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就活生に送る就職氷河期の物語@さとし

こんにちは!さとしです!

コロナウイルスで大変な時期に突入していますね。

21卒、22卒、転職予定の方など、不安がたくさんあるのではないでしょうか?

一例でしかありませんが、就職氷河期に就職活動をしていた身として、あなたの参考になればと思い、このnoteを書いています!

参考になれば幸いです。

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Twitterのフォロワーさんに向けた自己紹介も兼ねているので、少し価値観出し気味で書いてます!
ただ現在、「仕事が趣味」だと言えるほど仕事を楽しんでいますので、仕事を楽しみたい人にとっては参考になる部分もあると思います!

Twitterはこちら↓

最後にわかりやすくまとめも付けてます。

では、本編スタートです。(短編小説風になりましたw)

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僕が新卒で就活をやっていた時期は、ちょうどリーマンショック後の就職氷河期
もちろん不安な気持ちもあった。

でも、持ち前のポジティブシンキングで「何とかなるでしょ」とも思っていた。

就活をスタートさせたのは、大学3年生の秋ごろ。
大学卒業したらいっぱい働くのに、夏のインターンシップに行って職場体験をする意味ってあるのかな?と疑問を持っていて、インターンシップは一つも行かなかった。

そこそこの地方国立大学に通っていたので、周りの雰囲気に合わせて、とりあえず大手企業を受けることにした。

選んだ会社は、飲料メーカー、自動車メーカー、テレビの3業界。
理由は単純で、「ビール好き」「運転好き」「人に影響を与えたい」という感じ。

最初に足を運んだのは、飲料メーカーの説明会。

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人と話すことも大好き、お酒も大好き。
負けず嫌いだから、業界一位じゃないのもワクワクする。
自分に合ってるはずだと心を踊らせて、足を運んだ説明会。

社員さんに質問をする機会があったので、質問もしてみた。
(質問内容は忘れてしまったが...)

説明会の途中から、違和感が生まれ始めた。

「ビールを居酒屋に置いてもらうための営業にどんな価値があるんだろう?」

もちろん僕はエ〇スビールが大好きで、居酒屋にエ〇スビールが置いてあったらテンションが上がる。(ちょっと高いけど...)
でも、スーパード〇イが好きな人もいるし、銘柄なんて気にせず飲んでるサラリーマンがほとんど。
学生ながら、このシェアを奪うだけの営業に価値がないように感じてしまった。

(後日談だが、社会人になって大手飲料メーカーの営業をしている友達と飲む機会があった際に「どの飲料メーカーの製品も大差ないから、やっている意味が見いだせない」と聞いて「やっぱりなぁ」と思った。)

説明会が終わり、はじまる前のワクワクがきれいさっぱり無くなっていた。
言うまでもなく、選考にエントリーすることや、他の飲料メーカーの説明会に行くことはなかった。

次に、自動車メーカー。

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マニュアルの車に乗るほど運転は好きだった。
当時付き合っている彼女にも、マニュアルで免許を取ってもらった。(免許取るのが大変で泣かせてしまったのは、申し訳ないと思ってる。)

「好きなことを仕事にできるのは良いこと」だと考えていたので、自動車メーカーありかも!と思っていたが、ホームページを見てワクワクしなかったので、説明会にすら行かず終了。

自分の感覚を信じて生きてきて、大きな失敗をしていない僕は、感覚でばさばさ切っていった。
周りからなんと言われようと関係ない。
Going さとし's Way.

最後はテレビ業界。

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せっかくなら「たくさんの人に影響を与えたい」
そんな気持ちを持っていた僕は、テレビを使っていいコンテンツを届けることで、人にいい影響を与えたいと思った。

日本中に良いコンテンツを届けてやるんだ!という気持ちだった。

まずはエントリーシート(以下ES)。
大学名も悪くないはずなので、「ESくらい通るでしょ」とたかをくくっていた。

しかし、ESで落とされた。
まさか過ぎた。
飲料メーカーも自動車メーカーも受けない自分にとって、テレビ業界はいわゆる第一志望だった。

落ちた理由は、ESに「テレビはあまり見ませんが、」という言葉を入れたことか、字が汚かったことだと思ってるw

あっけなく大手就活の希望が消えていった。

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実は、大手就活の雲行きが怪しくなってきた時期に、ベンチャー企業と出会えるイベントに参加していた。
このイベントが僕の人生を大きく変えた。

たまたまメーリス(今でいうLINEグループ?)で下記のような内容が送られてきた。

【イベントのご案内】
さとし様

下記が気になる学生は是非ご参加ください!

