素晴らしきゲーム音楽の世界[28]ライトニングリターンズ ファイナルファンタジーXIII
今回はプレイステーション3で発売された『ライトニングリターンズ ファイナルファンタジーXIII』(以下LRFFXIII)のゲーム音楽についてお話します。
略字がスーファミのコマンドみたいに見えますね。
2013年に発売された本作は『ファイナルファンタジーXIII』『ファイナルファンタジーXIII-2』に続く続編。つまりFFXIIIは3部作なんです。
だったら『ファイナルファンタジーXIII-3』でよくない? というツッコミはお控えください。主人公ライトニングの物語が完結することを強調するためのタイトルだそうです。
普通に3とつけるよりもカッコいいので、自分に意義はありません。
本作は13日後に終末を迎える世界を巡り、人々の魂を救うことが目的です。ゲーム内の時間はイベントのほか、移動や戦闘によって刻一刻と流れる。適当に動くとあっという間に終末がやってきて、ゲームが終わります。
スタート時はたった数日で世界が滅びる状態なので、魂の救済で得られる特別な力を使い、余命を伸ばしながら活動する。
ここまで読んでお察しの通り、シリーズ中でもかなり尖ったシステムです。
戦うのは主人公ひとりで仲間はいません。これも歴代FFのバトルではかなり珍しい。攻撃と回復を単独でこなすため、いろいろ考えて行動を決めなければならない。バトルはアクションゲームに近いかも。
主人公はウェアと呼ばれる衣装を着替えることで、様々な能力や攻撃が出来るようになります。FFシリーズでいうジョブシステムとお考えください。80種類以上あり、一着ごとにカスタマイズできるので戦略も広がります。
歴代作品に比べると敷居は高いですが、ゲームの仕組みを理解すれば結構楽しめる作品だと思います。
お気に入りの音楽は戦闘BGMのひとつである『クリムゾンブリッツ』
は主人公ライトニングを象徴するようなタイトルです。バイオリンの調べが、美しく凛とした立ち振る舞いを体現しているようでぴったりの曲。
YouTube-クリムゾンブリッツ歌詞◆ライトニングリターンズ戦闘曲FF13閃光◆Crimson Blitz song Lyrics Blinded By Light : Lightning Returns より
ハードの性能が向上すると音楽の質も上がるので、ゲームはヘッドフォンで音楽を聴きながら楽しむようになりました。
昔はテレビからそのまま流れてくる音質で充分でしたが、よりゲームの世界に浸るなら音楽もしっかり味わいたいですから。
FFシリーズは11、12、14、15以外は一通りプレイしています。新しい作品に触れていないあたり、年齢を感じますね。
持っていないシリーズのサウンドトラックも買おうとは欲しいとは思っています。ただ最近はアレクサに言えば流してくれるので……いい世の中になったもんですよ。
3DSで発売されている『シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール』でもほとんどの曲を聞くことができるので、結構満たされています。
FFシリーズで所持しているサントラは今回で全部です。次は何の音楽にしようかな。
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