なぜ子ども服のお店なのか〜②無意識編

人間の意識と無意識。

その比率は意識3%、無意識97%、とか言われるようです。

日常の楽しいとか悲しいとか面白いとか嫌だとか、自分が意識出来ている感情は3%しかなく、人間の心はその大部分が無意識で占められている、という心理学的な話。

無意識の力は強大なので、無意識で否定していると、どんなに意識の上で成し遂げたいと思っていても上手くいかない、という話です。

"なぜ子ども服のお店なのか①"
が顕在意識の内容だとしたら、潜在意識はどうなんだろう。

ちょっと向き合うには難しいテーマなのですが、少しずつ考えていきたいと思います。

1、全ての子どもは、存在そのものが自分100%
2、子育て、教育について自分の中に追うべきテーマがある。
3、自分が子どもの頃に習慣のように良くやっていたことは潜在意識に眠っている。

1、100%自分
自分が子どもを産む前までは取り立てて子ども好きというわけでもなく、子ども服をやるなんて夢にも思いませんでした。

が、子どもを産んでからは、自分の子どもだけでなく、他の子どもたちもみんな本気で可愛いのです。

見た目が愛らしい、とかも勿論あるのですが、何処がそんなに心打たれるのかな、と突き詰めると、子どもって

100%自分
❗️

ですよね。特に小さいうちはやりたいからやる、行きたいから行く、喋りたいから喋る。

オトナの忖度とか、皆無です(笑)

中には、成長するにつれ家庭環境などから空気を読んでしまう子もいると思いますが、(これはめちゃくちゃ大事なポイントなので又後日に)
基本、子どもは本能のままです。

そこが最大の魅力。

今この瞬間を最大限に楽しんだり悲しんだり怒ったりする姿は人間本来の姿を思い出させてくれるような、幸せな気持ちになります。

2、子育てについてのテーマ
自分が育ってきた中で、子育て、教育に関する思いのようなものが常に傍らにありました。

子どもが出来てからは本もたくさん読みましたが、インプットばかりでアウトプットする機会もあまりなく、(苦手だから💦)
これが良い機会なので、もやりとした意識の塊を少しずつ紐解いて行きたいと思っています。


そしてこれは、ファッションである子ども服の仕事とは別個に考えていました。 なんか畑の違う、別物のような気がしていたのです。

でも、実は根っこは一緒なんじゃないかと思うようになってきたのです。

どういう子ども服の仕事をするにせよ、どんな店にしたいのか、何を表現したいのかを考えていくと、私の根っこの子育てに関する想いがベースになっていくはずなのでした。

潜在意識に眠っている心の声を顕在意識に上げてあげる作業、これが大切なんだなと思います。

3、子どもの頃に当たり前のようにやっていたこと
これはみなさん、なんですか?

これが今も昔も変わらないと言う人は、本来の自分を真っ直ぐに偽りなく生きている人なんだなと思います。

私はよーくよーく思い帰すと、女の子の絵をひたすら描いてました。

暇あればなんか描き、勉強するようになってからも合間にノートの隅に書いて後で消したりしていました。

なんだか小学校高学年の頃には、友達数人に欲しいと言われてメモに絵を描いてあげていたような記憶もあります。

今は全く描きません。

というか、絵なんて描けない人だと思っていました。中学からは美術の成績なんかも至って普通で絵を描くことが好きという感覚も特にありませんでした。

人から上手いと言われる絵では無いのだと思いますが、とにかくめっちゃ鉛筆だけでひたすら描いていたので、中学生の時に一度だけ美術の先生に、君はデッサンが上手いね、と一言だけ言われた事を覚えています。(色を塗るとダメということなんですけど😅)

そんなことを思い出しながら、何となく描いてみたのがプロフィール画像の女の子です。
多分30年以上ぶりなんじゃないかと思います。

すると、手が感覚を覚えてるんですよ❗️


フリルやギャザー、スカートの広がる感じ。

あの頃描いていた感覚が甦ってくる気がしました。

何か子どもの頃に夢中だったこと、息を吸うようにフツーにやっていたこと、それを思い出してみると大切な何かに気付けるかもしれません。

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