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UI・UX

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#デザイン

UIデザイナーに必要なのは、決定力のあるデザインを作る能力

UIデザイナーに必要なのは、決定力のあるデザインを作る能力

※過去ブログからの移転

最近、デザイナーに求められるスキルが多くて何を学べば良いかわからなくなってきた。と言う声を聞くようになってきた。

流行りの記事のいくつかに目を通すと、デザイナーは「経営者と対等に話せるコミュニケーション能力、ビジネスセンスを保有していて、イケてるグラフィックを作り、コードまでかけないといけない」らしい。

スキルを多く保有している方が望ましいのは間違いない。

ただ、現

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UXの社内勉強会で私が伝えたかった2つのこと

UXの社内勉強会で私が伝えたかった2つのこと

UXの社内勉強会をしようと思ったのは、あるお客様に以下のようなことを言われたからだ。

「ベイジさんでは全員がユーザー目線で考えてるんですよね?」

会社の現状を包み隠さず言えば、私たちの会社は「全員がユーザー目線」とは言い難い。ベイジは全員がディレクター、デザイナー、エンジニアなどの専門領域を持った制作者集団であるが、長年受託の制作会社で働いていた者も多いが故に、制作者目線、開発者目線、受託者目

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慣れるUIをつくる 事例編

慣れるUIをつくる 事例編

前回のおさらい「慣れを生むデザイン」は難易度が高いですが、慣れによる体験を無視することは出来ません。

ユーザーが触るものを作るデザイナーであれば、慣れるUIを作ることやそのためのデザイン方針について考えを巡らせる必要があります。

前回は、このUIに慣れてもらうためのデザイン方針の1つとして、「寛容さ」を提案しました。

目次 4. 世界で最も使われているカラシニコフの話5. カラシニコフの教

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慣れるUIをつくる 理論編

慣れるUIをつくる 理論編

「良いUIって何だろう?」という話題の中で、“直感的なUI” や “問題解決するUI”、“コンセプトを訴求するUI” などと一緒にほぼ確実に上がるものがあります。

それは「慣れたUI」です。

ほとんどのUIにおいて、インターフェースへの慣れはユーザーにとっての(少なくとも一時的には)大きな体験要素です。

サイトやアプリをリニューアルすると一週間くらいは離脱率が上がってしまうのがその証左です。

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