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2021/6/18 米長期金利下落でもドル高持続なのは何故?ドルロング継続!

Ken:時間外の米10年金利1.58%台で推移し、ドル買い地合い継続、ドル円110.80lvl、ユーロ1.1985lvlをヒット。1-3月期NZGDPが予想比上振れでNZが反発0.7100まで、RBA総裁のハト派なコメントで豪ドル0.7600割れをテストするも、良好な豪雇用統計で買いに反転0.7745lvlまで上昇。この資源国通貨買いにドル円は110.60lvlまで緩む展開。また日経の一時400円程の下落がクロス円の上値を重くしドル円の下押しに貢献。欧州時間、レーンECB専務理事のPEPP終了についての議論は不要、時期尚早とのコメントにユーロ売りで反応し1.19ミドル割れに、連れてドル円は上値追いをするものの、東京時間の高値を更新できず失速。NY時間、米経済指標の予想比悪い結果を受け、長期金利の大幅な低下が鮮明になり、相関性の高いドル円が下落、一時110.17lvlの安値を付ける。原油・金を中心にコモディティ価格が下落したことで、リスクオフのクロス円の売りが優勢になったことで、ユーロ、豪ドルは下げ足を加速、1.1900、0.75ミドル割れに。ユーロ円は直近高値から3円程の調整下落となり日足雲に突入、昨年11月末以来サポートラインとして機能し上昇に貢献してきた週足の転換線131.85lvlを遂にブレイク。株価は利上げ観測が高まり景気敏感株の売りが優勢になりダウの下落に貢献、長期金利が下落したことでナスダックはプラスとまちまちの展開。原油・金はFOMCの結果を受けドルが大きく上昇したことで下落を加速させる展開。
ポジションは、NZGDP・豪雇用統計後に豪ドル、NZドルのショートを構築し、NY引けで利確。ユーロショートはキープです。

BOSS:債券は昨日妄想した通り、金余りを反映し、落ち着いた転換となりました。株価もダウは若干下落も、NASDAQは上昇。
為替界では、結果としてクロス円下落相場となりました…
ポジション:Aud$: Ken指摘の通りの好結果に売りゾーン(0.7630/50)まで上昇!! ショート構築。0.7570levと今朝0.7550でSQ。
Gbp$: 売りゾーン (1.4020/60)まで届かず。どうしてもショートを持ちたかったので、1.3980/00で極小ショート。週足最強サポート55週移動平均線@1.3920手前でSQ。
ドル円: 全くの想定外…買いゾーンを110.30/50にセットするも、朝方の底堅い動きを見て110.60/70でロング構築。その後のクロス円の下げに違和感を抱きながらも、当初設定した買いゾーンを無視して110.45で一旦カットしました。

Ken:さて本日ですが、BOJ金融政策決定会合、5月英小売売上高となります。
米長期金利の低下にはびっくり、FOMC直後の上昇を全て吐き出す展開。ただ為替はドル円以外はドル買いが継続。コモディティ価格が下落したことが大きいと思われます。ドル買いからクロス円の下落にマーケットのメインドライバーがシフトしてるように思われますので、本日の株価動向には要注意です。基本下目線ですが、ダウは今週ずっと下げており週末前のポジション調整に巻き込まれないように。
戦略:ユーロショート(1.2130)
・ドル円は日足で上昇3役上昇揃い踏みですが、高値更新の大きな陰線を作り、モメンタムが減少。時間足のラインが110.30-50に集中し上値を重くしそうですあ。ただ基本ドル上目線は継続、日足転換線が110.01にあるので株価が大きく下落しなければ、ロング構築を検討、SLは21日線の下109.50割れにセット。
・ユーロは日足下落3役揃い踏み継続。200日線1.1995・日足の雲も一気にブレイクし本日は雲下限1.1945lvlがレジスタンスに。Slを200日線越まで引き下げます。週足の雲上限1.1835lvlがターゲットに。株価に連れてユーロ円の動向には要注意。特に週足転換線131.85lvlを復活したらショートには嫌な感じ。
・豪ドルもきれいな下落パターンですが200日線0.7550lvl手前でショートは利確。3月末安値0.7530lvlをブレイクすると、更なる下落の可能性あります。上値は時間足基準線、21時間線のある0.7580-90がレジスタンス、日足転換線0.7657がその次に。ただ週末前で安値近辺でのショートは避けたので本日は様子見します。

BOSS:明日土曜日がいきなり休日となった模様です。奴隷解放記念日~トランプ政権時代に広がった人権問題を少しでも緩和させたいとの思いでしょうか。ともかく、連邦政府職員は振替休日を取れとの事で、FOMCで疲れた相場も閑散とするのでしょうか…!?
米国10年金利が1.5levまで下がってます。これ以上大きな下げは想定しておりません。
戦略:ドル円: 110.20/109.90は買いゾーンの様にも見えるのですが、強烈なクロス円の売りを浴びせかけられており、悩ましい。そもそも、ドル円の売りとクロス円の下げが解せておらず、基本は様子見したいと思います。
Gbp&Aud: 大きな要因のあった週の金曜日~海外で起こりがちな展開は、①利食い先行で反転。1/3~1/2程度戻してclose。②動きが加速し、手が出ないレベルまで持っていかれる…
今回の場合、米国金利と株式市場が落ち着いており、自信は無いですが①を支持…
一旦こちらも様子見します。
金利や株式市場に動きがあればその限りではありません。

Ken:了解です。では本日も頑張ります♪

BOSS:良い週末を!


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