見出し画像

2021/1/5 円売り全開続くのか?

Ken:前日の海外市場の流れを引き継ぎ、リスクオンでスタート。日経は500円超の大幅高・時間外米10年金利は1.63%台で堅調、ドル円はクロス円と共に買いが優勢になり、直近高値の115.52をブレイクし一時115.80lvlまで、ユーロ円130.90lvl、ポンド円156.00lvl、豪円83.55lvlまで上昇。12月中国財新製造業PMIは予想を上回るものの、相場への直接的な影響は無し。
欧米時間、堅調な欧州株式市場に加え、時間外の米10年金利が1.68%台まで上値を拡大したことで、ドル円は節目の116円をあっさりブレイクし116.35lvlまで上昇。ユーロはDXYの上昇に連れて売りが優勢になるものの、ユーロ円の買いが下値をサポートし1.12後半で膠着。ポンドは12月英製造業PMI改定値が上昇修正、オミクロン株感染拡大でもロックダウン回避を発表を受け、対ドル・対ユーロ・対円で買いが優勢になりポンド高トレンドを加速させた。
NY参入後、12月米ISM製造業は予想を下回るとドル売りが優勢になりドル円は一時116円割れに下落、ユーロも1.1310lvlまで上昇。クロス円はリスクオン地合いで総じて堅調さをキープ、ユーロ円131.45lvl、豪円は87.15lvl、ポンド円157.43lvlに到達、ただナスダックの下落を嫌気し上昇幅を縮小。
株価は、米長期金利の上昇を受け金融株を中心にバリュー株の買いが優勢になりダウ上昇に貢献、一方でハイテク系は売りでナスダックが下落。
原油は、OPECプラスで現状の増産ペースを2月も維持すると発表、売り買い交錯するものの77ドル近辺で終了し底堅さを維持。
ポジションは、予定通りドル円のショートを115.55でカットし一旦SQ、クールダウンナイトとしました。

BOSS:米国長期金利の上昇が止まりませんね。ダウは連日の高値更新ですが、ナスダックは耐えきれず下落。
金利上昇時における株価上昇がどこまで続くのか見ものです。
ポジションは欧円売り上がり予定でしたが、日経を筆頭に株式市場が好調過ぎるので売らず~逆にドル円を極小ですが115.50抜けで購入。急な戦略変更となりました。
極小ユーロショートと極小ドル円ロングとなってます。

Ken:さて本日ですが、12月ユーロ圏サービス部門PMI改定値、12月米ADP、FOMC議事要旨となります。
昨日は一応リスクオンの円売り全開という事ですか、でもナスダックが下落は気になりますし、またドル円の上昇はスピード違反に思われます。インフレを意識し米利上げは年3回がコンセンサス、QTの期待も高まり米長期金利の上昇が止まらず、本当に、債券ポジション調整の一環では?と個人的にはまだ思ってますが…いずれにしても本日のFOMC議事要旨でのタカ派スタンスの度合いに注目が集まります。QTなどへの言及があればドル高加速となるでしょうが、その場合は株下落でドル円の上値は限定的と推測。タカ派スタンスのハードルは高そう~
戦略:116円ではドル円ショート目線。
・ドル円は日足で長い陽線、11月の高値115.52を上抜けしヘッド&ショルダーの可能性を崩し、逆に変形Wシェイプを形成し強い・強い。ブレイクlevelだった115.50、日足転換線115.32がサポートとして意識され買い目線が順張り、ただRSI・ストキャスティクスとも買われ過ぎサインのままなので調整には要注意。短期では21時間線116.00がサポートラインになりますが、MACDが高いレベルでデッドクロスしておりこれまた調整の可能性あり。本日はナスダックの下落から日本株も緩む可能性高いと推測し、116円台ではショート目線で行く予定。

他のカレンシーでの強いビューがないため、本日はチャートサーフィン・アイディア探しをします。

BOSS:年末からここまで急ピッチで米金利は上昇し、ドル円も追随。確かに「スピード違反」状態。
QTへの言及あれば織り込まれてないので、スピード違反継続もありとなります。
ただ、今晩のFOMC議事録~週末の雇用統計とイベント盛り沢山となっており、短期的には利食いが出てもおかしくないかなと思います。
また、過去の経験から言うと~直近新高値で戻ってきた東京市場はドル売りから~と言うのが鉄則でした。輸出企業の売りや、投資家のヘッジが見られました。既にヘッジ比率が高い様ならこれらのフローも限定的となるでしょうが、多少なりとも押しは有ると思います。
戦略:ドル円: 極小ロングは一旦ヤメ。SQとします。
Eur: こちらも一旦ヤメてKen同様次の一手探しをしたいと思います。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:^ ^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?