・圧倒的に成長したい
・志望動機不要
・力試しがしたい
・起業に興味がある
・人と違う就活がしたい
・今の就活に疑問がある

「あれ?これおれのことじゃない?」

周りが大手企業ばかり見てたり、ありもしない志望動機を必死に作っているのを見て、疑問を持っていたし、挑戦的な感じが魅力に映った。

すぐに説明会に参加し、選考を通過して、イベントに参加することになった。

大丈夫かなという心配もあったが、いい出会いがあるんじゃないかというワクワクした気持ちでイベント当日を迎えた。

イベントには知らない会社がたくさん来ていた。
業種業界もバラバラ。
でも、色んな人と1対1で話す機会があって、たくさんの学びがあった。
アツい人事さんや経営者の方がたくさんいた。

会社に寄せて話す必要がなく、本音で自分の考えや想いをぶつけられた。

「就活って楽しい」
この時、強く思った。

アウトプット
の大事さ、社会人からもらえる意見の重要さも知った。

このイベントのおかげでベンチャーという存在を知ることができ、自分の夢を叶えるためのキャリアを歩もうと決心できた。

その先の就職活動は、スムーズに進んでいった。

軸は、「将来好きなことをやるための成長」だった。

やりたいことが明確じゃない分、将来やりたいことが明確になった時に、挑戦できる自分でいたい。
そのためには、自己成長が必須。
とりあえず成長しよう!

こんな感じ。

色んな会社に足を運ぶ中で、その会社でできる成長を知れるのが楽しかった。

色んな会社に色んな成長があって、面白いなぁって思った。

最終的には、営業力を求めて、名前の知られていない不動産会社で最長3年間と決めて働くことにした。

成長(営業力)を目的としたときに、なぜこのような選択をしたかは下記の通り。

(名前の知られていない会社)
名前が知られているとお客さんが安心するから、安心できない会社の方が営業力を磨けると考えた。

(不動産)
BtoBはロジックで何とかなると思い、ロジックではどうにもならない人の感情をBtoCで学びたいと思った。
簡単に買えないものの方が売るのが難しい。

(最長3年)
期限があることで頑張れる。
入った環境に順応して楽しめるタイプなので、辞めて次のステップをちゃんと踏むため。※大学時代は丸4年間同じバイト先で楽しく働いていた。
成長は手段であり、長期間時間を使うべきではない。

軸を「成長」にしてからは、あてはまる会社を複数受けて、受かった中で一番成長できそうな会社を選ぼうと思ってたから、気持ちは楽だった。

「絶対ここだ!」みたいな会社はないと思っている。
内定を取った会社の中で一番いい選択をするのみ。

就職氷河期で、内定は取りにくい環境ではあったけど、幅広く受けることで内定はもらえたし、軸が明確だったからこそ採用されやすくなっていたように思う。

その就活イベントを開催していた人材ベンチャーに転職することになったのは、数年後のことだった。

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ざっくりでしたがいかがでしょうか?

ポイントをまとめると下記です。

【ポイント】
 ①軸を明確にすること
   →働き始めてからも大事になります!
 ②アウトプットとインプットをたくさん行うこと
   →自分自身と社会を知れます!
 ③100点を求める必要はない
   →100点を求めるなら起業しかないと思います!

コロナウイルスで大変だとは思いますが、軸を明確にして、それに近い会社を幅広く受けて、内定をもらった会社の中で一番いい会社を選ぶといいのかなと思います。

コロナウイルスを乗り切って、楽しいビジネスライフを歩みましょう!

#就活 #氷河期 #就職 #コロナ #キャリア #ベンチャー

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