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素晴らしきゲーム音楽の世界[19]雷電V Director's Cut

今回はPS4とswitchで発売されている『雷電V Director's Cut』のゲーム音楽についてお話します。

先日PS Storeで購入してプレイしたのですが、BGMに感銘を受けたので急遽取り上げました。サウンドトラックは持っていないので、実際のプレイ画面を交えながらつづります。

本作は戦闘機を操り、敵を撃ち落としていくシューティングゲーム(以下STG)兵器を汚染し暴走させる謎の存在「クリスタル」を倒すべく、戦闘機ファイティング・サンダーによる殲滅作戦が始まる――こんな内容です。

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操縦する機体と武装を選択したらゲームスタート。被弾などでシールドゲージ(耐久力)が減少し、0になるとゲームオーバーです。一発喰らったら終了ではないので生存確率は高いです。

敵の撃墜率などでストーリーが分岐し、異なるエンディングを迎えるため何度もプレイしたくなります。

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さらにゲーム中は常に母艦内の通信が音声つきで流れます。これが物語を演出し臨場感をあおる激アツのシナリオ。終始会話が流れるSTGは他にないと思います。

初心者にも優しい難易度設定や、兵器を指定されての時間内ボス撃墜ミッションなど、満足度の高い作品に仕上がっています。

自分はSTGというジャンルが好きで、これまでもいろいろな作品をプレイしてきました。そのうえで本作は特に印象深いBGMです。

他のジャンルでもそうですが、ゲーム中に流れる音楽は基本的にループ――終わると最初に戻って流れ続けます。

ところが本作は曲がループせず、一つの曲として流れる。さらに各ステージの展開に合わせるような緩急がつけられ、プレイヤーはゲームに酔いしれるのです。もうアドレナリンはじゃぶじゃぶ状態。

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ストーリー性の高い音楽。採用されているのはシンフォニック・ロックと呼ばれるジャンルで、クラシックとロックを融合させたものだそうです。簡単に言うと最高に盛り上がる曲調。

素晴らしいBGMを手掛けたのは、ファンとして絶大な信頼を置いている制作会社ベイシスケイプの工藤吉三さん。自分が本作を購入するきっかけも「音楽ベイシスケイプなの!? じゃあ絶対BGMいいじゃん!」でした。

ゲームクリア後は大満足で買ってよかった一作。やっぱりSTGは最高だな!

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サントラは単品で発売されていません。しかし本作の限定版パッケージに作中BGMが全曲収録されたCDが付属しているので、手に入れるにはこちら買うしかありません。めちゃめちゃほしい!

ゲーム自体もすごく楽しいので、ゲーム実況でプレイしたいなと考えています。出来上がった際にはnoteでも宣伝させていただくので、よろしければご覧くださいませ。

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