える習慣を与えていない
3、間違ったら選手が指導者に怒られる雰囲気がある
この3つほどが原因だと思います
1、指導者が選手が考える手段・材料を与えていない
選手に個人戦術や2人組・3人組の戦術を落とし込んでいないのに、
サイドの局面で人数をかけて打開できないのは当たり前ですし、
武器の使い方を知らない選手に、コンボ技を教えてもゲームは攻略できません(例えになっているのか?)
最初のころは1から10までティーチングして落とし込むことが必要です
指導者主導になってしまいますが、最初のころは仕方のないことでしょう
2、指導者が選手に考える習慣を与えていない
1の段階が終わったら少しずつ選手に考える機会を与えてもいいと思います
起こった現象に対して
指「今の段階でどのくらい選択し持てた?」
選「A~Cの3種類です」
指「なぜAにしたの?」
選「〇〇だったからです」
指「なるほど、よく判断したね!」
みたいな感じで選手を褒めたうえで、違う選択肢を持ってほしい場合には
指「他に選択しない?空いているスペースはない?」
と促してあげると選手は考えますし、自信もつくと思います
こうすることで考える習慣はつくと思います
3、間違ったら選手が指導者に怒られる雰囲気がある
試合中にうまくいかないときに
「なんでそのプレーするんだよ!!」
と大きな声をあげる方がいらっしゃいます
選手は委縮して、監督の指示したプレーしかしなくなります
「選手の未来に関わっている」
C級の指導でもインストラクターの方が何度もおっしゃっていましたが、
選手の未来を考えると先ほどのようなアクションはマイナスでしかないです
ただ、自分が指導をしていた時に先ほどの発言をしていなかったかというとしていたこともあると思います
こういう風に考えるようになって、自分の指導者としての情けなさがわかるとともに、そのときの選手に申し訳ないなと思います
②選手の自主性に任せるための段階
原監督は
1、命令型→1から10まで指示、ティーチング
2、指示型→キャプテンに指示をして全体に共有
3、投げ掛け型→キャプテンに投げかけて、チームで議論
4、サポーター型→外部コーチも巻き込む、監督は見守る
の4段階でチームを強くしていくという話をしていました
サッカーはピッチの選手が主役です
理想はチームの現象に選手が気付き自分たちで修正することです
監督は1から10まで指示を出さない
ピッチの中の選手から
選「こんな感じでやろうと思うんですけど?どうでしょうか?」
指「リスク管理大丈夫?」
選「このポジションでカバーします」
みたいなやり取りがあるのが最高です
何度か、このやり取りがあったときは嬉しかったです
ただ、自分の失敗はいきなり3の段階にとんでしまったことです
キャプテンには迷惑をかけていしまいました
次に指導するチームがあれば長い目でチームのことを考えて
数年かけて選手を成長させる環境をつくりたいです
今日はここまで!
ご意見・ご感想お待ちしています!
今夜は アジア杯 日本×オマーン 頑張れ日本!!!!!
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