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マーチングバンドについて

私の親世代になると、ジャズ=ディキシーランド・ジャズというイメージで、ストライプのシャツにパナマ帽の出立で、何やら陽気な音楽を演奏しているという観念があった。幼少期に 琵琶湖にミシガンという観光船があり、ディキシーランド・ジャズを演奏しているというTVコマーシャルが放映されていた。

そんな経緯もあり、私の中でもディキシーランド・ジャズは割と身近な音楽という感覚であった。さらにサザンロックの関係上、ニューオーリンズの音楽を知る中で、セカンドラインやマーチングバンドの認識も少しづつ変わっていった。

最近になって、YouTubeで「あなたにオススメ」みたいな感じで上がってくる動画の一つに、京都橘高校のマーチングバンドの映像があり、観てみるとかなり楽しくて、本来の音楽の持つ楽しさがすごく伝わって来た。その後、何本も彼ら彼女らの映像を観たが、とても魅力的な演奏だった。

Kings of Dixieland Vol.2 (‘59)
The Dixie Rebels (‘59)

ふとしたきっかけで新しい発見があり、それを(自分なりに)解釈しようとするうちに、いつの間にか自分の中のエッセンスになっていく。

映画「Shall We Dance?」においても、ダンスを通して、それまでの味気ない日常が変わっていくという内容が表現されている。

Kings of Dixieland Vol.8 (‘61)
Dukes of Dixieland Vol.2 (‘57)

我が家にはジミヘンのアルバムはベスト盤が1枚だけしかなかったが、ディキシーランド・ジャズのアルバムは5枚もあった。やはりこういうのが好きなんだろうと思う。

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