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図書館で”人手が足りない”は本当か。

 図書館において、人手不足ってあるのか?と言えば実体験ある身としては

あるといえるし、ないともいえる

んです。なぜかはこれから書いていくわけですが・・・。(笑)

 まず、人手不足と言える状況と言っても割と目立つのは二つ。スナワチ、

物理的な日常業務量が配置してる人とミスマッチ

日常業務以外要求されない限りやらないのがたまってる

だと思いマス。

 これは簡単なことで、後者は単に

ヤル気があって内部の処理方法が確立されているか

なんですよね。だから、ここが杜撰なところほどこういう未処理のイレギュラーな仕事が山積みになってます。

 実際、公共に委託から入った際に某自治体で唖然とする光景を目にしてます。それは、

図書館全体の意識が低いため、日常業務すらおざなり

になっていたこと。具体的に書いてしまうとバレるので伏せますが、私の図書館キャリアの中でもダントツのひどさでしたね。実際、実務責任者として1か月ほどだったと思いますが、あらゆるところと交渉して解消させてもらった。冗談抜きで腰砕けましたよ。(苦笑)

 その後のことは別件になるので本題に戻ると、日常業務がこなせるようになった後は後で違う問題が発生します。それは、

え、そのくらい(の人員)でこなせるの?んじゃもうちょっと頑張れるよね

となってむしろ削減に動かれてしまう事。頑張ると逆に苦しくなるという事態になるので、スタッフも先行きが見えてやろうとしなくなる。これが図書館に限らない負のスパイラルだと思います。

 この点については、私自身がやる気を失ってしまった原因なんですが

創意工夫や効率化を果たしたプロセスを見て評価する体制や環境がない

ことがあります。現場の基本方針が

さぼらず一生懸命頑張ってね

みたいな、曖昧過ぎる方針しかない(に等しい)。評価しよう、というのがあるにせよ

いかにスタッフとうまくやれるか

や、

安くイイ人を雇えるか

といった評価基準であることが多い。この根本原因は

契約を獲ろう、という発想までで止まる

からでもあるでしょうね。だから、

なるべく減らされず、他社に取られない

ことが前提になりますから。

 自治体のケースだと、向こうのメリットって

選択肢が持てること

に尽きます。企業側と仲良くやるにせよ、最終的に決定権は自分たちが担保している訳ですし。だから、どうしても価格競争を強いる形になっていき、そのしわ寄せは人件費に来る。実際、私も公共にいたことがありますのでそういうドロドロとしたトコは分かりましたしね。

 だから仕事の質の向上も全然変わらないし、受託側もアピールしたいから今までしてなかった企画などでアピールしようとする。勝手に変えられると困る、が先方の本音(実際に耳にしたこともある)なので現状維持+アルファがあくまで運営方針。だから大半が変わることがない。

 これにより、仕事の中身と量が変わらず、+アルファでの頑張りが必要になる。年々じり貧になるのはお分かりいただけるかと思いますね。なぜ、若い子が優先になるかって結局こういう環境では

体力勝負

になるからですよ。だから、名ばかり管理職のレベルにまでキャリアが作れないとむしろ待遇が落ちるか、ひっそりとクビになったりする。これが私が見る限り、受託がからむ環境の現実じゃないかな。

 意欲を持つ人が持続しづらい環境なので、仕事も批判されない程度に処理する、が定着してしまう。これにより、冒頭での二つの事態が発生するわけです。私は自分のためにあえて逆らってでも処理する!を選ぶ方だったから、煙たがられる訳ですね…。(笑)

 

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元図書館ギョーカイの人。元職として図書館関連、歴史や経営・組織論、興味の沸いた分野中心に書いてゆきます。現在離職して通教で大学生やってますが、お仕事も募集中です。
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