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図書館環境は、周回遅れしまくってる。

 何かとゆるーい時の流れになりやすい図書館ギョーカイですが、ITに関してもそう。特にスマホ対応についてはまちまちですね。

 個人的には外部アプリからの公共図書館への予約アクセスなどを利用しますが、大学については基本的には独立した感じなので、どうしても良し悪しがハッキリ出てしまう。内部の人間が管理・運営する都合上、知識や実感が無いと遅れてしまうのでしょう。

 実際、光景として見受けられるのが学生がスマホを片手に検索してあちらこちら探すトコ。今更ドカッと検索PCに座ってじっくり検索するなんて、世代が下れば下る程無いでしょうに。なのに、そういう感覚を導入しないままに検索用PCとか、ナンの疑問もなく置いておくのが当たり前みたいにやるんだもんなぁ・・・。

 こういう部分については、昔からむしろ利便性を高めて多数の人たちに目を向けてもらうためにも真っ先に追いかけ続けないといけないトコ。それは一つには長い目で見ると結果的に省力化につながるし、どこをどう管理していけばよいのか、も明確になる。変化も必要になるが、必要な事や他に振り向けられる労力も出てくる。こういう部分については、ドップリ浸かって今の環境に疑問を抱いていない人では、残念ながら無理だと思いマス。

 スマホなど、便利な端末というかツールによってどう環境が変わるのか、変えることでどうなるのか、という踏み込んだトコがほぼ皆無なのは悲しいですな。逆に先進的におおっ!と思うとこがあるなら教えてください!喜んでほぼ皆無!と言ったのを撤回しますから!(笑)

 とまあそういう感じで言わなければならない程、大勢はそうではないと感じるので残念。図書館だから本探しから始まる訳ですが、書店でさえドンドンつぶれているトコへいくら無料だと言っても不便な図書館の環境に変化が乏しければ、今の縮小均衡みたいな状況は変わりません。

 実のところ、この文章書いたのだって二年前。でも、今大学で実際学生として図書館見れるんですが、就職活動時に訪れた時と

全く変わってない

んですよ。(苦笑)

 これで済んでいる現状については、現役時(笑)にさんざん考察しつつどうしたら変えられるのか、よくできるのかをアレコレしてたんで今はなぜ、全く変化ないのかも分かる。まあ、分かるからと言って愛着あるからこうして批判を向けている訳ですけど。

 原因は既にほかのnoteで書いた通りですが、とにかく

仕事内容、待遇、育成、方針、開拓

がキモになります。詳細はマガジン記事の中でそれぞれ言及しているので省きますが、これらが総合的に機能してはじめて図書館の環境が変わっていく。待遇とか一部分言ってても変わらない事だけは間違いないよ。現場にいて、外からも見て、リサーチもした上での意見だからそう簡単に変えません。むしろ建設的に自分の意見を変えさせてくれることを望む位、なんだからね…。

17.9.25作成 19.10.24修正

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