2022/7/5 リスク回避の動きは終わったのか?

Ken:週明けのマーケットは、日米株価指数先物が軟調でクロス円の売りが先行、ユーロ円140.63lvl・豪円91.60lvlまで下落、連れてドル円は輸出企業のドル売りもあり134.80割れまで。5月豪住宅建設許可件数がマイナス予想から大幅に上振れしたことで豪円は92.00を回復、東京引けに向けてショートカバーが更に進み92円ミドルまで上昇、連れてドル円も135.50lvlまで。
欧米時間、アジア時間軟調だったダウ先物の買い戻しが先行、連れて豪円主導でクロス円の上げでスタート。一部報道でバイデン米大統領が今週中にも中国の関税引き下げを発表する可能性ありと報じられると、リスクオンムードが高まり、株・原油が上昇、豪円は上げ幅を更に拡大し一時93.30lvlまで。ドル円はこの円売りの流れに連れて一時135.77lvlの高値をヒット。ユーロは欧州長期金利の上昇から買いが先行、ユーロ円の買いも手伝い1.0463lvlまで上昇するものの、買い一巡後は、この日発表された5月独貿易収支が10億ユーロの赤字になる等(31年ぶり)、ユーロ圏のスタグフレーション懸念が重しになり、上値を1.0420割れに切り下げた。
通貨強弱(24時間):豪ドル>カナダ>NZドル>ポンド>米ドル>ユーロ>スイス>円
ポジションは、バイデンニュース前に予定していたlevel(92.60-90)で豪円をショート(油断してました)ドル円ショートは一部134円台で縮小、コアキープ。

BOSS:米独立記念日なので、のんびり相場を想定してましたが、思いの外動きました。
ポジション:ドル円: 朝イチの下げで、予定通り134.80手前でコアを含めショートを減らしました。その後の上昇では時間雲手前の135midで売り…良くない事は重々承知の上でs/lポイントを時間雲抜け(135.77)から2時間雲抜けに変更し、まだ持ってます…

Ken:さて本日ですが、6月中国財新サービス部門PMI、RBA理事会、6月仏・独・ユーロ圏・英サービス部門PMI改定値、5月米製造業新規受注となります。
昨日は米国が独立記念日で休場、参加者が少ない中、リスクオンムードが高まり円売りが優勢になりましたが、この動きが続くのか、米国株価動向に注目です。またRBA理事会は50bp利上げがコンセンサス、声明文で積極的な利上げ姿勢が示されるのか注目。利上げを受けた豪州株・長期金利がどう動くのか、個人的には景気後退への警戒から売りの可能性が高いのではと思ってますが…
戦略:ドル円ショート【136.25】豪円ショート【94.05】
・ドル円は、小幅レンジながら21日線(本日135.00)に支えられ日足で陽線、また4時間足雲(135.50-134.10)を上抜けてしまい、現在はサポート要因に。現状時間足雲中ですが、上抜け(135.77)すると更なるショートカバーの展開もあります。現状のショートは135.85越えで縮小し、米国市場待ちとします。
・豪円は日足で先週金曜日の下髭がサインだったのか、反発色が強かったですが転換線で上値を止められています。6月高値96.88からのトレンドラインが93.85lvl、21日線93.97に位置することから94.05にslを置いてRBA理事会待ち。短期では時間足雲92.85-23がサポート要因になりそうです。株価が強ければ撤退予定。 

BOSS:昨日は、バイデン大統領の「中国関税引き下げ」説がリスクオンを演出しました。為替トレーダーと話すと、「豪円は案件なのか、特殊玉で大きな買いが出てた可能性有り」との事でした。
戦略:ドル円: インフレ→金利高→景気後退懸念→リスクオフ(株安)と日銀の緩やかな政策変更から来る、大きめの円安調整を妄想してます。
そんな中、昨日、独立記念日ながら、ドル円が時間雲下(135.40/50)から雲上(135.80lev)迄上昇したのは想定外でした。てっきり、135midでcapされて戻ってくると思ってました..
結果、禁じ手ではありますが、s/lレベルを変更。
RBA後の豪円の動きに注目しつつ、2時間雲抜けでコアを含め一旦様子見としたいと思います。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:頑張りましょう(^o^)

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