合流後の「希望の党」の解散時勢力は

衆議院が解散され、465議席を争う衆議院総選挙に突入した。9月25日の記者会見で安倍晋三首相は、自民党と公明党で過半数(233議席)をとることが勝敗ラインと明言した。衆議院の解散前勢力は、自民党と公明党で322議席、民進党は87議席、「希望の党」は12議席。合流後の希望の党でみれば、解散時勢力は99議席。3桁の公認候補を出すとか、議席を獲得するとかというが、そもそも解散時勢力からしてほぼ3桁になる議席を持っているという話ではないか。それより、希望の党を中心とした野党連合が過半数に迫れるか否かこそが、焦点なのだろう。

仮に自民党が単独で過半数が取れなかったとしても、比較第一党に自民党ならば、「憲政の常道」からすれば、自民党中心の連立政権交渉となろう。非自民・非共産で過半数が取れない限り、自民党は与党であり続けるということか?


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