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2021/5/7 米雇用統計はドル円ロングで!

Buy usdjpy at 109.00-108.80 with sl 108.45

Ken:GW明けの日経は大幅高、一時600円超える上昇、クロス円はこの動きにつれ高、豪円は一時84.80まで。ただ中国当局が豪州との戦略対話メカニズム全て無期限停止と発表すると、84.25lvlまで下落。ドル円は円売り、ドル買いの動きが優勢の中底堅く推移し高値109.43lvlまで。欧州時間、3月ユーロ圏小売売上高が予想を上回るとユーロ買いが先行、時間外の米10年金利が低下してることも相まって一時1.2060lvlまで上昇、ドル円はユーロに連れて109.10lvlまで上値を切り下げる展開。BOEは金融政策を据え置くと発表したことでポンドが1.3860lvlまで下落、ただホールデン委員が国債買い入れ規模縮小を主張したこと、資産買い入れファシリティの中で国債買い入れペースが鈍化する可能性を示唆したことで、一転して1.3940lvlまで上昇。その後BOE総裁の早期テーパリングの決定に否定的なコメント出したことで再び1.38台後半に失速。NY時間、前週分の米新規失業保険申請件数が減少しドル買いが優勢になりドル円は109.40lvlまで上昇、ただナスダックを中心に米株が売り先行、米長期金利が再び低下し始めるとあっさり109.00lvlに上値を切り下げる。ユーロはこのドル売りとユーロ円の売りに挟まれ1.20ミドルで膠着。その後、株価は景気変動の影響が大きい金融株、個人消費関連株の買いが優勢、また引けにかけては長期金利が安定していることもありグロース株の上昇が加速し、結果3指数ともプラスで終了、ダウは史上最高値を更新。この株価の上昇にクロス円は堅調地合いをキープ、豪円は84.95lvl、カナダ円89.85lvlと高値引け。
ポジションはドル円、ユーロ円、豪円ロングキープ。

BOSS:注目した英国中銀は拍子抜け~一応hawkishとの評価は得た模様ですが…
No.1hawkである加中銀は忙しくなるのか!? 先月、先陣を切って緩和撤退を始め、通貨が強くなってる最中、カナダの輸出top3であるオイル、鉄鉱石、すずが絶好調。特に鉄鉱石は過去最高値、すずは10年振りとなる1㌧3万ドルで取引されている模様!! 通貨的には2017年の安値が1.2060levであり、すぐそこです。因みに、資源高に連れ高となってるCadですが、その資源価格に関して、「コロナ後を睨んだ買い殺到なるも、行き過ぎ」との意見もあり、Cadに関しては、鉄鉱石、すず等資源価格にも要注意となります。
ポジション:ドル円: やはり109.30+/-20銭(正確には中心値109.20)を抜け出せず、レンジに終始し、不参加でした。

Ken:さて本日ですが、4月中国財新サービス部門PMI、4月米雇用統計に注目です。
米新規失業保険申請件数の大幅な改善が今夜の雇用統計への期待を高めています。素直にグッドナンバーなら株高、金利高となり、ドル円、クロス円にはサポートになると想定しております。
ただ週末の波乱要因としてスコットランド地方選挙があります。結果次第ではリスクオフの展開も考えられるため、引けにかけてポジション縮小を検討。
戦略:ドル円ロング(108.40)、ユーロ円ロング(130.78)、豪円ロング(83.45)
ドル円は日足で前日の高値を更新できず陰線とパットしませんが、現状雲上限109.05lvlがサポートしてます。また転換線108.87、上向きに変わりそうな21日線108.77、上昇中の4時間足の雲108.80-40が次のサポートになります。来週月曜日には日足雲上限が109.18lvlまで上がるので、NYクローズレベルが雲の上で終了することを期待。現状時間足のラインは109.20-30でレジストしてます。109.50が上値のキーレベルは変わらず。
ユーロ円は日足で長い陽線登場で下落打ち止め感出てきました。基準線130.96、21日線130.81がサポート、slを130.78まで引き上げます。上値は先週の高値132.35lvlまで特に注目levelはなし。
豪円は中国ネタで売られる場面ありましたが、株価、コモディティ価格の支えもあり日足陽線で堅調。転換線84.47、基準線84.02、21日線84.11順調に上昇しサポートしてます。時間足のラインも84.50-70に集中しサポート要因。slレベルを83.78に引き上げます。直近高値85.00、85.45がブレイクすると、上値モメンタム拡大です。

BOSS:米雇用統計ですが、気になる話を耳にしました。週初発表となった米ISM製造業指数が予想比低く出たのは、「不足する半導体、及び労働力逼迫が相まって満足に製造出来ていないから」と言うのは昨日申し上げた通り。米国でのコロナ死亡者は14万人を数え、度重なるロックダウン等による廃業等で早期リタイアした人も相当数おり、これらの人々が労働市場から退場した可能性が高いとの事。要は、ISMでも露呈した通り「労働市場は逼迫」、「退場者続出」で労働参加率はコロナ前には戻らないため、「失業率低下、労働賃金上昇」が今後のトレンドとなる説。本日のNFPに関しても、失業率、特に労働賃金にも注目です。
戦略:ドル円: 大きな指標前にポジションを取る事を好まない性分ですが、本日は強いNFP→金利上昇に賭けロング回転としたいと思います。ここから買い下がり、8時間基準@108.67をクリアに抜ける様ならカットします。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:頑張りましょう!


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