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残り2試合 GO GO T.T彩たま!!

2月12日 琉球アスティーダ VS T.T彩たま(神栖) ターニングポイント

「あぁっ、もうダメだ!!」

第2マッチ(健太VS木造戦)の2ゲーム目。

第1ゲーム目を取られて2ゲーム目、10-2から木造選手が怒涛の8ポイント連取。万が一、大逆転でこの2ゲーム目を取られたらこの試合そのものが終わってしまう。

10-8で坂本監督がタイムアウトしたそのインターバルの間、大袈裟でなく本気でそう思っていた。

だから、10オールで木造選手が出したフォア前の短いサーブを健太選手がストップしようとしてボールが浮いてしまった瞬間、冒頭の言葉が象徴するように終戦を覚悟した。

木造選手がなぜ空振りしてしまったのか、それはわからない。

隣で観戦していた応援仲間に

「この空振り。もしかしたらこの試合の勝敗の分かれ目になるかもしれないですね」

そうつぶやく。

試合後の振り返り。

勝敗の分かれ目になったのは健太VS木造戦で正しいと思う。ただ、ポイントはもう一つあったような気がする。

最終ゲーム10-11とリードされた場面。健太選手渾身のバックハンド攻撃をストレート(相手のバック側)に放って得点を挙げる。

「追い込まれたこの場面でそこに打てるんだ!!!」

フォアでもバックでも攻撃時の打球方向はクロスもしくはミドルに集中していたから、この選択には良い意味で驚いた。

卓球ファン層では「木造またか・・・」なのかもしれない。

いや違う。

国際試合から引退していても松平健太は未だ進化している。間違いなく!

そう断言できるほど、彼のガッツポーズは鬼気迫っていたし観ている者の感情に訴えるものがあった。

素晴らしい試合をありがとう。

坂本監督ならびに健太選手へお詫びします。。。

「カットマン以外に勝つのは厳しい。監督、辛いだろうがここは決断の時だ。」

申し訳ないがこの日を含めて残りの試合、出番はもうないと思っていた。

信じられなかった自分を恥じると同時に、健太を信じて起用し続けた坂本監督、そして健太選手へ謝りたい。

T.T彩たまは全員卓球だ。今日出られなかったトルルス、そして友樹。誰一人として欠かせない。誰が出ても勝機はある。

久喜での雌雄を決するホームマッチ。

一体誰がヒーローになるのか、楽しみで仕方がない。

2月12日~14日の過ごし方

残り2試合(15日&16日)。私はどう過ごせば良いだろう。

突発のトラブル的な案件が飛び込まない限り、仕事に入れそうにない。

社会人失格であり切り替えが下手くそな不器用人間であることを実感する反面、かけがえのない体験を味わう事ができていること。

長い目で見たらこの体験、今後あらゆる場面で生かされる可能性は高い。

アウェイ側自由席で中学生から大人まで、「応援よろしく」と頭を下げながら応援グッズを配り歩いた。

観る人それぞれの温度差や客層、実際に体感する事ができた。

営業マン→専門職へ転職した私にとって、懐かしい感覚を抱く事ができた一日でもあった。

体調をまずは整えよう。

「体調不良で試合を観に行けない」

そんな最悪の結末だけは避けたいので、よく眠り、よく手洗いをする。

12日~14日はそんな過ごし方をしたい。

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