見出し画像

ホニャラ旅日記 木曽&飛騨(3章)

【3日目】高山へ!瑛美ちゃんと合流

目覚めて、ノンビリとコーヒーをいただきながら、仕事へ、用事へと出発していく住人を見送る。またそのうちゆっくり、訪れてみたい。
そうそう瑛美ちゃんから連絡あり、今日、高山でお昼に合流することにした。高速バスで向かってくるので、ボチボチ出発しなければ。

ここ贄川から高山へは、安房峠経由のルートと、開田高原経由のルートの二つがある。平湯温泉などの名湯が揃う安房峠ルートも楽しそうだが、安曇野へ行くときに何度も通っている道と被る。なので、今回は久しぶりの通過となる、開田高原ルートをとることに決めた。

少しスーパーに寄り道して、お土産などを購入。昨日、奈良井宿で食べた朴葉餅がうまかったので、それも手に入れる。
天気は良いものの、残念ながら御岳山は雲に隠れて全く望めない。
朝風呂に!と、目をつけていた温泉施設へ。
キャンプ場や保養所などがあり、リゾート施設を思わせる敷地の中にある、案外綺麗な施設だ。
泉質はやはり同じエリアのためか、一昨日の桟温泉と同じような泉質。
露天風呂に誰もいないから、なんでだろう?と思いながら気持ちよく浸かっていたら、アブに襲われたため退散!
そういうことか…

温泉に入るところでなんとなく気づいていたが、確実に高山での瑛美ちゃんとの待ち合わせ時間には遅れそう。(まあいいか)
予想通り、15分ほど遅れて高山着。
駅前で合流し、さあお昼ご飯。
しかし、今日は高山に来る目的の一つ・弱尊はお休み。
なので、一度だけJR時代に食べに来たことがあるハンバーグのお店・洋へ行くことに。
少し高山駅から離れている&ちょいお高めの価格帯ということもあり、リピートすることはなかったが、久しぶりの訪問。
いざ、飛騨牛のハンバーグをいただく!
じゅわりと出てくる肉汁がたまらなくうまい!
瑛美ちゃんも最初、食欲あまりないよ~と言っていたが、これはうまい!とパクパク食べ進む。

大満足で、まずは飛騨古川へ。
久しぶりとなる、東町の古民家へ。ここは昨年夏、おてつたびという旅人と現地の手伝い募集をつなげるシステムを使ったときに、桃狩りのバイトで2週間滞在した場所。
その時は、まだ設備が何も整っていない状態だったが、久しぶりにのぞいてみると見違えるほどにリノベーションされている。
ここに住む管理人のポッキーは、相変わらず・・・というより、前よりもましてポッキーぽくなっている。色黒・ヒョロ長・赤シャツで、あのポッキーをイメージしたコーディネートだったが、ズボンまで赤でそろえてさらにポッキーカラーに。

ここに来たのは、一昨日頂いて、後部座席を犠牲にして鎮座している風呂浴槽を、いったん預かってもらうため。明日に備えてスペースの確保だ。
理由は次の投稿で!
頂くとなったときに、どうやって運ぼうかと思案した結果、ここに預かってもらうことを思いつき、相談したら、快諾をもらったのだ。
ありがとう!ポッキー!

近くの楽しみにしていた、ソフトクリームの直売所は、残念ながら臨時休業。ついでにあいさつしに行こうと、お世話になったフルーツパーク黒内果樹園へと向かう。
途中で、こんなところに?というところに気になる構えの団子屋さんを発見。みたらし団子と五平餅を頼もうとすると、五平餅は時間がかかるとのこと。なら、みたらし団子2本で!と注文すると、
「これやる!!」
と。
「えっ!?????」
一瞬意味が分からず代金を払おうとするも、受け取ろうとしない。
少し焼いてから時間がたってしまい、くっついてしまった団子だから、あげる!とのことらしい。

画像1



まさかの無料で団子ゲット!
瑛美ちゃんもびっくりしておりました。また今度、食べにこよう。(その時はちゃんと買えますように)

