上出武史
年末のご挨拶(2020年)
新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症やコロナワクチンについては、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
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年末のご挨拶(2020年)

上出武史

本年も残すところあと僅かとなりました。
多くの方々のご支援により、どうにかここまで駆け抜けてまいりました。

皆様ありがとうございます。


今年の振り返り

2018年6月より着手させていただき、親会社であるジェイテクト社内で数々の検証を推し進め、テストサービスの結果を得て、

2020年4月、ファクトリーエージェントの法人を設立
2020年7月、本格的に新法人でのサービス稼働を開始

新法人の体制を整えながら、浜野製作所様をはじめ、多くの企業様と提携やご支援をいただき、市場の声に応えるべく、サービスの変化を進めてまいりました。

3月頃から新型コロナウイルスが製造業に影響を与え始めました。
インパクトは我々のみならず、多くのお客様やパートナー企業様にも波及し、製造業全体の経済の落ち込みを引き起こしました。

私にとって、2020年を一言で表現するとしたら、「激動」の1年だったと言えます。

また、これは私だけに当てはまる言葉では無いかもしれません。

弊社のみならず、そして製造業だけに限らず、多くの他業種のみなさまにおいても同様に、激しい社会状況の変化に翻弄された1年だったのではないでしょうか。

緊急事態宣言が発動され、リモートワークが推奨され、全ての人々が、その働き方や生き方と向き合う必要性に迫られました。

仕事だけではなく、ライフスタイルそのものにまでインパクトを与えました。

そんな中、我々ファクトリーエージェントが出来ることは、ただ1つ。

事業を通じて、製造業のみなさまに貢献すること。
その結果を通じて、モノづくり・製造業の未来を明るく照らし、次世代へバトンを渡すこと。

そのために、我々は日々、お客様、パートナー様の声を1つ1つ丁寧にお聞きし、必要とするサービスを提供する事。

弊社はヒューマンドリブンをベースとして掲げていますので、トレンドにもなっているSaaSとは対照的で、とても泥臭い一面があります。

しかし、課題を持っているのは人。解決を望んでいるのも人。

価値を感じてお金をお支払いいただけるのも人ですので、愚直に徹底的に泥臭くお客様、パートナー様にそのヒントを得る道を進んでおります。

ITを活用した徹底的な効率化はその先に置いています。

来年の見通し

来年もまだまだ新型コロナの影響は残るものと想定しております。

ニュースを通じて、先進国による新型コロナワクチンの提供開始など明るいニュースが届きますが、

隅々まで行き渡るには時間がかかるでしょうし、安全性や後遺症などの不透明な部分もありますから、完璧回復はまだ先になりそうです。

新型コロナウイルスはいろいろな悪影響をもたらす一方で、強制的に経済や社会における目詰まりを排除し、加速させた側面もあるように思います。

役所の押印廃止、リモートワークの加速などが典型的な例です。
そこに連動する形で、リモートワーク支援SaaS、巣ごもり需要が伸びた様です。

一方で製造業はどうか、というと。

製造業の基本は「現場(製造・組立)」です。
かならず「製品」は「現場(製造・組立)」を通過します。

この製造・組立へ向けてつなぐのが調達となります。
複数のサプライヤーで製造された部品を調達、集約し、組立し、半製品、完成品となります。

現場を目で見るのが必須でしたので、今までの調達網(サプライチェーン)はアナログで泥臭い目利きや人間関係で成立していました。

しかし、今、
大手企業は、リスク、効率の観点で、大きく見直しを迫られています。
また、中小企業におかれても、大企業に合わせる形で追従が求められます。

この泥臭いサプライチェーンや調達の見直しに、抗えない力が加わり、製造業にもデジタル化や効率化の波が押し寄せています。

体感として、
・急速なDX推進の風
・ゆるやかなIT有効活用の風

の2つが業界に流れ込んでいると感じております。
2021年さらにこの風は強さを増すのではないか、と推測しております。

私が思うに、ITは目標達成のツールですので、どちらの風を活用するかは、その企業様の目標と使い手である人材次第だと思います。

立場柄、お客様やパートナー様からIT導入やDXについて、よく意見を求められますが、その際は、このようにお答えしております。

「何の為の目的で導入されますか?」

「その投資の回収にどれくらいの期間がかかりそうですか?」

いまだに、IT化と言うと、あたかも魔法の杖が顧客や売上を加速させるかのように錯覚を引き起こし、マネジメントの判断を鈍らせてしまいます。

生産設備の投資同様、慎重に判断いただけるように、というのが切な願いです。


また、今、述べたデジタル化とはまったく別の話となりますが、とても受け入れがたい事実として、

新型コロナが拍車をかける形で、来年さらに、製造業のお客様やパートナー様の高齢化、後継者不足、休廃業を加速する可能性があります。

我々の耳にも休廃業の声が、ポツリポツリと届いております。
非常に残念でなりません。

実力ある企業様が、事業低迷を理由に休廃業の決断を下される前に、我々は1日も早く、コンタクトし、未来の為に連携を増やす必要があります。

まだまだ弊社はスタートラインを一歩踏み出したにすぎません。
人間で例えるなら幼稚園児か小学生くらいでしょうか

しかし一歩、法人として踏み出した以上はサバイブする以外に道はありえませんし、それが求められていると思っています。

毎日、全員が学びの連続です。メンバーと共に未開のジャングルを探検しているような、時にスリリングでエキサイティングで、

幾度となく巨大な壁に行く手を遮られ、時にピンチが訪れ、全メンバーが一丸となって潜在的なパワーを1点集中し、その壁を乗り越え、ピンチを突破し、

時に大局を見ながら、時に細部にこだわり、それでもその先に必ずある感動を信じて、何度となくそれを体感してまいりました。


来年も「激動」の1年になるかもしれません。
あるいは、今年以上に大変かもしれません。

大変は「大きく変わる」と書きます。

我々は「大きく変える」ために当該事業をスタートしております。むしろ、大変であるべきで、変化はチャンスでもあります。


いかなる状況であったとしても、しなやかに風雪に耐え、巨木を目指し、着実かつスピーディな年輪経営を継続してまいります。

年末のご挨拶

最後となりますが、

来年も更なる発展、飛躍に向けて、サービスの向上を進めてまいります所存ですので、より一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

株式会社ファクトリーエージェント
 代表取締役社長 上出 武史


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上出武史
(株)ファクトリーエージェントの代表取締役社長をしています。ジェイテクトの新規事業よりスピンオフしたスタートアップ。製造業、モノづくり領域における困りごとをマッチングプラットフォームで解決し、社会に笑顔と活力を取り戻す為に活動。専門はセールス、マーケティング、コーチングなど