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なかなかダンスが上達しない人へ

ダンスレッスンに通っていても、なかなか上達しない…。

自分ってダンスに向いていないのかなぁ…。

踊りは本当に才能ないんですよねー。


こんな声をよく聞くことがあります。


かくいう僕もそう考えていた時期があります。


ただ、いろんな現場で多くのダンサーを見てきた経験から、確信をもって言えることがあります。


才能とか、肉体的条件とか…マジ関係ねぇ。


もしかしたら世界のトップレベルで活躍するためには多少そういう要素もあるのかもしれません。

世界レベルで踊ったことがないのでよくわかりませんが…。


少なくとも、日本の第一線で活躍している人たちを見る限り「才能」という言葉はほとんど当てはまりません

あえて言うなら、彼らには「努力を継続する才能」はあります。

これは間違いない。

そして、努力を努力だなんて思っていません


でもやっぱり「ダンスの才能」って言うのは、そもそも存在しないんだと思います。



なるほど…お前の言いたいことはわかった。

でも…

自分だってレッスンに通って努力している!
なんで結果が出ないんだ!
才能が関係ないなら、上達スピードにこんなに差があるわけないじゃろがボケーーっ!!


ってことですよね。笑


すごい分かるわー。僕もそう思ってたもん…。



もしかしたら、それ…

レッスンの受け方がうまくないのかもしれませんよ。


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皆さんは、「ラーニングピラミッド」って聞いたことありますか?

「ラーニングピラミッド」は、アメリカ国立訓練研究所が発表した研究結果で、
「どんな学び方をすれば、どれぐらい頭に残るか」を数値化して分類し、ピラミッド型の図にまとめたものです。

上記の図では、ピラミッドの下に行くほど学習定着率が高くなっていきます。

僕的にはこの数字は極端な気がしているのですが…笑


このラーニングピラミッド、実はダンスでも当てはまるんです。

雑にいうと、受け身なレッスンの受け方をせずに、もっと能動的に参加すればちゃんと覚えられるよーって感じです。


まぁ、レッスンは自分で動いてるから、本来なら参加するだけで75%の部類なのですが…笑

でも、受け身の状態で動いている人っていますもんねー。笑


 
で、僕が言いたいのはそんなことじゃなくて、「積極的な学習」に入る3つのカテゴリー。「グループ討論・自ら体験する・人に教える」を上手に実践できていない人が、いわゆる「ダンスの上達が遅い人」な気がするんです。


レッスンには来るけど、あまり人とコミュニケーションを取らず一人でいる子とか。

わからないことを質問できない子とか。


もちろん全員ではないですよ。

一匹狼な感じの職人タイプもいるので。笑


ただ、レッスンを一緒に受けてる人とコミュニケーションを取って
レッスン前後に復習したり、質問をしたり、できない子がいたら教えてあげたり

そうやってレッスンに能動的に参加している子はやっぱり上達が早いような気がします。


やるべきことはとてもシンプル。


ダンスを共に語れる仲間をつくる


ただそれだけです。


もしも、あなたが一人で頑張ろうとしていたのなら…

騙されたと思ってやってみてください。

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