昨年夏、ほぼ毎日通った懐かしの農道をかっ飛ばし、黒内果樹園へ。
直売所はやはり閉まっていたが、農園の中に入ってみると、やはり作業していた。組合長だけでなく、昨年お世話になったおばちゃんたちも元気そう。
丁度、桃に袋をかけている作業らしかった。
「クマが来たかと思った(笑)」というブラックジョークなどをかまされつつ、少しおしゃべり…と思ったらいきなり降ってくる雨。
「雨を連れてきたな~!」というイジリを受けつつ、ほどほどに退散。

近くの温泉でノンビリと。漫画コーナーもあり、夫婦そろって鬼滅の刃に取り込まれ、結局3時間ほどだらだらと過ごす。

そして今夜の宿・飛騨高山ゲストハウスとまるへ!

画像3


オーナーの横関さんは、何度もお会いしているものの、実は僕はここに泊まるのが初めて。そのうち行きたいと思っていて、丁度いい機会だった。
因みに瑛美ちゃんは、僕と付き合う前に、岐阜に遊びに来てくれた時に、高山で一泊するときの宿に選んだのだが、チェックインからチェックアウトまで、12時間以上ほぼずっと爆睡する離れ業をやってのけ、ほとんど思い出がないのだとか。
チェックインして、夕食のリサーチ。おすすめを幾つか教えてもらい、ぶらぶらと歩いて夜の高山を歩く。
あんまり遠くにも行きたくないな~と思いつつ、中華にしてみようか!と、Googleではめちゃくちゃ評価が高いこともあり、平安楽に行くことに。
勝手に赤と黄色のバッチリ中華!なお店をイメージしていたものの、探しても全然見当たらない。
あれ?と思いながら、もう一度地図を見ながら引き返すと、あった!

画像2

てかここ?
最初通ったときに、いい感じの和風な居酒屋だな~と思いながら呑気に通り過ぎていたお店でありました。
中に入ると、元気のいいおばちゃんが迎えてくれる。

どこからきたの~?と聞かれ、大野町から…と答えると、「えっ!!行きたいところだ!!」と大興奮。
これには僕らもびっくり!
なにせ、大野町と言っても、岐阜県内の人であっても名前ぐらいは知っている程度。位置関係もあやふやな人が多い。
そしてイメージは・・・特に何もない街であり、わざわざ行くことはないし、行ったこともないという人が多い。(最近、道の駅があることもあり、そこだけは行ったことがあるという人もいるが)
もう大興奮!
オーダーしてある程度食べ進めて、落ち着いたところでも、わざわざ奥からノートを取り出してきて、こんなルートで回りたいけどどうかな?と嬉しそうに話してくれる。
僕も一緒に考えながら、プランを提案。
もともと旅好きで、最近は自転車にはまっているのだとか。
電車にも持ち込めるよう、折り畳みを持っているのだそう。
最初は高山線沿線を走り始め、北は富山まで制覇。
次に行きたいところは…と考えていて、古墳などの史跡もある大野町に白羽の矢が立ったのだそう。
なんとも光栄なこと。
暑さが収まったら行きたいとのことなので、再会できるといいなと思う。

もちろん、中華のお味も最高!
中華料理にありがちな、脂っこさはなく、どれもサッパリした味付けでおいしく頂ける。
地元客向けの店としてやっていたものの、インバウンドで外国人観光客が増加。最初は、店の構えから郷土料理を食べさせるお店と勘違いして入店してというトラブルもあったそうだが、それを機に英語表記を始めたり、ご自身も英語を話すよう勉強。ビーガンにも対応できることもあり、外国人の方から評判のお店になる。
味もそうだろうけど、このおばちゃんのとても気さくなしゃべりが、心地よさの元なのだろうと思う。

またの再会を約束して、退店。高山にまた、お気に入りのお店ができた。

とまるに戻り、少し横関さんとお話し。僕は途中でオンラインイベントの、鉄男の部屋に抜けたりもしたが、楽しい時間を過ごした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?