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うさぎ、Hatena Design Hourに参加する。

こんにちは!家の近所にある精米機が先日、物凄い轟音と共に激しく縦揺れしていて生まれて初めて精米機の心配をしました、酒うさぎです。

今回はタイトルにあるイベント、Hatena Design Hour #7に参加したレポート記事です。とっても楽しい会だったのでぜひ皆さんにも知って頂きたいと思います!

Hatena Design Hourとは、はてなブログなどをはじめとしたインターネットサービスを手がける「株式会社はてな」のデザイナーチーム主催のデザイナー向けイベントです。

Hatena Design Hourとは、Webサービスの開発に関わっている、Webサービスに興味がある、そんな、Webサービスが大好きなデザイナーのためのイベントです。このイベントでは、はてなでWebサービスの開発に関わるデザイナーが、自身の関わるプロジェクトからホットなトピックを持ち寄り、デザインの見どころや制作の裏話を、様々な角度からご紹介します。(公式サイトより引用)

東京と京都の会社で開催されているそうなんですが、京都での開催は4年ぶりだったそうです。このイベントを知ったのは、同じデザイナーの先輩が「web漫画の話もするらしいよ」と漫画好きの私に教えてくださったのがきっかけでした。そうして、6月7日、フレックスを使って先輩と一緒に烏丸御池にあるはてなオフィスへお邪魔しました。

お話された内容はこちら。

1【Mackerelチーム】19:00〜
Mackerelのダッシュボードリニューアル
 Mackerelのダッシュボードリニューアルにおけるデザインアプローチについて
・Mackerelのコンテナ用エージェントのキャラクターができるまで 
 Mackerelコンテナエージェントの公開を機に、作成した新キャラクターができるまでの過程

2【はてなブログチーム
Googleオプティマイズで手軽にはじめるグロースハック 〜はてなブログで行ったグロースハック施策紹介〜 
 はてなブログの有料プラン「はてなブログPro」の成長を支えるため、継続的に実施してきたグロースハックについて。Googleオプティマイズを使った手軽なA/Bテスト手法を実例付で解説。

3【マンガチーム(コミックDAYS)】
・Webマンガサービスの運用とデザイン
 複数人デザイナーがいるチーム内でデザイン意図をどう共有していくのか、編集者と一緒に企画から入ってデザインを進めて行く様子について。

・コミックDAYSアプリの新機能開発
どのようにデザインのブラッシュアップに取り組んできたか。新機能開発の難しさや楽しさについて。

【懇親会】21:00〜22:00

正直に申し上げると、Webに関して詳しい知識も持ち合わせていない、デザイナー用語もまだよくわからん状態のひよっこが聞きに行って理解できるんかな〜という不安は若干ありました。
ところがどっこい!
もちろん初めて聞く単語は多かったですが、はてなのデザイナーさんは皆さん、予備知識がなくても「そういうことか」と納得できる非常にわかりやすいプレゼンテーションを用意してくださっていました!また、入社してまもないながらも感じている弊社のデザインチームの課題にリンクできるようなお話も多くあり、吸収するもの盛りだくさんでした。

まず、チームとして参考になると思ったのはプログラム2番の「グロースハック」についてです。恥ずかしながら、そもそもグロースハックって何!?ってなったのでその場で調べました。

グロースハックとは、 ユーザーから得た製品やサービスについてのデータを分析し、改善して マーケティングの課題を解決していく手法です。
『ferret』(https://ferret-plus.com/1053)より引用

ということらしいです。今回はその手法として、Googleオプティマイズを使ったABテストが取り上げられたわけですね。
プレゼンではGoogleオプティマイズがどういうツールなのか、からお話してくださいました。要はABテストを簡単に行える無料ツールです。ただ、このツールも考えなしに使うと不便になったりするので、うまくオプティマイズを活用する方法や、デザイナーはどのように関わっていったのか紹介して頂きました。弊社も過去にABテストを行ったそうで、今後この手法は参考になりそうだね〜というのは先輩談。また、はてなのデザイナーさんは、グロースハック専門のチームを作ることも重要だとお話されていました。誰かにポンと投げても上手くいかない、しっかりやるためには専門チームを作って行うことが大切だそうです。

次に、個人的に参考になったのが1番はじめにあったMackerelチームのキャラクター作成から完成までの過程です。

私も社内でイラスト業務を請け負っていますが、まだこうしたサービスのイメージキャラクターは作ったことがありません。どういう過程で完成まで持っていったのか、かなり詳しく写真や実際のラフを見ながら説明を聞けたので勉強になりました。ひょっとしたらいずれ来るかもしれない仕事のためにも、今後個人的に作品を作ってブラッシュアップするときにも参考にします。
中でも面白いと思ったのは、何案も出して最終的に初期に出ていたキーワードから生まれたキャラクターが採用されたという話。これだけ聞くと「え、今までのはなんやったん?」となりそうですが、担当デザイナーさんは、「今まで作ったやつは無駄ではなく、その過程(初期から練り上げたラフたち)があったから終盤に出たアイデアで決まった」とおっしゃっていました。ちなみに制作期間1ヶ月弱。だいたい1週間のスパンで、
【ブレスト→手を動かす→持ち寄って話し合う→纏まったことを過程を含めて書き残す】を繰り返してできたそうです。この記録を残していたからこそ、初期に出たキーワードに立ち返ることができたんでしょうね。
何事も詳細な記録に残すって大切なことやなあ、と思いました。

最後の懇親会についてですが、美味しい軽食やお酒を飲みながら参加したデザイナーの皆さんと雑談できる楽しい時間でした。新卒ペーペーな私とも楽しく気安くお話してくださる方ばかりで、初めて色んな方と名刺交換もできました。また開催されるならぜひ参加したいと思います。

と、いうことで!私の拙いレポートではイベントの良さを全然伝えられていないと思いますので、皆さんぜひ!次回のHatena Design Hourに参加してみてくださいね!有意義な時間ですよ〜特に私と同じ新卒デザイナーの皆さんには参加してほしいです。実際にお仕事されてるデザイナーさんたちから一度に様々なお話を聞ける機会って、特に地方はあまりないと思いますので。
あと、他の参加者の感想はツイッターで「#hatenadesign」と検索すると見ることができますのでそちらも参考にしてくださいね!

では長くなりましたがこの辺で!『うさぎ、Hatena Design Hourに参加する。』でした〜!



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