進化論から考える、組織での生き残り戦略

進化論の著者、ダーウィンは「強い者が生き残るのではない。環境に適応できたものだけが生き残る」と述べています。

組織という単位で見た場合、どんな組織でも必ずヒエラルキー、すなわち上下関係が存在し、上に立つ者とそれに従う者が存在します。

会社を例に取れば、社長にでもならない限りは必ず上司が存在し、また社長であっても、市場やお客様の評価に晒される訳です。

そのような世界でどのように生き残ればいいのか。

一般的にマネージャーという存在は上に行けば行くほど自分で手を動かすのではなく、その部下に如何に仕事をやらせられるかが重要になります。

その時マネージャーはどんは部下を信頼し、頼りにするか。

それは常に「行動」し「結果」を残す部下です。

何かを指示したときに、いちいち文句を言ってきたり、業務内容への納得感を求めるような部下は上司にとっては扱いにくい存在でしかありません。

逆を言えば、組織のヒエラルキーでどんなに下位の存在であっても、常に「行動」し結果」を残す部下に、上司は頭が上がらないのです。

地球上の歴史を見れば、ティラノサウルスを含めた最強と言われた恐竜たちは滅んでも、常に環境に適応し、どんな殺虫剤が開発されてもそれに対抗してきたゴキブリは何万年と生き残っています。

どんな世の中になろうが、どんな環境に置かれようが、常に変化し続け環境に適応してきた者が最後には生き残るのです。

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