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すべては前倒しにしてこそ意味がある。

個人的にはそう言い切ってもいい思っている。
いつもギリギリって見苦しくありませんか?
僕が前職大変お世話になった先輩は
「見積もりは頂いたその日のうちに回答する」
そのことを信条にしていた。

見積もり依頼者が回答希望日を3日後にしていたとしても
頂いた日に回答していた。
僕も先輩にそのようにしろとは指導されなかったが、真似をした。
明日ではなく、いま
来週ではなく、いま
来年ではなく、いま


後回しにしても相手にはわからない?

いやいや、バレてますよ。
しっかり、伝わっています。
あなたがその仕事を後回しにしたことを。
後回しに処理をすると仮に期間内であったとしても評価は低い。
しかし、前倒しにすると評価は後回しにした時と比較すると断然に跳ね上がる。
まったく同じことをやっているのに、前倒しと後回しで評価は全く違ってくるのです。


仕事を前倒しにするためにはリズム感が大切だ。

仕事が出来る人はリズム感が良い。
仕事の処理、会話のテンポなどリズム感が良い。
スポーツと同様に仕事にもセンスが必要だ。
そのセンスはリズム感で補うことが出来ると考える。
前倒しで仕事を処理する人は仕事のスピードが速いわけではない。
リズム感が良いとは仕事のパートナーと歩幅を合わせる感覚だと思います。

仕事のパートナーがこのタイミングで欲しいなと思っている少し前に回答することができたら相手は『この人は仕事が早い』と評価するでしょう。
それとは逆にそのタイミングが少しでも後になると仮に期限内であったとしても『この人は仕事が遅い』と評価してしまうのです。


リズム感のトレーニング

仕事をする際に『期限』はあります。
『期限』のない仕事などありません、必ずあります。
もし、いま自分が取り組んでいる仕事に期限がないと思っている方は今すぐに期限を決めてください。
その際に自分勝手に『期限』を決めることはしないでください。
必ずその仕事に関わっている人に「この仕事いつまでに終わらせればいいの?」と聞いてください。
これが仕事のリズム感を鍛えるための第1歩なのです。

自分の仕事に関わる人と『期限』の確認をして、その期限の少し前に終了できるように処理するのです。自分が携わっている仕事はひとつだけではないはずです。その数だけ『期限』を確認することで自分の中で仕事のリズムがつかめてくるはずです。

このように考えると先に出た先輩の受けた見積もりはその日に返すという行為は一見素晴らしいと思えますが無駄な行為なのです。
リズム感がある人であれば相手が望んでいる期限の少し前に返信出来れば良いと考えます。そうなると先輩のやっていた行為は自己満足に過ぎないのです。

必要な時に必要なタイミングで届くことがリズム感の良い仕事となるのです。
前倒しと言ってもなんでもかんでも前にすれば良いというものではないのです。
相手の仕事のリズムに合わせることも大事なセンスなのです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


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