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2021.8.11 今週のメインイベント米CPIに注目!

Ken:連休明けの東京は日経の買いが先行し一時28100円を回復、連れてドル円・クロス円は底堅く推移、高値110.40lvlをヒット。7月豪NAB企業景況感指数が悪化し豪ドル売りが優勢、0.7315lvlまで。麻生財務相が今新たに経済対策や補正予算の編成は行っていないと発言、日経が200円超下落し、クロス円が連れて失速、豪円は80.70lvlまで下落、ただ東京引けにかけて上海・ハンセン指数の買い戻しが活発し下値を80.90lvlに切り上げて終了。ドル円は円買い・ドル買いに挟まれ110.30台で膠着。欧米時間、8月独ZEWが予想を大幅に下回りユーロ売りが先行、また米上院がインフラ投資法案を可決したことで、米10年金利が1.35%台に上昇しドル買いが優勢になったこともあり一時1.1710lvlまで下落。一方法案可決は原油を含めコモディティ価格にはポジティブ要因、資源国通貨は買いが優勢、豪ドルは一時0.7355lvlまで上昇。ドル円は米長期金利上昇に連れて110.60lvlの高値をヒット。株価は米上院可決で景気敏感株中心に買いが優勢になりダウ・S&P500とも最高値更新、ナスダックは長期金利上昇を嫌気して終始マイナス圏。原油は景気回復期待から買いが優勢、一時69ドル手前まで上昇。
ポジションは、豪円・豪NZショート、ユーロショートキープ。

BOSS:結論から言うと「素直なドル買い」が正解でした。
まず、「米香港領事館:米企業に香港を立ち退くよう提案」との報道に関し、米国務省が反論~上海・ハンセンが反発…また、米上院がインフラ投資計画を可決等々、米金利上昇を促し、株式市場に良いNews連発となりました。
ポジション:超極小英円は時間足雲上を突破しカット。
欧円:独ZEWが弱かった欧円は辛うじて時間足雲中stayで極小欧円ショートは残ってます。

Ken:さて本日は、7月米CPI、米10年債入札に注目です。
今週のメインイベントの米CPI、予想がコアで前年比4.3%と依然ハードルは高く、また原油の下落もあり下振れのリスクも大きいと思われます。良ければ早期テーパリング期待から長期金利上昇・ドル買いが優勢になると想定。
戦略:ユーロショート(1.1825) 豪円ショート(82.05) 豪NZショート(1.1650)
・ユーロは日足陰線継続、3末の安値1.1700をブレイクするかに注目。上値はレジスタンス日足基準線・転換線1.1809、21日線1.1806、時間足雲1.1755-88となります。
・豪円は日足転換線80.77を一瞬ブレイクしたものの、コモディティ価格上昇で結局日足陽線、21日線81.05を上抜け、MACDもゴールデンクロスと強さをアピール。ただ横ばいだった基準線が81.60に下落し、200日線も81.67とある事、また昨日の原油の70ドルupperは重いと想定しショートをキープ。
・ドル円は見方は昨日と同じ、買い回転ではあるものの、21日線が横ばいでの110円台でのロングはできず様子見。21日線109.93、時間足雲110.20-00がサポート。日足雲上限110.73がレジスタンス、ただこの雲上限が明日には110.50に下落するので本日の終値には注目。上値をキャップそれとも上抜け?

BOSS:今夜のCPIは注目ですね。予想が高く、予想比弱く出た時の金利動向には注目です。
そして、10年債入札…こちらも気になります。テーパリングを控え、Fly to Quality(質への逃避)となるのか、逆に金利上昇懸念から軟調となるのか…!?
戦略: Eur$: ECBが超長期緩和姿勢を示して以来、軟調地合いが継続してます。週足で見ると分かりやすいですが、1.1700levはネックラインとなり、ここをクリアに抜けるとダブルトップを形成。理論的には550/650pts=1.1150/1.1050程度までの下落が期待出来ます。
Gbp$: 一旦英円ショートカットしたものの、「歴史は繰り返す」シリーズでの極小ショートを月足雲上@1.3960をクリアに抜ける1.4s/lで再構築。
ドル円: 昨日Kenも指摘してましたが、お盆前後の円高基調期待してます。極小欧円ショートの円部分を外したい!
今後の日米金利差推移にはよりますが、現状のドル円は買いたい人が満足に買えてない状況かと思われ、仮に「素直なドル買い相場」が続けば年初来高値更新もあるかと思います。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:\(^^)/

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